「アンサンブル」川口春奈と松村北斗が1月放送のリーガルラブストーリーで初共演2024/11/10
現実主義の女弁護士の恋のお相手は理想主義の新人弁護士!? フジテレビ系で1月にスタートする連続ドラマ「アンサンブル」（土曜午後10：00）のキャスト、内容が発表された。主人公、相手役ともに弁護士で、その2人が恋愛トラブル裁判に挑みながら自分たちの恋愛に生かしていくトラブル満載のリーガルラブストーリーだ。
主演は川口春奈。演じるのは「たかなし法律事務所」に所属する弁護士の小山瀬奈で、真面目で慎重な“現実主義派”。クライアントに親身に寄り添い、きっちりと仕事に向き合う手腕が好評で、恋愛トラブル案件ばかりが舞い込んでくる。しかし本人は、両親の離婚や過去のトラウマが原因で、恋愛に夢を見られなくなっていて、「恋愛はコスパ・タイパが悪い」と思っている。
川口は「“現実主義”という部分は確かにあると思いますが、バリバリ働くすごくかっこいい女性だと思います」と瀬奈の印象を語る。その一方で「仕事に対する姿勢と自分自身の恋愛観にギャップがあったり、どこか鎧（よろい）を着けているような部分もあったりする、どちらかというと慎重派なキャラクターだと思いました。彼女自身も、恋愛や母親との関係性などに少し悩みがあったり、『このままでいいのかな』という問題も抱えていたりするので、そこが回を増すごとにどうなるのかということが見どころだと思います」と、瀬奈の複雑な心境を慮る。
そんな瀬奈とバディを組むことになる新人弁護士・真戸原優に松村北斗（SixTONES）。「人のためになれる仕事」を志し、弁護士を目指した明るく実直、包容力のある優。両親が営むネオ居酒屋を妹と一緒に手伝うなど、家族仲がいいこともあり、自己肯定感が高くポジティブな行動派でもある。しかし、愛や真心を信じ過ぎる“理想主義者”ゆえ、法廷でトラブルを巻き起こすこともあるが、結果的にクライアントのためになることが多いというホープだ。
真っすぐな性格の青年を演じる松村は「広い意味での“愛”というものをすごく大事にしているキャラクターで“理想主義”でもあり、たくさんの方が『自分もそういうふうに思える人間になりたいな』『そういう考えをできる人間になりたいな』と憧れる人物像だと思っています」とそのキャラクターを分析。そんな優を「僕自身も少し憧れを抱いた人物像でした」と言い、「そこが役として毎週見たくなるような魅力になると思っています。川口さんが演じられる瀬奈とは正反対のキャラクターなのですが、正反対であることを責め合うわけではなく、寄り添う時間がたくさんあるということが、僕の役、川口さんの役の両方が持っている魅力かと思います」と、瀬奈とのコンビネーションに期待を寄せる。
そんな2人の恋愛が本作の柱となるが、「恋愛をはじめ、トラブルを解決する弁護士の話、家族の話など、さまざまな人と人のつながりが詰まっている作品だと思います」とは川口。見どころが一つに止まらない作品であることを、松村も「企画書、台本を読ませていただき、温かく、優しいお話だと感じました。それでいて笑えるところもちゃんとあり、土曜夜10時という、いろんな年齢層の方が家にいる時間、テレビをつけている時間に、すごくふさわしい作品だと思いました」と受け止めている。
そして、今回が初共演となる川口と松村、実は同じ高校の卒業生だという縁が。「僕は高校の後輩なんですよ。当時、学年が違っても同じ場所で同じホームルームを受けていたので、その時、川口さんと一緒だったのですが、まあ、しゃべるしゃべる（笑）。見た目とかではなく、そういう勢いの強さの意味で、アナコンダみたいなイメージがあって（笑）」と笑う松村に対し、川口は「本当に“初めまして”だと思っていたのですが、『同じ教室にいましたよ』と今朝お話しされて、すごく衝撃を受けました（笑）」と当時の記憶に残っていなかったことを明かすが、それは「オーラを消していらっしゃったんだと思いました」とフォロー。
「役者さんとしてもそうですし、グループで活動されていらっしゃる時もとても華のある方なので、そこのギャップが驚きという印象でした」との見解。また、「松村さんが出演されているさまざまな作品を見させていただいて、大好きな作品がたくさんある、すごく大好き役者さんでもあったので、純粋に今回ご一緒できるのがうれしかったです」とも言い、「初の共演をとても楽しみにしている」と声を弾ませた。
来年1月の放送を待ちきれない視聴者へは「難しく考えずに見ていただいて、ほっこりしたりスカッとしたり、笑ってもらえるようなドラマにしたいと思います」とメッセージを送る川口。「さまざまなキャラクターを持つ法律事務所の面々や家族、トラブルを抱えている人たちがたくさん登場し、その人たちとちゃんと向き合って問題を解決しながら、自分自身とも向き合って成長していくようなドラマだと思っています」と、見どころが詰まった作品であることをアピールする。
「展開がきちんと何話かごとにあって、少しずつ主題が変わっていくイメージがあるので、それぞれのエピソードで楽しめるドラマだと思います」とは松村。「“リーガル”“弁護士もの”として見た人には、初めて見るタイプの弁護や法廷のシーン、法廷に向けて準備していくシーンなど、なかなか他の“弁護士もの”では見られない部分をお届けできることがこのドラマの魅力だと思います。いろんな年齢層の方々がいる時間にすごくふさわしい作品だと思っているので、身構えずに、すごくラフな気持ちで見始めていただけたら、作品の持つ魅力を素直に楽しんでいただけると思います」と本作の魅力を語る。
スカっとしつつも胸がキュンとなるラブも盛り込んだドラマが始まるまであと2カ月。続報に期待したい。
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