「マイダイアリー」で坪倉由幸、中村ゆり、勝村政信が清原果耶、佐野勇斗らを見守る役に2024/10/07 19:10
テレビ朝日系で10月20日にスタートする日10ドラマ「マイダイアリー」（日曜午後10：15＝ABCテレビ制作）のレギュラーキャストとして坪倉由幸（我が家）、中村ゆり、勝村政信の出演することが分かった。
清原果耶主演の本作は、社会人1年目の主人公が日々のささいな出来事をきっかけに大切な思い出を振り返る物語で、大学時代を共に過ごした男女5人の群像をノスタルジックに描く、完全オリジナルのヒューマンドラマだ。清原のほか、佐野勇斗（M!LK）、吉川愛、見上愛、望月歩が出演する。
坪倉、中村、勝村の出演は、優希（清原）、広海（佐野）、まひる（吉川）、愛莉（見上）、虎之介（望月）ら5人の若者を、それぞれの立場から見守る重要な役どころを担い、物語を優しく彩る。
坪倉が演じるのは、虎之介のアルバイト先であるファミレス店の店長・杉山次郎。偶然の連鎖で出会った優希たち5人が初めて顔を合わせる場所となるファミレス店は、物語でも度々5人が集まる象徴的な場所となる。虎之介はじめ若者5人を遠くから見守る穏やかでユーモアのある人物で虎之介との思わずクスッとするようなやり取りも見どころだ。
杉山役の坪倉は、「とってもすてきな5人の若者たちの物語なんですけど、そんな彼らの思い出の中に少しだけ存在していて、近すぎず、遠すぎず、やんわり見守りながら、間接的に大切な何かを若者に伝えられるようなオジサンを演じたいと思っています。（たまたま杉山という役名なだけで、我が家の杉山裕之さんとは一切関係ありません）」と優しいまなざしで彼らを見つめる役どころに注力するも、自身の役名が杉山であることにも言及。
中村は、優希が一人暮らしするマンションの隣人・富田緑に。優希からは「トムさん」という愛称で呼ばれる彼女は、ふらっと現れては意味深な言葉を残して去っていく、独特な雰囲気をまとった人物。ひょうひょうとした性格で、どこかハッとさせられるような空気を持つ緑だが、いつも優希の心をふっと軽くしてくれる力を持っている。実は優希には言えていない“ある秘密”がある。
そんな唯一無二のキャラクターを務める中村は「学生から社会人になっていく、純粋さや不安定さ、そんなきらめきを丁寧に繊細に描いている脚本に感銘を受けました。私が演じる緑は、主人公・優希と特別なつながりを持つ謎の人物です。少し個性的な緑ですが、楽しんで演じて行けたらと思います」と物語の魅力に触れる。
勝村政信が扮（ふん）するのは、優希たちが通う常青大学の理学部数学科の教授・喜田義弘。幼い頃から数学を通してつながりのあった広海（佐野）を常に気にかけ、時に導いてくれるような、広海にとっての“人生の師”的存在だ。実は、数学の天才として生きてきた広海がアメリカの大学で挫折したことを知り、日本の大学への編入を勧めたのも喜田で…。広海にかける喜田の言葉には明日を生きるヒントが詰まっている。
穏やかで深みのある人物を担当する勝村は「喜田は、昔天才に近い人だったということで、あまり感情を表に出さないように演じようと思います。脚本を読んでみての感想は、かわいらしい話だなと思いました。僕はもうこういう感情を持つことはないのかな…みたいな、多分（笑）。若い頃の甘酸っぱい感じが懐かしいです。僕らの世代が見ても昔を思い出せると思うので、いろんな年代の人たちが面白く見れるドラマになるんじゃないかなと思います」と広い世代に受け入れられる作品であると話す。
また、優希の家庭教師先の小学生の田中遥斗役には相澤壮太、その母親の田中紗世役には西原亜希が出演。独特な感性を持つ幼い遥斗を中心に描かれる心温まるシーンも必見だ。そして、優希の恋人・森和馬役に新原泰佑、広海と同じ数学科の学生・佐藤廉役に鈴木康介、そして、虎之介が働くファミレス店の常連客・大川美鈴役に是永瞳の出演も決定している。
さらに、挿入歌には森大翔の「群青日記」が決定。2021年にデジタルシングル「日日」でデビューした森は、2019年にイギリス・ロンドンで行われた16歳以下のギタリストによるエレキギターの世界大会「Young Guitarist of the Year 2019 powered by Ernie Ball」で厳しい審査を勝ち抜き、16歳ながら優勝経験を持つ超実力派。
森は「今回、こんなすてきなドラマの挿入歌を担当させていただくことが出来て本当に光栄です。台本を読ませていただき、ドラマの登場人物それぞれが抱えている言葉にできない不安や悩みに真っすぐに向き合う姿や、そんな中で打ち解け合える仲間の存在や居場所があることの尊さを感じました。僕も学生時代の友人の顔が浮かび、いつでもそばに寄り添ってくれて時には背中を押してくれるような、そんな温かい気持ちを音と歌詞に込めて曲を作りました。『群青日記』がドラマの物語と共に大切な人とのつながりやかけがえのない記憶を思い出すきっかけになれることを願ってます」と曲に込めた思いを語った。
企画・プロデュースを行った清水一幸氏は、「森大翔さんの曲の一つである『歌になりたい』を聴いた時に、“なんてすてきなギター演奏と歌声なんだ！”と感動したのを、昨日のことのように覚えています。そして今回、ドラマの登場人物たちの大学時代の描写を彩る曲があったらいいなと思い、森さんに挿入歌をお願いしました。事前に台本も読んでいただき、完成した曲のタイトルは『群青日記』。ドラマの登場人物たちに寄り添った、とてもすてきな曲を書き下ろしていただきました。この曲が映像と共に流れるシーンはきっと感動モノです。皆さま、楽しみにしていてください！」と呼び掛けた。
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