日向亘が「デスゲームで待ってる」の主演に決定! ヒロインは梅澤美波2024/10/03
関西テレビで10月24日スタートの連続ドラマ「デスゲームで待ってる」(木曜深夜0:25、関西ローカル)の主演を日向亘が勤めることが決定した。また、ヒロイン役は梅澤美波(乃木坂46)が担う。
2024年1月より、“リベンジ”をテーマに放送しているカンテレ×DMM TVドラマ枠の第4弾となる本作は、不当な扱いを受けテレビ業界を干された放送作家の主人公が“デスゲーム作家”に転身し、残虐性と企画力と生かしたデスゲームでかつての恨みを晴らしていく復讐(ふくしゅう)ドラマ。
カンテレとDMM TVがコラボした、“リベンジ”をテーマのドラマシリーズ4作目となる本作。劇団・ヨーロッパ企画の上田誠原案のオリジナルストーリーが、カンテレドラマ史上初の試みとなるドラマとマンガ、二つの媒体で同時に展開される。10月18日より「LINEマンガ」ほかでマンガ配信がスタートされ、10月24日からドラマの地上波放送がスタート。放送後はDMM TVにて配信される。
日向が演じるのは、一世を風靡(ふうび)するテレビ番組制作を夢見て放送作家になったものの、とある番組の収録中に起きた死亡事故の責任をなすりつけられた男・戸村匠真。不当に業界の仕事を干され、絶望していた戸村だが、梅澤が演じる秋澤和に偶然出会う。秋澤は“人殺し作家”と呼ばれている戸村に興味を抱き、「番組の企画を考えられる作家を探していた」と話を持ち掛ける。実は秋澤はデスゲーム制作会社“ドリーミア”の若手プロデューサーで、戸村の企画力を見込んでスカウトしたのだ。
本作の主人公に決定した日向は「デスゲームの運営側のお話という説明を聞き、今までにない切り口の作品でとても興味深かったです。デスゲームという非日常の世界ではあるものの、展開にリアリティーがあり、登場人物一人一人にとても人間味があり、そして共感できる。台本を読み進めていくうちにこの作品の世界に没入するような感覚になり、デスゲームが存在する世界観を映像として表現するのがとても楽しみになりました」と語る。
続けて「戸村は一見ごく普通の好青年ですが、自分の信じるものに対する情熱と愛情は人一倍強い人間だと思います。彼について行けば何とかなるだろうと感じさせる周りを引っ張る力のある人だと感じました」と分析した。
実際に撮影が始まって「ドリーミアでのシーンは会話のテンポも早くて、デスゲームを取り扱う作品とは思えないくらいポップな会話劇であり、皆さんとのチーム感が必要不可欠になってきます。撮影に入る前はとても緊張しましたが、皆さん本当に温かく優しくて、現場の居心地が最高です。皆さん、初めましてだったのですが、まるで古くから知っているかのような一体感があります。カメラが回っていないところでも皆さんと固まってずっとお話しています」と話し、楽しげな様子が伝わって来る。
視聴者へ向けて「フィクションの中にしか存在しないデスゲームの裏側で働く人のお話です。非現実的な世界でありながらも現実的な描写で進んでいくので、視聴者の皆さんにもデスゲームが存在する世界観を体感していただけたらと思います。そして一口に復讐といってもその中には夢、葛藤、愛、守るべきものがあって、そうした中で生まれる人と人のつながりにもぜひ注目していただきたいです」とアピールしている。
プレッシャーを感じていると話す梅澤は「デスゲームと聞き、人間の本質があらわになる極限状態の中で生きる深いテーマをどう描いていくのか、どんな世界観で生きていくのか、心からワクワクしました。そして脚本が面白すぎるぞ、これはすごいぞと。いかに役を背負って演じ切るか、プレッシャーも大きいですが、個人的にドラマ出演自体久しぶりなので、新しい挑戦として挑めることが楽しみです」と、感想を述べた。
さらに「私が演じる(秋澤)和は、正義とか自分の中の信念とか、生きていく上での軸をぶれずに強く持っている女性だなと感じました。気持ちいいほどに真っすぐな人間。やり遂げるべきことはやり遂げるし、言うべきことはどんなことも伝える。強く生きる和と真正面から向き合うのが楽しいです。和の中で大きな原動力があって、それを心に常に持ちながら周りを巻き込みつつ物語が進んでいく。いろいろなことに敏感に目を向けながら過ごす和はかっこいいです。責任をもって演じていきます」と、やる気に満ちている。
