香取慎吾の義弟役に志尊淳! 「日本一の最低男」で初のシングルファーザー役に2024/11/21

フジテレビ系で2025年1月期に放送される、香取慎吾主演の木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(木曜午後10:00。開始日未定)に志尊淳が出演することが分かった。
香取が11年ぶりにフジテレビ制作の連ドラで主演を務めることでも話題の本作は、選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟とその子どもたちと暮らすことになった大森一平(香取)が主人公の完全オリジナル作品だ。
このたび、志尊が演じるのは一平の義弟・小原正助。志尊にとって父親役は初挑戦で、香取とは初共演となる。「(香取さんは)レジェンドです。小さい頃から今もなお輝き続けている姿をテレビ越しでずっと見ていたので、ご一緒できることは今回このドラマをやりたいと思えた理由の一つです」と香取との共演が出演を決めた大きな動機だったと語る。香取との初対面では「『志尊淳だ!』と言っていただき、不思議な気持ちになりました」と明かし、「現場でも香取さんの背中を見て、この座長についていきたいと常に思える、太陽のような存在です」と敬意を表した。
志尊が演じる正助は、保育士として働きながら、亡き妻の連れ子である娘のひまりと息子・朝陽を育てるシングルファーザー。どんなつらいことがあっても家族の前では明るく振る舞う、心優しい人物だ。義理の兄・一平とは妻が他界するまでほとんど関わりがなかったが、仕事と育児・家事の両立に限界を感じ始めて同居することに。しかし、一平とは価値観が異なり、衝突することも…。
正助という役に挑むにあたり、志尊は「日々戦う人たちの代弁者として多大な責任があり、演じることへの不安もありましたが、自分自身30歳になる節目のタイミングで挑戦したい作品だと思うことができました」と意気込みを語った。また、「とにかく2人の愛すべき子どもに『この人がパパでよかった』と思ってもらえるように、正助というキャラクターを演じています。パパとして良いところだけではなく、ダメなところも愛してもらえる、なんでも相談できる、そして戦っている背中を子どもたちにしっかり見てもらえるパパでいたいなと思っています」と役への熱意を明かした。
さらに本作の見どころについて、「僕が演じる正助は、仕事と育児の両立に悩むシングルファーザーです。日々の暮らしの中で抱く悩み、葛藤、試練、そして子どもたちとの絆。家族にはいろいろな形がありますが、愛だけでは乗り越えられないと言われる問題にも必死に家族全員でぶつかっていく姿を見ていただけたらうれしいです」と真摯(しんし)に答えた。
志尊の起用について、フジテレビドラマ制作部の北野拓プロデューサーは、「とにかく一度お会いしたい」と志尊サイドに連絡したという。北野Pと会った印象について志尊は「作品に対する思い、このドラマを今届ける意味など、並々ならぬ思いを聞き、北野さん率いるチームと一緒に作っていきたいと強く思いました」と振り返る。
北野Pも「志尊さんとはクランクイン前から役柄に関して何度もディスカッションを重ねると共に、初の父親役のため、子役とも時間をかけて関係性を築いていただき、この作品に懸ける並々ならぬ情熱を感じています」と信頼を寄せている。そして、「志尊淳さん演じる保育士でシングルファーザーの正助は、香取さん演じる最低男の一平とは真逆の価値観で、自身の社会的成功よりも子どもや他者のケアを最優先に生きています。心優しく、我慢強い若者が不安を抱えながらでないと生きていけない今の日本社会に、正助というキャラクターの変化を通じて、一石を投じたいと思っています」とメッセージを届けることを約束した。
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