「老害にならないように」中居正広×東野幸治×ヒロミ「THE MC3」レギュラー放送開始！2024/10/21
中居正広、東野幸治、ヒロミがMCを務める、TBS系で本日・10月21日よりレギュラー放送がスタートする「THE MC3」（月曜午後8：55、レギュラー放送は午後9：00）。初回収録を終えた3人が囲み取材に参加。番組の内容や3人の関係性について語った。
「THE MC3」は、中居、東野、ヒロミの「MC3」が今をときめくゲストを招き、周りにどう思われているのかリアルな評価を調査し、そこから明日への学びを得る、日本一“余計なお世話バラエティー”。初回放送では、MCの3人が周りからどう思われているのかを調査。40代以上には知られている3人だが、Z世代には何をしているおじさんなのか？ 余計なお世話だが、3人の軌跡を見てZ世代がどう思うのかを検証する。
3人の調査を見守るゲストとして小木博明（おぎやはぎ）、おじゃす、近藤春菜（ハリセンボン）、鈴木拓（ドランクドラゴン）、山之内すず、YOUが登場。MC3人と親交のあるタレントからは、過去に会ったエピソードや、Z世代の人気タレントたちからは今の印象など、さまざまな角度からトークを繰り広げていく。
事前打ち合わせなどはほとんどないという本番組。東野は「僕はスタッフの説明を話半分くらいで聞いています。別に楽をしているわけではなく、むしろその方が自然でいいと思っていて、ガッチリしすぎないほうがこの番組の雰囲気に合っている」とコメント。中居が「たぶん制作スタッフの狙いでもあるんでしょうね」と続くと、ヒロミは「僕たち世代が口を出しすぎると、若いスタッフがやりたいことができなくなってしまうと思うんです。やりたいことをやらせてあげたいですね」とスタッフへの配慮を示しつつ、「老害みたいにならないように気を付けてますよ（笑）」と笑いを誘った。
初回収録を振り返り、中居は「ほかの番組ではちゃんと台本をもらっていますが、打ち合わせがないまま進むので、収録後も不安です。オンエアがどうなるのか全く分からないんです」と正直に告白。「これはやばいですね。オンエア楽しみにしてもらいたいですね。やばいっすから」と笑うと、これに対して東野は「観覧に来てくれる人にとっては、そんな中居くんの不安な様子がある意味楽しみかもしれませんね」と、番組の予測不能な魅力を強調。中居が「本当にオンエアされますかね、これ？」と心配すると、ヒロミは「お前の部分はカットされるかもな（笑）」と冗談交じりに答えた。
中居は続けて、「素直に話していると、周りと感覚がずれちゃうんです」と吐露し、東野は「気付いたら、一人だけ血だらけになっている感じですよね（笑）」とツッコミ。中居が「僕、庶民派じゃないので、世間との感覚がずれがちなんです」と話すと、ヒロミは「若い時からスターだったからな」と返し、東野は「そういうズレを面白がるのもこの番組の魅力かもしれないですね」と、3人の掛け合いと絶妙な距離感が番組の見どころになることを示唆した。
また、番組への出演オファーについて東野は「中居くんとヒロミさんと一緒にやるの？ ってびっくりしましたね。それに僕はTBSではそんなに仕事をしていなかったので」と驚きを隠せなかった様子。一方、中居は「通常は特番をいくつか重ねてからレギュラーになるのが普通なんですけど、今回はいきなりで驚きました」と、意外な展開に驚きを見せた。また、東野は過去の特番時のエピソードを振り返り、「1回目の特番のとき、中居くんとヒロミさんの楽屋の前にはたくさんの人がいたのに、僕の楽屋の前には誰もいなくて（笑）。そこでやったるで！ って思いました」と、気合が入ったことを伝えた。
ヒロミは「中居とレギュラーでやるのは『笑っていいとも！』（フジテレビ）以来ですし、東野とも初めて。特番ではご一緒することはあっても、月に何回か会うのは初めてなので、なんだか不思議な感じがします」と語り、東野と中居もその意見に同意。ヒロミはさらに、「月に2回くらい会うと『面倒くさいな』って感じるかもしれないけど（笑）、今までそんなことはなかったので、定期的に会うのは不思議ですね」とコメント。
東野が「年末に中居くんに『お正月どうするの？』とか『大みそかどうしているの？』って聞くことになるのかなと思うと、まだ想像できないですね」と語ると、中居も「ご飯に行くのか、ゴルフに行くのか、全然想像つかないですね」と同意。ヒロミは「中居と東野が一緒に飲みに行く姿は想像できない」とし、中居は「一番年下っていやですね。他の番組では偉そうにしているけど、急にペコペコするのは嫌です。偉くなりたくてやってきたんですけど…」と苦笑。
