「無能の鷹」第5話。四面楚歌の老害社員・朱雀(高橋克実)がたどる運命は!?2024/11/08
テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ「無能の鷹」(金曜午後11:15。一部地域を除く)の第5話が本日11月8日に放送される。今夜は無能が“悲しきおじさん”に奇跡を起こす!? それは一体どんな奇跡なのか。
主演の菜々緒が、外見は有能そのものだが、実際は想像を絶するほどの無能ぶりを発揮する鷹野ツメ子を演じる本作は、女性コミック誌「Kiss」で連載中のはんざき朝未氏の同名人気コミックスが原作の超・脱力系お仕事コメディー。鷹野のあまりの無能ぶりに物語がカオスを極めるもなぜか涙が止まらない展開に、毎話放送終了後にはSNSにさまざまな感想があふれている。
“根回しの鬼”こと雉谷耕太(工藤阿須加)が大フィーチャーされた11月1日放送の第4話では、会社員の気持ちを代弁する名ゼリフに共感の嵐が巻き起こり、「若手社員が出世を望んでいない理由が完璧に言語化されてた」「ゆるいと見せかけて、結構深くないですか?」といった声が上がった。そしてもちろん、この回でも鷹野の無能っぷりはエスカレートし、「トップレベルにカオス状況すぎてしんどい」と視聴者は困惑。そんなカオスかつ共感を呼ぶ本作、第5話では、高橋克実演じる老害社員・朱雀がフィーチャーされる。
「優秀なやつは一目見りゃ分かる」と、無能すぎる鷹野をうっかり採用してしまった戦犯こそが朱雀。SNSも横文字も海外ドラマの流行も全部ついていけない時代遅れ代表で、多様性のかけらもなく、「ありがとう」「ごめんね」が言えない典型的な“老害”──。さらに朱雀は会社だけでなく家庭でも傍若無人な態度で振る舞っており、妻・亜矢子(中島ひろ子)や娘、息子からはまったく相手にされていない。会社にも家庭にも自分の居場所はなく、いつからか、なりたくないと思っていた“部下に理解がない上司”になっている自分にがくぜんとする。挙句の果てに、なんと妻から離婚届が――? 果たして、時代遅れの悲しきが老害部長は、時代にコミットし、“愛されるおじさん”に変わることができるのか。
過去を回想するシーンでは、カツラを被り、毛量フサフサの高橋も登場。新入社員だった20代の初々しい鳩山&鴫石(安藤玉恵)とのやり取りも必見。しかしこの笑いを誘うフザけまくったこの場面では、第5話の肝となる《ある約束》が交わされて…? さらに、恋愛相談が得意な純喫茶のママ・百舌子(渡辺えり)と鷹野、朱雀のシーンは本作屈指のカオスぶりとなっているので、必見だ。
第5話。圧倒的なデキるオーラを醸しながらも、衝撃的な無能ぶりで社内ニートとなっている新入社員・鷹野ツメ子(菜々緒)。今日も仕事は特にせず、なぜか鶸田(塩野瑛久)がひっそりと更新している個人SNSをじっくりと読みこんでいて――。そんななか、今日も「ありがとう」と「ごめんね」が言えない老害部長・朱雀(高橋)は絶好調。長年の部下・鳩山(井浦新)にフリーズしたパソコンを直させるも特にお礼も言わず、韓国ドラマの話になると時代錯誤な発言がさく裂、さらには新人たちへの「俺武勇伝」の披露は長時間に及び、鵜飼(さとうほなみ)、雉谷(工藤)ら部下たちは「部長への愚痴」で大炎上。
しかし朱雀は、家庭でも傍若無人な態度で振る舞っており、妻・亜矢子(中島)や娘、息子からはまったく相手にされない日常を過ごしていた。そんなある日、鵜飼らが自分のことを「完全なる老害」と話しているのを偶然聞いてしまい、開発部・部長であり長年の部下でもある鴫石(安藤)に八つ当たりした挙句、早退してしまう。とはいえ早く家に帰っても、自分の居場所はない。日暮れまで公園で時間を潰すも、眼前には自分と同じような“悲しいおじさん”たちの姿が…。いつからか、なりたくないと思っていた“”部下に理解がない上司”になっている自分に、がくぜんとする朱雀。落ち込んだまま帰宅すると、なんと妻からも定年を前に離婚したいと離婚届を突き付けられてしまい…。
一方、鴫石は、かつて朱雀と交わした《ある約束》に思いを馳せていた。肩書こそがその人が生きてきた証だと豪語する朱雀だが、どうやら地位にこだわった結果手放してしまったものもあるようで…。
翌日。絶望的状況に打ち震える朱雀は、祝日にうっかり出社。呆然としていると、同じく間違えて会社に来た鷹野と二人きりに。そんな中、パソコンがまたもやフリーズした朱雀は、机の中を必死で探し、どうやら開発部・鵙尾(土居志央梨)の連絡先のメモを発見。電話して直すように鷹野に指示を出すのが、つながった先はなぜか、恋愛相談が得意なママ・百舌子(渡辺)が営む純喫茶だった。
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