菊池風磨、久間田琳加ら「私たちが恋する理由」メンバーがオフィスラブの距離感に苦戦!?2024/10/05 05:00
テレビ朝日系で10月12日にスタートするオシドラサタデー「私たちが恋する理由」（土曜午後11：00）の制作発表記者会見が行われ、主演の菊池風磨（timelesz）はじめ、共演の久間田琳加、七五三掛龍也（Travis Japan）、齊藤なぎさ、佳久創、山崎紘菜が登壇。撮影のエピソードやドラマの見どころなどを語った。
本作は、シュークリーム「OUR FEEL」で連載中のma2氏による同名の大人気コミックが原作。オフィスを舞台に、寡黙で感情を表に出さない上司・黒澤智也（菊池）や真面目な部下・森田葵（久間田）、坂元凌（七五三掛）、小津京（齊藤）、大島蛍（佳久）、市川絢香（山崎）6人の男女が繰り広げる、焦れったくもほろ甘い大人のピュア恋物語だ。
会見冒頭のあいさつの後、原作のキャラクターに近づけるために髪を切った話題で盛り上がり、菊池は「大幅に切った琳加ちゃんの横で、私のようなマイナーチェンジの人間がしゃべるのは非常に恐れ多いんですけど、思い切って2cm切りました」と話すと、久間田は「私は25cm」と大きな違いを強調。
しかし、原作者から「主人公の黒澤にしか見えない」と絶賛されていたという菊池は「いや、もう切り甲斐がありましたね。本当にもう一大決心で髪を切るってことでしたので。はい、実家にも連絡して『切るで』って（笑）。ma2さんにそうおっしゃっていただけて、本当に救われたような、報われたような気持ちです」と感謝した。
25cm切った久間田は「2年ぶりぐらいに髪を切るんですけど、25cmっていうのは本当に初めてだったので、かなりドキドキしました。だいぶ慣れたんですけど、1カ月以上経ったので。でも撮影の前に切ったので、なんかすごい一気にそこでスイッチが入ったと言いますか『葵ちゃんを演じるぞ！』っていう意気込みが入った感じです」と振り返った。
また、大きくイメチェンしたという七五三掛は「台本読ませていただいた時に、ト書きに『子犬のように何々する坂本』っていうのが結構多くて。なので美容院に行って『子犬男子にしてください』と言って、してもらいました。2日前に前髪調整でちょっとだけ切ったんですけど、ちょっと行き過ぎちゃって。すぐ伸びちゃうんで。目にかからないぐらいのギリを攻めていて（笑）」と笑顔を見せ、11年ぶりの地上波連続ドラマへの出演に「全てが新鮮に感じて、全部楽しいです。楽しみすぎて、インする前に3回ぐらい風磨くんに連絡しちゃって。『今日は何々をしてきました。もうすぐでインですね』って、季節の変わり目のあいさつみたいな感じで（笑）」と明かした。
続けて、本ドラマのために男性陣が体を鍛えているという話題で、菊池は「僕は全然やってないです」と言った後で、「僕、勉強してないって言って、しているタイプだったんで。でも、この役のお話いただいた時に、まだ佳久くんじゃなかったんですけど、マッチョキャラがいると。だからそのためにもう鍛えるのやめてくれってプロデューサーに言われてやめました。かすむことがあるからって。ただ、佳久くんに決まった時に『いや、かすまねえだろ』って。だまされたと思いました（笑）」と告白し、会場を沸かした。
七五三掛は「僕は腹筋メインで鍛えていますね。一応毎日やるようにしていて。あとはたまに胸筋を鍛えたり。それこそ頻繁にジムに行っていた頃、風磨くんに会うことが多くて。風磨くん、結構本格的にトレーニングされていた気がします」と暴露。菊池は慌てて「いやいやいやいや、見せかけです」と弁解した。
続けて七五三掛が「腹筋は割れてきましたね」と自慢げに話すと、菊池は「マジですごいんですよ。多分ドラマの中でも見せる時が来ると思うんですけど、期待しておいてください。本当にあの顔からこんなセクシーな体が出てくるのかと思ったので。佳久くんが誰よりも興奮しています」と佳久に振り、「今朝、その動画を見せてもらって、ちょっと吐息が出るぐらい」と佳久も絶賛。
その佳久も「僕も少したしなんでいまして。胸筋が自慢かなと。今日、脱げないのが本当に残念で。僕、腕周りを大きくしようと思って、今40cmくらいになっています。胸筋は付きやすい筋肉だったんですけど、腕はなかなか付かない方だったんで、結構腕を中心にやったりしましたね」と明かした。
