ミセス・大森元貴のソロ曲を絵本化した「メメント・モリ」が上白石萌音出演で朗読劇に2024/11/08
大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)のソロデビューEP「French」(2021年2月発売)に収録されている楽曲「メメント・モリ」とリリックビデオの世界観を基にした絵本「メメント・モリ」の朗読劇公演が、12月14日、15日に埼玉・ところざわサクラタウンにて開催される。
絵本「メメント・モリ」は、Mrs. GREEN APPLEの活動休止中に大森がリリースした楽曲「メメント・モリ」を基にして、リリックビデオでタッグを組んだイラストレーター・大谷たらふ氏と作品の世界観を絵本として作り上げたもの。“死”というものに向き合い、そして寄り添い、その先には優しく温かい世界が広がっているという大森の「死生観」を感じることができる。
その世界観に向き合うのは上白石萌音。俳優業をはじめ、アーティスト活動や執筆業、ナレーターなどあらゆる分野で活躍する上白石は、「はじめて楽曲を聴いた時、寂しさや不安が温かく包まれ、最後の一文に心臓をつかまれました」と本作の世界観に魅せられている。そんな楽曲を表現した絵本とそれを基に構築される今回の舞台にも「その感覚が作品を読み込むほどに強まっています。深い思慮と感性で紡がれた言葉と音、それと同じ体温で息をしているような絵。原作が持つやさしい余白はそのままに、行間を豊かに膨ませた脚本がとてもすてきです。音楽と合わさることでどう色づくのか今から楽しみです」と共感と期待の言葉を寄せる。そして、「“ボク”の新しい出発に立ち会えることをとても幸せに思います。リスペクトを込めて大切に務めさせていただきます!」との意欲を表明した。
「『メメント・モリ』という楽曲は、僕にとって自分を抱きしめてあげるための大切な存在です」と言うのは大森。その意味を「死の先は未知数であり、また、今生きているということを常に大切に思うことも簡単なことではありません。出会いと別れが人生にはあり、そんなことに疲弊する日もあります。そして自分もこの世界とお別れする日がいつか来ます。難しいことはよく分からないけど、死というものが別れなのかはじまりなのか、漠然とした恐怖や不安ではなく、なにか温かいものとして感じられるといいなと思い、生まれ、そして絵本になりました」と語る。
そこからさらに朗読劇という新たなフェーズに進むことに対しては「表現がさまざまな形に変わり、また届いていく、作家として本望です」と感謝する。その舞台を託す上白石には「この方なら間違いないであろうという、上白石萌音さんにお願いできる運びとなりました。彼女の『言葉』というものに対する真摯(しんし)な姿勢に『メメント・モリ』をお任せできると確信しております」という全幅の信頼を寄せている。
また、絵本「メメントモリ」を手掛けた大谷氏は「『メメント・モリ』絵本の絵が描けたことはずっと私の宝物です。大切な人がそばにいる人にもいない人にも光になるような、世代を超えて語り合える作品だと思います。楽曲と絵本と舞台ではきっと違う時間の流れ方を感じられるはずですし、この舞台を通して時間を超えて再び大切な人とつながり直すような体験ができたらうれしいです。どんな朗読劇になるのかとても楽しみです!」と舞台化への期待を膨らませる。
一遍の楽曲が広げる世界観が“舞台”という現実の世界でどのように広がるのか。その瞬間にぜひ立ち会ってほしい。
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