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「相続探偵」主演は赤楚衛二! 初挑戦の探偵役で相続問題に挑む!2024/11/12

「相続探偵」主演は赤楚衛二! 初挑戦の探偵役で相続問題に挑む!

 日本テレビ系で2025年1月期より、新⼟ドラ9「相続探偵」(土曜後9:00。開始日未定)が放送されることは既報の通り。このたび、主人公の灰江七生役を赤楚衛二が務めることが発表された。

 本作は「イブニング」(講談社)で2021年から連載されている同名漫画のドラマ版。漫画の原作は「SPEC」シリーズ(TBS系)で知られる脚本家・西荻弓絵氏で、作画を美しい描写が特徴の幾田羊氏が作画を手掛けている。ドラマ化にあたり、西荻自らが脚本を執筆し、漫画では気になる形で終わっていた主人公たちの物語がドラマオリジナルで展開される。

 島ノ江衣未プロデューサーは、「今回は原作者でもある西荻先生にドラマの脚本も書いていただけることとなり、漫画では気になる形で終わっていた物語の続きが見られる…胸熱…! と、原作ファンの一人として高まる思いです。この作品の魅力の一つが、主人公の相続探偵・灰江七生のキャラクターです。ひょうひょうとしていてつかみどころがない。でも絶対にブレないのは『故人の遺志を尊重すること』。灰江のその強い信念と力強い言葉の数々に毎話心が震えること間違いなしです。そして、なぜ灰江がこんなにも亡くなった方の遺志を大事にするのか? その背景もこの物語の大きな見どころとなっています」と、ドラマ版の見どころを熱く語る。

 「灰江相続調査事務所」を営む灰江は、遺産相続専門の探偵。元はエリート弁護士だったが、ある理由で弁護士会を追われた。コーヒーオタクで考えごとをするときはコーヒー豆をそのままバリバリ食べるといった一風変わった男。そんな個性的なキャラクターの灰江を演じる赤楚は、日テレドラマで二度目の主演。今回発表された灰江のビジュアルでは、漫画版の主人公・灰江の姿を見事に表現しているが、島ノ江プロデューサーも「ビジュアル撮影の際、灰江がここにいる! と思うくらいそっくりで驚きました」と絶賛する。

「相続探偵」主演は赤楚衛二! 初挑戦の探偵役で相続問題に挑む!

 初の探偵役となる赤楚は、「灰江七生は、元エリート弁護士でありながら、少しワケありの過去を持つ遺産相続専門の探偵です。彼はひょうひょうとした雰囲気ながらも非常に頭が切れ、難解な相続問題を鮮やかに解決していく魅力的なキャラクターです。灰江の独特な動きや個性的な仕草がとても印象的で、彼ならではの個性や癖を表現できるよう心掛けています」と演じる灰江の個性を分析する。

 遺産相続専門というピンポイントの案件を扱う探偵を描く原作を読み、「相続問題は人が生きていく中で誰もが一度は向き合うテーマ」だと感じたという赤楚。「これまで“遺産相続”と聞くとどうしても争いや不幸といったネガティブなイメージが強かったのですが、この作品では、主人公たちが遺言書に込められた故人の思いを丁寧にひもといていくことで、亡くなった方、残された人々がそれぞれの幸せを見つけられているように感じました」と話す。また、灰江は「死人に口なし」という言葉が大嫌い。そんな彼が紡ぐ物語には「心に染みるシーンがたくさんあった」そうで「特に心に響いたのは、”遺言書って、愛する人に出す最後の手紙だから”というメッセージです。この言葉にはグッと共感しました」と物語に心を揺さぶられたことを明かす。

 本作のドラマとしての核は「遺産相続のトラブルや謎を解き明かす探偵を主人公にしたミステリー作品」であることだといい、「主人公が相続にまつわるさまざまな問題や隠された謎に挑み、遺言書に込めた故人の思いを明らかにしていく展開が物語の見どころ」と捉えている赤楚。漫画とは異なるドラマオリジナルの展開があることについては「漫画では描かれなかった主人公の過去にも迫り、物語が進むにつれて灰江七生の人物像が明かされていきます。共感できるところもたくさんあると思いますので、遺言書に秘められた思いを探りながら楽しんでください」とメッセージにその自身の思いを込めた。

 漫画原作を手掛け、ドラマ版の脚本も書き下ろす西荻氏は「『相続探偵』というタイトルに心ひかれて編集部の方々と積み上げて来た原作です。幾田羊先生の漫画がすてきに愛らしく、おかげさまでこのたび、ドラマ化の運びとなりました。当初から自ら脚本を書きたいというひそかな野望がありまして、それがかなった次第です」と、自身の希望が実現したことを喜ぶ。「生の灰江、朝永、令子の不思議と愉快なチーム感は楽しみですし、毎回のゲストも素晴らしい方々にご出演いただけるようで、感謝に震える思いです。漫画原作の時からお世話になっている法律監修の川崎先生、心温かいドラマスタッフの皆さんと一緒に知恵を絞りつつ、人生百年時代、大相続時代に相応しいユニークなエンタメをお届けしたいと、目下奮闘中です!」と意気込みを語る。

 漫画の作画を担当した幾田氏は、ドラマ化にあたり、「故人の遺志というのは、法的な決まりを考えなければ、歪曲(わいきょく)や無視することも可能なか弱い存在で、それをすくい上げなんとしてでも守ろうとする灰江は一見そうは見えずともヒーローだなと思っています。そんな彼らにまたこうして会えること、漫画で描かれなかった部分をようやく見ることができるかも…?」という面も含め、とても楽しみにしております」と期待を表した。

 島ノ江プロデューサーが「“相続問題”に特化するという、今までになかった新しい切り口で様々な事件を描く痛快ヒューマンミステリー。個性豊かなキャラクターの掛け合いと爽快感あふれる謎解きがとにかく面白い作品です」と力を込める本作。いつか必ず誰もが直面するテーマに、赤楚演じる灰江がどう立ち向かうのか、期待が高まる。


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