佐藤大樹&太田駿静&後藤威尊らが「栞ちゃん 心の声を聞かせてよ」で森香澄にメロメロ!?2024/11/21 07:00
テレビ朝日系では、12月13日に、一夜限りの“禁断の新感覚ドラマ”「栞ちゃん 心の声を聞かせてよ」(午後11:15。一部地域を除く)を放送する。
本作は、今年3月末まで放送作家・脚本家として第一線で活躍していた鈴木おさむが現役時代に執筆し、温存していたという幻の企画。主人公の栞を演じるのは、かれんなビジュアル&あざとかわいい言動で“令和のあざと女王”との呼び声高い森香澄だ。この作品がなぜ“禁断の新感覚ドラマ”と呼ばれるのかというと、まったく同じ映像のショートドラマが2度流れるという斬新な構成だから。
まずは、心温まる物語に見える“表”編。その後、同じ映像に主人公の心の声を入れた“裏”編が放送される。すると、“表”編では分からなかった「そんなことを考えていたのか!」という驚きや、「あの表情はそういう意味だったのね!」と、視聴者は同じ映像を見ているにも関わらず、2度目で真逆といえる結末を目撃することになるというわけだ。
そんな作品で、森の相手役を務める男性キャスト陣がこのたび発表された。
第1話で、主人公の栞(森)と2年間交際中の清隆を演じるのは、佐藤大樹(FANTASTICS)。パフォーマーとしての活躍のみならず、鈴木おさむが手がけたドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」(2024年)に出演するなど、俳優としても躍進中の佐藤は、「『さすが鈴木おさむさん!』と言わんばかりの面白い企画で、二つ返事でお受けしました」とこの企画に飛びついたと言う。
佐藤が演じる清隆は、交際2年のお祝いで栞と観覧車デートをする際、浮かない顔で「話がある」と言い始め…。まさかの別れ話と思いきや、【裏】では驚きの展開が。そんなストーリー展開を佐藤は、「『女性は普段こんなことを考えながら男性と関わっていたのか!』と考えるとゾクッとしますが…女性の視聴者の方はあながち間違っていないな、むしろ共感できるなと思う部分も多くあると思いますし、とても笑える作品です」と解説。「パターンの違う3種類のドラマで、【表】のストーリーでは森さん演じる栞ちゃんは『どんなことを考えているんだろう!?』と想像しながらこのドラマを楽しんでもらいたいです!」と本作の楽しみ方を伝える。
ちなみに、佐藤は森に対して「いま日本中の方が森さんに夢中になる理由が1日で分かった気がします」というほど、彼女の気配りに感激したという。
第2話で栞のお相手となるのは、広告代理店の後輩・湊。演じる太田駿静(OCTPATH)は「鈴木おさむ先生が引退前に書かれた大切な作品に出演させていただき、大変光栄です!」と本作への出演を喜ぶも、「最初にお話をいただいた時は僕で大丈夫かな…と不安がありました」と緊張も感じていたそう。しかし、「同時に高揚感もあり、必ず湊を全うしてやろうと強く思いました!」とポジティブさ全開で役を引き受けたと語る。
“禁断の新感覚ドラマ”の内容については「台本を初めて読ませていただいた時は『なんて斬新なんだっ!』と思いつつ、どこかキャッチーでもあり、クスクス笑ってしまいました」という感想を抱き、「栞ちゃんの心の声は、もしかしたらそこの貴方にも共通する部分があるかも…? 毎話変わっていく内容にも注目です! 絶対見てね!」とアピールする。
太田の森への印象は「真っすぐで人当たりも柔らかく、気軽にお話しをさせていただきました。現場にいやすい雰囲気も作っていただき、役に集中することができました」と感謝の気持ちでいっぱいだとか。
第3話では、栞と飲み会で出会って3カ月…という東が登場。この役は“INIの王子様”こと後藤威尊が演じる。御曹司の東に狙いを定めた栞は、食事をした帰り道、彼を自宅に誘うが…。【表】では“あざと女”栞の作戦どおり関係が進展するものの、【裏】では宅飲みする2人にまさかの悲劇が巻き起こり…!?
後藤は「台本には、ドラマの流れと同じく前半に【表】のストーリー、後半の【裏】に心の声が入ったストーリーが書かれていました。実際に読んでみると、【表】では良い感じの会話なのに、【裏】では『その言葉ってそういう意味なの!?』と驚かされることが多くて面白かったです」と物語の展開を楽しんでいた様子。撮影では「晩ご飯を食べて(栞と)2人で歩いて帰るシーンで、森さんが毎回アドリブで食べた料理名を変えられていたことがすごく印象に残っています。僕も即興でその料理の感想を考えなくてはならなかったので、楽しくもありドキドキハラハラもあり、かなり即興力を鍛えられた気がします」と試練(!?)があったことを楽しそうに振り返る。
続けて、「【表】のストーリーと【裏】のストーリーを見て、『そんなこと考えていたの?』『その言葉ってそんな意味だったの?』と驚く人がいたり、ひょっとしたら逆に共感できる人もいるのかなと思います。まったく同じ映像でも全然違って見えるので、そこを楽しんでもらえたらうれしいです」と本作の見どころを紹介。
森の印象について後藤は「テレビで見る一面しか知らなかったので、正直…あざとい、計算高そうなイメージが強かったです」と笑う。実際は「とてもラフに接してくださいましたし、スタッフの方々とも楽しく話されていて、現場は良い雰囲気でした」とガラリとイメージが変わったと明かす。森と2人でアドリブ演技にも挑んだといい、「楽しくもあり、ドキドキハラハラもあり、かなり即興力を鍛えられた気がします」と、自信をのぞかせた冒頭のシーンに注目だ。
また、2話で、栞と湊のパワハラ上司・力山健二を丸山智己が演じることも発表された。むちゃぶり三昧で部下たちに圧をかけ、残業や休日出勤を余儀なくさせるとんでもないパワハラ部長の力山。そんな部長がが突然会社を辞めることになり、栞ら部下たちは彼の最終出社日に、サプライズを準備するのだが…。
数々の作品でいぶし銀の演技を見せる丸山は、「『恐ろしい企画を考えるものだなあ』と感じました。われわれの世代としては、とても身につまされる内容」と本作の本質に震える。その一方で「主演が森香澄さんということで、いろんな意味でドキドキしました」とにっこり。実際に森と芝居をして「“女優さんにはない女子っぽさ”にひそかに何度もドキッとさせられていた」と言う。
そして、パワハラ上司の顛末は…。「40代以上の方は、もはや教材だと思って見ていただければと思います」との予告を送った。そんな丸山の“怪演”に、部下役となった太田は「午後の撮影という眠気に襲われる時間帯ではありましたが、丸山さんのすさまじい演技のおかげで出演者全員パワー全開でお芝居できました。撮影現場から森さん、丸山さんと東京タワーを見られたのも思い出です」と撮影を振り返っていた。
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