内藤剛志、風間俊介が「ザ・トラベルナース」準レギュラー! 物語をかく乱する存在に2024/10/03
テレビ朝日系で10月17日スタートの岡田将生主演、中井貴一共演の木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」(木曜午後9:00、初回は拡大スペシャル)から続報が届いた。
本作は、中園ミホ氏が脚本を手掛ける痛快医療ヒューマンドラマの2年ぶりの続編。主人公は、手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いけれど、アメリカ仕込みの優秀なトラベルナース・那須田歩(岡田)で、柔らかすぎるほどの物腰なのに、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多き嘘つき(!?)スーパーナース・九鬼静(中井)とタッグを組む。卓越したスキル&熱き哲学を持った“最強くせ者ナース・コンビ”が、患者ファーストで医療現場を改革していく。
歩と静の2人に関わる人物として、内藤剛志と風間俊介が準レギュラーで仲間入りを果たし、第1話から物語を大いにかき乱していくことに加え、渡辺大知、松本大輝、マキタスポーツら、個性あふれる面々のレギュラー出演も決定した。
内藤が演じるのは、西東京総合病院の元院長・大田黒勝一。声がでかく騒がしい男で、長い間、院長の座に君臨していたが、脱税疑惑が浮上。自身の汚職やパワハラが次々と明るみになり、病院長を解任された。医師時代は情熱もあり優秀だったが、院長になってからは病院を大きくしたという自負からか、私腹を肥やすことに甘んじてしまった。
そんな大田黒に向き合う内藤は、「元院長役ということで、またちょっと新しいことがやれるなと思いました」と胸を弾ませる。そして、「まるでかなわぬ恋のように…ちょっとゆがんではいるかもしれませんが、誰よりも病院のことを愛している男」と解釈して繊細に体現する。そんな大田黒が加わった本作の見どころについては「このドラマは、患者の病気を治すだけではなく、患者の心もケアして前に進ませてくれる作品。なので、僕が演じている大田黒がどのように体も心も救われていくのか…その過程で巻き起こる、さまざまな人間模様を楽しんでいただきたいと思います」と自身の見解を語った。
大田黒と並んで、第1話の物語展開の大きな鍵を握るのは、風間が務める実直な敏腕外科医・神山直彦。実は神山、大田黒の一番弟子だった人物。しかし、新米外科医だった頃に自分を鍛え上げてくれた大田黒に恩義を感じつつも、今はその思いをひた隠し、クリーンな薬師丸体制へと移行した「西東京総合病院」で勤務し続けている。そんな中、病に倒れた大田黒を目の当たりにした神山の心は、人知れず大きく揺れ動き…。
風間は「時代がどんどん変わっていく中で、昔の時代に異論を唱えながら、それでもその中を生きてきた世代の方々に共感してもらえる人物なんじゃないかなと。なので、物語の中の特別な人ではなくて、どこにでもいる立場の人という感覚で演じられたらなと思っていました」という人物と分析。そして、「放送が楽しみです。神山はシーズン2のスタートとなる回で<ある種のメッセージ>を残していくのですが、多くの方々に『ここから物語が始まるんだな。今まで生きてきた過去を大事にしつつも、やっぱり医療、そして社会全体が変わっていかないといけないな』と感じてもらえる第1話になるんじゃないかなと思います」と視聴者へのメッセージを寄せた。
渡辺、松本、マキタスポーツは、「西東京総合病院」の外科医メンバーを担う。上から任せてもらえる機会が少なかったため、今なお医師として自信が持てないでいる小山衛役は渡辺。患者に寄り添う優しい男だが、「上に確認します」が口癖で、看護師からも信頼が薄い。臨床研修を終えたばかりの新米医師・半田一役は松本。医師として仕事を覚えたいという熱意もありつつ、上司から振られた仕事をこなすのに手いっぱいで、いつも寝不足気味。大貫太にはマキタスポーツ。元院長の大田黒派が一掃されたため、出世のチャンスが回ってきた消化器外科医で、この機会を逃すまいと必死。医者至上主義で態度もでかく、部下には高圧的。看護師の意見は聞かず、名前も覚えない役どころだ。
第1話。2022年──ニューヨークの病院で、難病を患ったスーパーナース・九鬼の手術が無事終わり、そのまま現地で働いていたトラベルナース・那須田。あれから2年が経ち、日本に帰国した歩は、新たな勤務先となる基幹病院「西東京総合病院」へ向かう。その道中、おむすび屋さんに立ち寄った歩の前で突然、やけに横柄な客・大田黒(内藤)が血痰(たん)を吐いて倒れた。歩はすぐさま応急処置を行い、大田黒を西東京総合病院へ搬送。ところが、意識を取り戻した大田黒はなおも横柄な態度で「特別室へ運べ!」と要求し、外科医の神山(風間)らを困惑させる。
というのも…実は大田黒、つい先月まで同院で院長を務めていた人物。しかも、自身の汚職やパワハラが次々と明るみに出て、解任されていたのだ。 コンプライアンス上、そんな人間を特別扱いするわけにはいかない──クリーンな組織変革を進める若きカリスマ新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は、なんと大田黒を離島の分院に入院させるよう手配。大田黒は怒りをあらわに抵抗するが、結局そのまま追い出される。一方、歩は偶然にも静と2年ぶりの再会を果たすことに。その矢先、分院に向かっていた大田黒がふたたび倒れてしまう。
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