上白石萌音×高杉真宙、将棋と法廷の異色コラボ! 「法廷のドラゴン」1月17日放送決定2024/11/19 07:00
テレビ東京系では、2025年1月17日からドラマ9枠で「法廷のドラゴン」(金曜午後9:00)を放送を発表した。上白石萌音を主演に、高杉真宙の共演で送る、将棋×リーガルドラマが開廷する。
戸田山雅司氏による完全オリジナル脚本による本作は、初のプロの女性棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した主人公・天童竜美(上白石)が、存続の危機に瀕する弁護士事務所で若き所長・歩田虎太郎(高杉)とともに奔走する姿を描く。事件を得意の将棋になぞらえて解決するという、これまでにはない斬新な発想が持ち味のリーガルドラマだ。
百手先も読めるのに空気を読まない新米弁護士の竜美は、歩田法律事務所に所属する新米弁護士。父親は判事だが、真っすぐ弁護士を目指したわけではなく、もともとは将棋のプロの道を志していた。しかしある出来事をきっかけに弁護士の道を選ぶ。普段は眼鏡をかけているが、ここぞという場面では眼鏡を外して和装で法廷に臨むという一風変わった弁護士だ。
この設定に上白石自身も「“将棋×法廷”という珍しい掛け合わせに無性に心が躍り、キャストの方が決まるたびに興奮が募りました」と興味津々。そして、脚本を読んだ感想として「緩急の効いた表情豊かな脚本を、それぞれの方のお声で脳内再生しながら、将棋と法律の勉強を面白く進めながら撮影が始まるのを待ちわびていました」と語る。
棋士を目指していた竜美のことは「大好きなものと折り合いをつけなければいけない瞬間は誰の人生にも訪れると思います。悩み傷つきながらも自分らしいやり方を模索する竜美は、たくましく、まぶしく、時に危なっかしくて、とても面白い人です。周りの人に恵まれながら“勝ち”を真っすぐに目指す姿勢に多くの学びをもらいました。皆さまに愛していただけるとうれしいです」と、愛すべき面白い人物だと紹介する。
上白石自身は将棋も法律もゼロからのスタートだったといい、「素晴らしいチームのもと、みんなで難しいセリフやシーンに挑み続け、一歩一歩を積み重ねた日々でした。私は将棋も法律も今ではどちらも大好きです」と今ではとりこになっていると言う。そして、「その魅力が視聴者の皆さんにも伝わるドラマになっていると思います。さらなる続報を、そして放送を、楽しみにお待ちいただけるとうれしいです!」と意気込みを見せた。
一方、竜美とバディを組むことになる弁護士で、「歩田法律事務所」の所長を務める虎太郎は、二手先も読めない優しすぎる若手所長弁護士。演じる高杉は「依頼人ファーストだけど、どこか少し頼りない所長の虎太郎先生がいとおしくて仕方がないです。たくさんの人に助けられながら頑張る姿を想像して台本を読んでいたので、その姿を表現できていたらうれしいです」と虎太郎の魅力にすっかりハマっている様子。
そんな高杉が弁護士を演じるのは今回が初めてで、「弁護士役をいつか演じてみたいと思っていたので、ついに! という気持ちと共に自分に演じられるのか不安な気持ちでした」と喜びとプレッシャーの両方を感じていたそう。それもそのはず、「弁護士用語も多く出てくる中に、将棋の解説も含まれる台本を読んだのは人生で初めてでした」と、ほかに例のない台本だったから無理もない。しかし「ただ難しい話ではなく、面白要素も散りばめられており、読むのが楽しかったです」とエンタメ作品としての醍醐味(だいごみ)がたっぷり詰まった作品であることを強調した。
本作の見どころを高杉は「弁護士ものと聞いて、難しいのではと感じたり、将棋のことが分からないと思って構えてしまう方もいるかもしれませんが、皆さんのことを置いていかないよう僕らも劇中で説明しております! コメディー要素もあり、キャストも豪華な方ばかりですので、皆さん楽しみにお待ちいただければと思います」と紹介。誰にでも分かりやすい説明を交えた、楽しく見てもらえる作品であることを約束する。
制作担当の濱谷晃一プロデューサーは、企画の経緯を「女性棋士について調べてみたら、プロの女性棋士がいまだかつて存在しないこと、そして、プロ棋士の道が非常に険しく、あまたの天才たちがその夢半ばに挫折していく世界に震えました」と説明。その上で「初の女性棋士誕生を目前に消えた主人公、その再出発を描く物語」への制作意欲が沸いたと話す。
上白石のキャスティングについては「和装のたたずまい、まさに適役とはこのこと。彼女は将棋に慣れるために、舞台のロンドン公演に将棋の駒を持っていくほどこの役に愛情を注いでくれています。普段は物静かな竜美が勝負師としてスイッチが入る振れ幅が魅力的で、法廷に和装で臨むユニークな主人公に上白石さんが命を吹き込んでくれました」と話し、その熱意に感謝を述べた。
また、「高杉真宙さんをはじめ、とてもとてもとても素晴らしい共演陣がそろいました! さらに、日本のミステリードラマ界を背負ってきた戸田山さん(脚本=戸田山雅司)と、新鋭・堀江貴大監督の手腕で、想像の上をいく将棋法廷戦略も大きな見どころです」と、共演の高杉をはじめ、実力派スタッフにも期待をかける。
父親の事務所を受け継いだ、歩田法律事務所・所長の歩田虎太郎(高杉)。抱える弁護士の人数も多かった時代を経て、今や所属の弁護士は虎太郎一人に。ある日、裁判所で出会った不審な女性・天童竜美(上白石)が突然封筒を渡してくる。その「封じ手」と書かれた封筒の中には、判決の結果を予測した内容が書かれており、それは見事に的中していた。弁護士経験はないが、先を読む彼女の力を買った虎太郎とパラリーガルの乾利江は、竜美を弁護士として試験的に採用することに。将棋をやっていたという竜美は、事件を将棋の定跡になぞらえて解決に導く!?
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬(1月・2月・3月)にスタートする連続ドラマを曜日別で特集!
大河ドラマ「べらぼう」、奈緒×松田龍平W主演「東京サラダボウル」、黒木華や佐藤大樹らが出演する「風のふく島」、山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」のほか、深夜ドラマやBS放送の新着ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポート情報などを順次公開!
【2024年秋】TVドラマガイド
2024年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で大特集!
朝ドラ「おむすび」、月9「嘘解きレトリック」、柳楽優弥×坂東龍汰「ライオンの隠れ家」、松本若菜×田中圭×深澤辰哉「わたしの宝物」、菊池風磨主演「私たちが恋する理由」、現代版「若草物語」や「ザ・トラベルナース」など注目作のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