するとヒロミが「中居は決められないから、俺が決めるんだよ」と即答し、ゴルフ場の手配なども自らが行うと明かした。さらに「後輩にも気を遣う先輩として、2時間くらいが限界の中居に、時間が来たら『そろそろ帰ろうか』って言うタイプ」とその場を和ませ、中居も「そうですね、収録も2時間弱がちょうどいい」と納得の表情を見せた。ヒロミは「1時間番組だから、収録も1時間半から2時間くらいで終わらせたい」と、番組進行に対するこだわりを示した。
「ほかの2人に対して『ここは負けたくない』という部分はあるか？」との質問に、東野が「負けたくないところですか？ そんなのありますかね（笑）」と首をひねると、中居は「僕はフレッシュさですね。2人に比べたら」と笑顔で返答。東野は「俺は庶民派なので家からタクシーで来ます！ たぶん2人は送迎車があるんですよ」とコメント。するとヒロミは「いや、僕は会社の車だよ」、中居は「僕は自分の車で来ています」と返答。東野が「そうなの？」と驚くと、ヒロミは「俺は電車でもいいって言ったんだけどね」と語り、中居が「それなら僕はバスでも…」と続き、取材を盛り上げた。
ヒロミは「俺が負けないことはなんだろうな…」と考えつつ、「今日はドジャースの試合を朝から見て、その後にママ（松本伊代）と打ちっぱなしに行ってました（笑）。それからご飯を食べて、収録に来たんですよ。収録前に遊んでから仕事に行く、このスタイルは負けないね」と、自由で楽しげな日常を明かした。
さらに、共演において「2人にお願いしたいこと」を尋ねられると、東野は「ヤンキー2人と普通の生徒みたいな感じなんですよ」とコメント。しかし中居は「僕はヤンキーじゃないですから。15歳からアイドルをやってますよ」と反論。気にせず東野は「ヤンキーテイストな2人と共演するのが新鮮」としつつ、「2人が個人事務所ってのも面白いですね。（自身が所属する）吉本興業とはまた違った雰囲気が楽しめます」と、3人の異なる立場が生む面白さに言及。
中居も「ヒロミさんと東野さん、同じジャンルのようで全然違いますよね」と、その違いを強調すると、ヒロミは「ほんとに違う！ 東野がいろいろやってくれるので、好き勝手にやれる感じ。中居もいるしね」と3人のバランスを評価。東野が「中居くんは3人でやるのはやりづらい？」と聞くと、中居は「やりづらくはないけど、ペコペコするのは嫌だなと思うだけです」とニヤリ。ヒロミが「ペコペコしてねえじゃん！」とすぐさま突っ込みを入れる場面も。また、東野が「収録中にカンペが出たけど、あえて読まないようにしたら2人も全然読まなかった」と振り返ると、中居が「あの字、見えました？」、ヒロミも「あんまり見えないんだよね」ととぼけていた。
「これまで長い付き合いがありますが、お互いに最近印象が変わったことはありますか？」との質問に対し、東野は「ヒロミさんにはいつも『お前そういうとこだぞ！』ってオンもオフも注意されています」と回答。ヒロミは「性格悪いからね。悪い東野が出るんです」とし、中居が少しふざけた時の東野のリアクションについて「どう出るかと思ったら、あおってくるんだよ」と語った。東野が「広がったほうがいいかなと思って」と返すと、ヒロミは「そういう時、編集で切られるだろうと思ったら、オレはもういかないからね。そういうずるいところがある」と自身のスタンスを明かした。
さらに、中居との関係についてもヒロミは「関係性は変わらない。僕たち3人、みんな普通の人じゃないからね。でも、この中で一番まともなのは僕かな」と述べた。それに対して中居は「誰が一番普通かは、これからの放送を見て確認してください！」としつつ、「ヒロミさんは昔から変わらない。20代の頃、一緒に遊びに行ってはくれたけど、次の日会うと無視されていた（笑）」と懐かしいエピソードを披露。ヒロミは「（人見知りだから）それはしょうがないんだよ」と笑いながら返し、中居も「今は無視されても何とも思わない」とコメント。ヒロミは「みんな、オレが無視してると思っているかもしれないけど、そんなことはないからね」とフォローした。
また、中居は「東野さんも全然変わらないです。20代の頃からずっとこんな感じ。関西出身なのに、関西っぽくない雰囲気で、派閥や垣根を感じさせない人です」と東野を評価。東野も「僕たち3人とも年齢は重ねたけど、中身は変わっていないと思う」と同意すると、ヒロミは「老害3人が始めたとは書かないでほしいですね（笑）」と訴えた。
さらに中居が「収録の2本目で3人でほっぺたを触り合った場面があったけど、あれは正直、ちょっと気持ち悪かったです（笑）」と明かすと、東野は「それもけなすんじゃなくて、褒め合う場面なんですよ。『ぷにぷにしてるね』とか言い合ってましたし、そんなところもひっくるめて楽しんでほしい」とアピールした。
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