高橋大輔「SUITS OF THE YEAR 2024」の授賞式で二宮和也とのコラボに意欲満々!?2024/11/13 23:30
今年で7回目となる、「SUITS OF THE YEAR 2024」の授賞式が11月13日に都内で開かれ、各部門から選出された二宮和也、高橋大輔、山崎貴氏、髙野由美子氏、須藤海氏が授賞式に出席した。
毎年、その時代にあったコンセプトをもとに、各分野で輝かしい功績をあげた話題の人物を選出する本アワードの2024年のテーマは「五感を刺激する」。今年は、「ビジネス」「イノベーション」「スポーツ」「アート&カルチャー」の4部門から受賞者が選出された。
授賞式では、まずは、企業価値の向上や経営革新、新商品やサービス開発で顕著な功績を挙げた人物にフォーカスした「ビジネス部門」から株式会社オリエンタルランド代表取締役会長(兼)CEOの髙野由美子氏とNature Architects株式会社代表取締役CEOの須藤海氏が登壇。髙野氏は、約44年間にわたる東京ディズニーリゾートへの深い愛情と、新たな挑戦で「夢の国」を磨き続ける情熱が称賛されたことに対し、「このような素晴らしい賞をいただき大変光栄に存じます。本当にチャレンジの一年でございました。今回の受賞を励みとしてこれからも情熱を持ってチャレンジを続け、皆さまに喜んでいただきたい」とお礼をさらなる躍進を誓った。
また、須藤氏は、製造業のパートナーとなって、快適で心地よいものづくりを支援する技術力と豊かな発想が評価され、「素晴らしい賞をいただき大変光栄に思っております。普段は展示会では会社のTシャツ、作業着と安全靴を着て製造の現場に入ることが多いが、仕立てたスーツに身を包むとビジネス部門に恥じない仕事を、しっかりとしようという気持ちになります」とスピーチした。
続いて登壇したのは、新しい技術やアイデアで社会に変革をもたらす取り組みを続ける人物にフォーカスをした「イノベーション部門」で受賞した映画「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)や映画「ゴジラ-1.0」(23年)を手掛けた映画監督の山崎貴氏。誰も見たことのない世界を創造する革新的なアイデアと演出力が評価され、受賞に至っている。受賞の知らせを聞いてうれしくて周りに自慢してしまったという山崎は「今年ゴジラに結構いろんな風景を見せてもらった。本当にゴジラありがとう」とゴジラに対して感謝の気持ちを述べ、「最近新作を作るということも発表したが、またゴジラと一緒にここに来れたらいいな」と希望を話す。
さらに、「スポーツ部門」からはプロフィギュアスケーターの高橋大輔氏が受賞。スケート男子シングルの五輪メダリストでありながら、アイスダンスでも世界的実績を挙げ、現役引退後はアイスショーの出演・プロデュースで活躍、また25年夏公開の映画の出演も予定している。そんな高橋の人の心を揺さぶる表現を追求し続ける姿勢が受賞の決め手となった。高橋は晴れやかな表情で登壇。「引退して一年ちょっとたつんですけど、こんな時期にこんなすてきな賞をいただけるなんて思っていなかった。本当に僕自身、引退してからチャレンジをするとは思っていなかったのですが、こうやって評価していただいてこれからもますます挑戦していきたいです」とコメント。これからの挑戦については「もっともっと、いろんな世界に足を伸ばしたいなと強く思っている。アイスショーをプロデュースするということをやってみて、エンターテインメントの世界を好きなんだなって。40手前なので、まだまだ自分の可能性を見つけられたらな」と今後の意気込みを語った。
そして芸術・文化・エンターテインメントを通じて世の中に感動を与える人物にフォーカスした「アート&カルチャー部門」からは俳優の二宮和也が受賞。その理由は、国内外の映画やドラマでの演技力はもちろん、SNSなどを駆使してファンの裾野を広げる情報発信の可能性を模索し続ける“探求心”だった。二宮は、「このような大変素晴らしい賞をいただきありがとうございます。この一年間初めてのことが多くて思考錯誤しながら過ごした一年だった。このような賞をいただき、うれしいです。また来年もこの賞をいただけるような、そんな貪欲な気持ちで仕事をしていきたい」と前を見据えた。そんな二宮は自身の仕事のスタイルを「自分が楽しいと思っているものを楽しんで、その姿を見て皆さんに楽しんでもらえることが僕が伝えやすい形だと思っています」と明かした。
トークショーでは、受賞者らが自身の「五感」にまつわるエピソードについてトークをすることに。
山崎氏はゴジラを撮影した時に意識した点について触れ「ゴジラが怖く見えるようにすごく近くまで寄せて撮影した。CGなので撮影じゃないんですけど、できるだけディテールがよく見えるようにして、本当にいるんじゃないかっていうふうに制作しました」と潜在意識に訴えたと説明。
二宮は自身が表現する時に工夫していることに関して「ちょっと身勝手な感じかもしれないけど、最終的には見てくださる方々に委ねる」と話した上で、自分なりのゴジラの見方について激白。「監督のゴジラは怖いものですけど、音をちょっと奪うと悲しく見える。五感を一つ奪うだけでまた違った表現が自分に届くのは面白い現象だなと思った」と話すと、山崎氏は感心した様子で「ちょっと今感動している。やっぱり感性のするどい人はそういう何か別のものをみる。やっぱり僕らもレイヤーのある表現をしたいんですよ。例えば二宮くんが言ってくれたみたいに」と感激の様子。
今回の受賞式はまさに分野の異なる人物らが集合しているともいえ、質疑応答では取材陣から今後のコラボについても質問が寄せられた。そんな中で、「得意分野で二宮を使うとしたらどんなふうに使いたいか」という話になり、高野氏は「なんでもしてみたい」、須藤氏は「普段自動車会社と一緒に車の設計に携わっているので、車に乗ってかっこいい姿を見せてほしい」、山崎氏は「なんでもできると思う。いいやつ、悪いやつ。全部できると思うので一緒にできる仕事があれば一緒にしたい。前々から注目していたので、何があっても断らないでほしい」という回答が出た。そんな中で高橋からは「俳優さんがスケートするショーをやっているんですね。氷の上で滑ってお芝居してっていうのをやっているので。練習も一緒にしてぜひやっていただきたいな」と一番現実的で具体的な提案が飛び出した。
会見は、最後に山崎氏が「本当に五感を大切にしていらっしゃる方たちが今日ここに集まったということが本当に素晴らしいことだなと思いますし、とても良いテーマの賞だったのではないかと思います」と締めくくった。なお、授賞式は、昨年同様、会場に観客を招き、オンライン配信と合わせてハイブリッド形式で開催。受賞者たちはそれぞれの個性に合わせたコーディネートで会場を沸かせた。
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