「ザ・トラベルナース」台本5ページ分のセリフの応酬で歩（岡田将生）＆静（中井貴一）が復活！2024/10/17
テレビ朝日系では、本日10月17日より木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」（木曜9：00。初回は拡大スペシャル）がスタート。
本作は中園ミホ氏が手掛ける痛快医療ヒューマンドラマで、2022年10月期に放送された「ザ・トラベルナース」の続編。主人公は、手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP（＝ナース・プラクティショナー）」を持つ、一見感じが悪いけどアメリカ仕込みの優秀なトラベルナース・那須田歩（岡田将生）。そんな歩と、柔らかすぎるほどの物腰なのに、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多きうそつき（!?）スーパーナース・九鬼静（中井貴一）が、卓越したスキル＆熱き哲学を持った《最強曲者ナース・コンビ》として患者ファーストで医療現場を改革していく。
前作のラストでは、難病に倒れた静の手術を米・ニューヨークの名医が引き受けることが決まり、空港から現地へ飛び立った歩＆静。なんと続編の初回は、前作では描かれなかった《2年前にニューヨークで行われた静の手術》からスタートする。オペ室で名医の隣に立つのはほかでもない…かつてアメリカの看護資格「NP」を取得し、現地で活躍していた歩。日本では現在、看護師は医師の指示を受けなければ、医療行為を行うことはできないが、アメリカでは、NPであれば医師の指示を受けずに一定レベルの診断や治療を行うことが可能。
そんな状況下、静の手術はアメリカ国内で行われるため、歩はいかんなく能力を発揮する。術式をどんどん提案するなど名医を的確に補助しつつ、自らも華麗な手さばきでオペに参加していき…。日頃から優秀だと自負するだけあり、その立ち回りたるや圧巻。歩の真のポテンシャルが手に取るように分かる貴重な手術シーンが大きな見どころとなる。
さらに初回では、緊迫感あふれる手術を経て静が完全復活。歩は立派な花束を手に感無量の笑顔を浮かべ、退院した静を出迎える。そんな歩を前に、思わずむせび泣く静。最強ナース・コンビ、感動のリスタート――と思いきや…ドラマ開始からわずか3分で、視聴者お待ちかねの《歯に衣着せぬ静節》がさく裂することに。これぞ歩と静の真骨頂、両者一歩も譲らないド派手な口げんかが始まってしまう。息つく暇もないセリフの応酬が続く、この一連のくだりは約4分半、台本にして5ページ分。それを、岡田と中井はなんとクランクインの日に撮影したという。しかも、2年のブランクを感じさせないどころか、何段階もレベルアップ、ピッタリと息の合った最高すぎる掛け合いを展開している。
初回からロケットスタートを切る最強ナース・コンビ。さらに、日本に帰国した後も意外すぎる場所で再会を果たすなど、驚きの新展開が続々登場。ニューヨーク、そして東京で、前作よりもギアを上げた丁々発止の掛け合いを繰り広げながら、新章の扉を力強く開いていく。
第1話。2022年、難病を患ったスーパーナース・九鬼静（中井）の手術がニューヨークの病院で無事終わり、そのまま現地で働いていたトラベルナース・那須田歩（岡田）。あれから2年が経ち、日本に帰国した歩は、新たな勤務先となる基幹病院「西東京総合病院」へ向かう。その道中のこと。おむすび店に立ち寄った歩の前で突然、やけに横柄な客・大田黒勝一（内藤剛志）が血痰を吐いて倒れた。歩はすぐさま応急処置を行い、大田黒を西東京総合病院へ搬送。ところが、意識を取り戻した大田黒はなおも横柄な態度で「特別室へ運べ！」と要求し、外科医の神山直彦（風間俊介）らを困惑させる。
実は、つい先月まで同院で院長を務めていた大田黒。しかも、自身の汚職やパワハラが次々と明るみに出て、解任されていた人物だった。コンプライアンス上、そんな人間を特別扱いするわけにはいかない――クリーンな組織変革を進める若きカリスマ新院長・薬師丸卓（山崎育三郎）は、なんと大田黒を離島の分院に入院させるよう手配。大田黒は怒りをあらわに抵抗するが、結局そのまま追い出されてしまう。一方、歩は偶然にも静と2年ぶりの再会を果たすことに。その矢先、分院に向かっていた大田黒が再び倒れる。
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