現場の雰囲気を聞かれると「『本当に、デスゲームのドラマを作っているのか!?』と感じるほどに、現場の雰囲気が素晴らしいです。スタッフの皆さんも、キャストの皆さんも、思いやりがあっていつも楽しんでいて、互いにリスペクトしているのがびしばし伝わってくる現場です。特にドリーミアのメンバーたちは、初めてお会いした日からずっと一緒にいたのではないかと感じるくらい居心地が良いです。主演の日向さんも、周りとコミュニケーションを取り、明るく座長らしく真ん中にいてくださるので、『私も頑張らなきゃ!』と刺激をもらっています」と答えた。
加えて「デスゲームと聞くと残虐に思うかもしれませんが、そこに込められた人の思いや意図、人間の醜さや人間くささ、生命の強さを感じる作品だと思います。恨みや憎しみや嫉妬も、人を動かすものだし、それがプラスに変わっていくこともあるのだと思います。デスゲームのバックステージ側という、なかなかにしびれるレアな立場で頭を動かす毎日はとても刺激的です。フィクションのようで、どこかリアル。複雑な人間ドラマをぜひ楽しんでご覧いただけたらうれしいです」と話している。
さらに、波岡一喜が“ドリーミア”の先輩社員・瀬戸内ツネ役に決定した。関西弁を話しチンピラめいた風貌で出自は不明だが、明るくてドリーミアのムードメーカー的存在の瀬戸内は頼れる兄貴分。
瀬戸内を演じるにあたり「デスゲームを作る側のチームの一員として、楽しみしかありません。関西弁のキャラクターということで、良いアクセントを付けて、『盛り上げられたらなぁ』と思います」と意気込んでいる。現場のチームワークは抜群らしく「少しでも撮影がないと、早くみんなに会いたいなと心から思える。そんな現場です。デスゲームと聞いて、何を想像するのか。冗談なのか、本気なのか。毎回ドキドキしながら、楽しんでもらえるドラマになっておりますので、ぜひぜひご覧ください」とコメントを寄せた。
そして、“ドリーミア”の社長・小山内惣介役として濱津隆之が出演する。一見頼りなさそうなひょうひょうとした雰囲気で、いつもニコニコ笑っているが、目の奥は笑っておらず一癖ある社長。
オファーを受けて「いわゆるなデスゲームものだと思って読んでみたらいわゆるなデスゲームものではなかったので、『いわゆるじゃないデスゲームものだ』と、この作品に参加できることが楽しみでしたと語り、小山内役に関して「社長なんだか、じゃないんだか、仕事しているんだか、いないんだか。そのひょうひょうとした雰囲気に何処か少しだけ(自分に)近しいものを感じました」と苦笑した。
そんな社長の元で、小道具制作を務める木野まどか役に、美山加恋が抜てきされた。デスゲームに使う首輪などの小道具をなんでも工作する木野。予算が少ない中、100円均一ショップの製品を組み合わせて制作するなど、工作の腕はピカイチ。「できないことはないですけど」が口癖だ。
「原案がヨーロッパ企画の上田さん、脚本が同じくヨーロッパ企画の諏訪(雅)さん、そして監督がご一緒したかった北川(瞳)さんということで、お話をいただいた時はとてもうれしかったです」と笑顔で語る美山。そして「キャラクター自体もとても楽しそうで、なにより共演させていただく皆さまが素晴らしい先輩ばかりだったので、『私も頑張らねば…』と気合いが入りました」と振り返る。
演じる木野まどかについては「朗らかな雰囲気の会社・ドリーミアの中では一歩引いている子ですが、彼女の独特な部分が話を重ねるごとにチラホラと垣間見える面白いキャラクターだと思いました。なにかとギャップがある一面も楽しいです」と説明している。そして「現場は初日から和気あいあいとしていました。特に波岡さんと濱津さんがアドリブも多く、待機中も現場の空気を明るくしてくださる印象です。梅澤さんもとてもしっかりされているのに監督にいじられている姿がかわいかったり、日向くんは初主演にもかかわらず誰よりも現場を楽しんでいて、よくいろんな人と話し、いじられている印象です」と、共演者の印象を明かした。
3人の監督については「毎話いろいろなデスゲームがでてくるということで演出方法もさまざまなパターンがあり、『これがどう編集されるんだろう!』と楽しみにしているカットがたくさんあります。北川監督演出のオープニングとエンディングにも注目です」と話した。
最後に「撮影は進んでいますが、完成がどんな雰囲気になるのか私もまだ分かっていないので、私自身放送をとても楽しみにしています! もし現実にデスゲームがあったら、ひょっとしたらこんな人たちが裏にいるかもしれません。現実ではありえないけど起こるかも!? リアルと非リアルのハラハラ感をぜひお楽しみください」とメッセージを寄せている。
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