「無能の鷹」主演・菜々緒と塩野瑛久が大号泣のクランクアップ！ サプライズに感動2024/11/10
テレビ朝日系金曜ナイトドラマ「無能の鷹」（金曜午後11：15。一部地域を除く）の座長として現場を率い続けた鷹野ツメ子役・菜々緒、無能新人・鷹野の珍相棒・鶸田道人を演じた塩野瑛久）が、大号泣のクランクアップを迎えた。
主演の菜々緒が、外見は有能そのものだが、実際は想像を絶するほどの無能ぶりを発揮する鷹野を演じる本作は、女性コミック誌「Kiss」で連載中のはんざき朝未氏の同名人気コミックスが原作の超・脱力系お仕事コメディー。
クランクアップ当日は、すでに撮影を終えていた営業部のメンバーである井浦新、工藤阿須加、さとうほなみがサプライズで駆け付け、現場は歓声に包まれた。撮影のない日にも関わらず、「現場と一緒にオールアップを迎えたい」「菜々緒＆塩野を祝いたい」とそれぞれ別々に突然現場を訪れた3人に、キャストスタッフだけでなく、駆け付けた本人たち同士もびっくり。
TALON営業部のセット内で、スタッフから「鶸田道人役、塩野瑛久さんオールアップです！」と声が掛かると、雉谷耕太役の工藤が花束を持ってサプライズ登場。ざらめの主題歌「まずは今日から」が流れる中、熱いハグと握手が交わされ、塩野の涙腺は崩壊。涙を抑えきれない塩野は「グっときちゃう…ざらめさんの曲もずるい（笑）」と泣き笑いに。
続けて「『無能の鷹』は共演者の皆さんにも恵まれて、すごく楽しい現場でした。内容も面白いし、第1話から話題にもなり、本当にすてきな作品に巡り合えました。座長である菜々緒さんも、本当に良く引っ張って行ってくれました。ありがとうございます」と菜々緒をねぎらい、「明日から（鶸田の役作りである）猫背にならなくて済むんですね（笑）。あぁ…オールアップでこんなに泣いたのは初めてです。それくらい楽しい現場でした、ありがとうございました！」と自身の思わぬ涙に驚きながら頭を下げた塩野は、温かい拍手に包まれながら、涙でぐしゃぐしゃの状態でオールアップを迎えた。
そんな塩野以上に大号泣となったのが菜々緒。鵜飼朱音役のさとうから大きな花束を手渡されて抱き合うと、涙が止まらず、周囲ももらい泣きの連鎖に。その後、「撮影期間の3カ月間、ありがとうございました。記録的な猛暑から、季節も巡り肌寒くなってきましたが、営業部のセット内は最後まで氷嚢（ひょうのう）を使う暑さで…（笑）」と笑いながら撮影を振り返るも、「いつもキャストやスタッフの皆さんが温かく、愛をたくさん持って現場にいてくださったおかげで、本当に楽しい毎日を過ごせました」と声を詰まらせる菜々緒。
また、作品に入る前に悩んでいた時期があったことを明かし、「そのタイミングでこの『無能の鷹』のお話をいただき、私自身が一番、鷹野ツメ子に救われた気がします。つらい時期を過ごし、乗り越えたからこそ、鷹野を演じる《使命》みたいなものも感じていました。視聴者の皆さんから『元気をもらった』『会社に行くのが嫌だったけど、行ってみようと思えた』などと言っていただける作品になったことがうれしいです。キャスト、スタッフの皆さんと一緒に、このドラマを届けることができたのが誇りです。楽しい毎日でした、ありがとうございました！」と語り、最高の現場に感謝を込めた。
11月15日放送の第6話では、同期で人事部の烏森（永田崇人）から、「就活生の会社訪問の担当になってくれ！」と言い渡された鷹野（菜々緒）と鶸田（塩野）。「絶対に失敗できない！」と気合が入る烏森だが、頼りなさすぎる同期の2人にイライラ…。さらには、もう1人の担当者となった開発部の燕谷（今井隆文）は永遠に会社に現れない「会社には行かない主義」と主張し、烏森が鼻息荒く大暴走する事態に!?
やがて、会社訪問日の当日。だるそうにやって来たのは、雉谷のいとこ・雉谷国男（三河悠冴）。プライドだけは高くかわいげのない国男だが、彼もまた鷹野によって気持ちに変化が!?
一方、顔の見える相手との直接交渉がモットーの社長（ソニン）のもとに営業に出向いたはずの鷹野と鶸田は、まさかの場所にたどり着いてしまう。
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