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風間俊介とMEGUMIがW主演! 足立紳原作・脚本・監督作「それでも俺は、妻としたい」2024/11/22 06:00

風間俊介とMEGUMIがW主演! 足立紳原作・脚本・監督作「それでも俺は、妻としたい」

 テレビ大阪・BSテレ東では、2025年1月11日より真夜中ドラマ枠で「それでも俺は、妻としたい」(⼟曜深夜0:55。BSテレ東では深夜0:00)を放送することを発表した。W主演として風間俊介MEGUMIが夫婦役で出演。連続テレビ小説「ブギウギ」(2023年)で脚本を担当した足立紳氏がつづった同名小説を原作に、足立氏自身が脚本を手がけ、監督も務める。

 足立氏はこの物語について「これは妻としたい夫と、夫としたくない妻の話です。夫は仕事もうまくいかず発達障がいの息子ともうまく付き合えず、他人の成功には嫉妬し、口を開けば言い訳と文句と愚痴ばかりです。つまり限りなく僕に近い人間です」と説明。そして、「そんな夫を演じてくださった風間俊介さんには感謝しかありません。ありがとうございました。そしてそんな夫と結婚してしまい、別れる踏ん切りもつかず夫を口汚く罵倒する言葉ばかり研ぎ澄まされてしまった妻、限りなく僕の妻に近い妻を演じてくださったMEGUMIさんにも感謝しかありません。ありがとうございました」とW主演を務める二人に感謝を送る。

 風間とMEGUMIが演じる、限りなく自身に近い夫婦の姿を見て、「こんな夫婦を演じていただいていいのだろうか…? この夫婦はドラマにする価値があるのだろうか…? と背中に冷や汗をかき逃げ出したくなることもありました」と振り返る。しかし、「お二人が必死にこの夫婦に愛らしさ、たくましさ、セコさ、見苦しさなどなど言い尽くせないほどの人間味を与えてくださり、僕はものすごく勇気づけられました。こんな夫婦でもしょうがねえなと許してもらえる世の中になればいいなと励まされました」としみじみ。そして、「視聴者の皆さまがこのドラマをご覧になったとき、どうか不快にならず、僕同様に励まされ勇気づけられることを切に願っております」と思いを明らかにした。

 風間が演じる、足立氏に限りなく近い男・柳田豪太は売れない脚本家。収入もなく、浮気するような勇気もなければ風俗に行くような金もない42歳は、その性欲を処理するためには妻・チカとするしかないのだが、彼女にそのお願いすることが空よりも高いハードルとなっている。

風間俊介とMEGUMIがW主演! 足立紳原作・脚本・監督作「それでも俺は、妻としたい」

 豪太を演じる風間は、「昔から、物語に出てくる人はヒーローではなく、どこか弱さや情けなさがあるキャラクターが好きでした。格好良さではなく、格好悪さがキャラクターの魅力を引き出し、輝かせると思っています」と懐の広さを見せ、「今回演じさせてもらった豪太は弱さや情けなさの究極系です。ここまで見せて良いの? と思うほどむき出しです。時に見てくださる方々から『ちゃんとしろ!』とお叱りを受けるかもしれません。でも、ここまでむき出しなキャラクターを放っておけなくなってくださったらうれしいです」と期待を込めた。そして、そんな作品を「現場でそんな豪太を放っておかず見守ってくれたMEGUMIさん、監督、スタッフのみんなと作り上げた作品、皆さんも見守ってくれたら、うれしいです」という思いで世に送り出すことを明かした。

 一方、MUGUMIが務めるチカは、脚本家とは名ばかりの収入がない夫に代わり、日中働いている。不登校気味の息子・太郎の面倒を見ている豪太を「当たり前だろうが」と一蹴し、あの手この手を使ってセックスしようと奮闘する彼をとことん罵倒する。

風間俊介とMEGUMIがW主演! 足立紳原作・脚本・監督作「それでも俺は、妻としたい」

 そんな妻を演じるMEGUMIは、「百円の恋」(2014年)や「喜劇 愛妻物語」(20年)など、足立氏が手がけた作品のファンだったと言う。今回、足立氏が手がける作品に参加することとなり、「台本を読んでみて、夫婦の会話が生々しく笑えて最高だなぁという感想と同時に、彼らがお互いと向き合い続け、関係性が変化し成長するプロセスに泣けました」と感想を述べる。「チカは自分の人生に後悔とコンプレックスを持っている人。とあることをキッカケにソレを手放して変化していく。そんな成長に共感しましたし、泣けました。大好きな女性でした」と、自身が演じたチカに心を動かされたと語る。

 そして、「撮影中、風間俊介くんには本当に支えていたきました。素晴らしい才能と、底知れぬパワーがある素晴らしい俳優さんです。このドラマは夫婦の再起の物語です。とにかく夫婦の会話が面白いので、笑って見ていただきつつも、必死に自分の達の夫婦の形を見つけようとする2人の姿が素晴らしいです」と、見どころをアピールした。

風間俊介とMEGUMIがW主演! 足立紳原作・脚本・監督作「それでも俺は、妻としたい」

 とことんあきれて、笑って泣ける、リアリティーたっぷりの“究極の夫婦愛”の行方をお楽しみに。


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