本ドラマでメインの見どころなる“キュンとするシーン”に関して、久間田は「撮影は1カ月くらいしているんですけど。やっぱりオフィスラブなのでリアル感も必要だけど、結構、顔の距離が近いとか手が触れてるみたいな、このバランスが難しいですよね。話し合いながらいつも撮影している感じです。結構テイクを重ねることも多かったり、みんなでこだわりながら撮っています。ちょっと距離があるように見えちゃって『もうちょっと近く頑張りますか』みたいなことがありました」と撮影の様子を伝えた。
それを受けて、菊池も「コーヒーを渡すだけでこの距離（かなり接近）みたいな。でも絵で見るとちょうどいい。ちょうどよくて『うわ、胸キュンって深いな』と。スタッフさんも含めてみんなで作ってる感じ」と同意。
齊藤は「今回、オフィスラブということなんですけど。お姫様抱っこのシーンをはじめ、抱っこされるシーンがすごく多いんですね。私、抱っこにちょっと抵抗があって。全人類にあんまり抱っこされるのが得意じゃなくて（笑）。なぜ嫌かというと、重さを測られている感じがして。『なんか重いな』とか、『何kgかな』と推測されるかもと、今までちょっと嫌だったんです。佳久さんは絶対に軽々と持ち上げてくださるだろうと思ったので、安心感はありましたが、それでも最初は難しかったです。自分の気持ち的に申し訳ないというのがあって」と打ち明けると、佳久は「100kg以下全部一緒なんで、全然軽かったですね」とフォローした。
山崎は「やっぱり距離が近いシーンを撮った時にピントの問題で結構シビアで、準備する段階から、1mmも動いたらピントがずれちゃうからと、体がここ、こういう動きでっていうことがかなり決まってるので」と撮影の際の距離に触れ、七五三掛も「やっぱり距離感が結構難しいなと思っていて。結構近づいてるのに、画面通すと遠く見えたりすることが結構あって。だから、思ったよりも近づくようにはしていますね」と話すと、菊池は「でも、攻めすぎると触れちゃったりするじゃん。ちょっと照れない？ 結構バランスむずいんですよね。近づきすぎるとちょっと『ああ、ごめん』みたいな」と語り、皆が距離感で苦労をしていることを伝えた。
会見中盤で行われた、女性陣を誰が1番キュンとさせることができるかを競う“キュン選手権”では、佳久が見事に優勝。賞品の腕の筋力トレーニング器具を佳久、菊池が試してクリアするが、七五三掛は「これ無理ですよ。いや、でも2人ともすごいです。もう尋常じゃない」と降参し、会場は爆笑に包まれた。
また、timeleszの新曲「because」が主題歌ということについて、菊池は「今回は作詞をさせてもらったんですけど、原作ももう1回読み直しまして。ドラマのストーリーとか、もちろん原作からもお言葉を参考にさせてもらったり、結構インスパイアを受けて作詞していて。なおかつtimeleszが今変革期で節目でもあるので、このドラマのことと加えてtimeleszのこれから、それからファンの皆さまとの関係性もちょっとリンクさせてもらったりして。親和性がすごくあって、僕は大満足の詩になったな、曲になったなと思っています。松島（聡）も振り付けに携わってたり、佐藤（勝利）がMVの監修に入っているので、3人で一つの曲を作った感じで、仲良くなりました。いろいろコミュニケーション取りながら作ったので、とても大満足の出来でしたね」と、うれしそうに語った。
終盤には、主人公の愛犬・アキラも登場して、会場をさらに沸かすなど、終始、盛り上がりを見せた会見となった。
最後に菊池は「皆さん、本日は本当にお忙しい中、ありがとうございました。とにかく三者三様、3組のカップルの恋模様、すごくすてきに描かれています。みんな優しくて人を思いやっていて、だからこそ1歩踏み出せない。そんなそれぞれのラブストーリーにぜひ注目していただきたいなと思いますし、われわれ以外にもいろんなところで、いろんなことが起きている。とても、いろんな物語にあふれたドラマですので、どうか最後まで愛していただけたらと思います。今日は本当にありがとうございました」とドラマの魅力を伝え、会見を締めくくった。
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