吉高志音がカレンダーブックを発売！ 「『行ってらっしゃい』の時に感じてほしい」2024/09/24
俳優の吉高志音が、「吉高志音2025カレンダーブック」を発売。9月21日に開催された発売記念イベントに登壇した。
カレンダーは、“日常の中の幸せ”をテーマに、公園や喫茶店、夜の街など、さまざまな場所で撮影を敢行。ベッドでまったりとしたり、運河沿いでのサイクリング、居酒屋で食事を楽しんでいたりと、吉高と過ごす飾らない日々が切り取られている。吉高は「1日の自然な表情や温度感が伝わるような、素の自分を出せました。カメラの前で飾らない、新しい自分を見られたようでうれしかったです」と出来栄えに満足しているようだ。
また、今回で3年目となるカレンダーブックについて、昨年からの変化を聞かれると「少しずつ撮られることに慣れてきました」と答え、「カメラの前で素の自分を出すのはなかなか難しいですが、表現の引き出しも少しずつ増えていて、顔つきも変わっているんじゃないかなと思います」と成長を見せた。
吉高が選ぶお気に入りカットは、居酒屋での写真。実際にファンから「居酒屋デートをしているみたいで距離感が良い」と好評だったそうで、「カレンダーはファンとつながる一つのツールでもあるので、近くに感じてもらえてうれしいです」と声を弾ませた。
さらに、カレンダーブックを飾ってほしい場所を聞かれると、「なかなかないと思うんですけど、玄関の扉のところとか。何て言うんでしたっけ…」と考え込む様子。「そうだ、ドアスコープのところ。僕のことを『行ってらっしゃい』の時に感じてほしいですね。ごめんなさい（笑）」とユニークな場所を提案し、会場を和やかな雰囲気に包みこんだ。
また、大満足の出来栄えとなったカレンダーブックは、ミュージカル「RUN TO YOU」で共演したなだぎ武に見せたいと言う。吉高は「なだぎさんの伝統芸の自転車のカットがあって。僕、自転車を見るとなだぎさんを思い浮かべちゃうんですよ」と楽しそうに理由を話し始め、「以前共演したときは親子役で、その時の血が騒いだというか。ぜひ見てほしいです。（写真の）この角度は本当にいいんだろうか、という感想を聞きたいです」とおちゃめな一面を見せた。
ラッパー役に初挑戦した「RUN TO YOU」は、吉高にとって苦手な分野に挑戦する作品だったという。吉高は「ラップは言葉をダイレクト届けられるものなので、変に飾れないし、ごまかせない」とその難しさを吐露し、「その分、思いがちゃんとストレートに届くので、それぞれの気持ちの吐き出し方やバックボーンがすごく見えて、言葉の表現をまた学んだなと感じました」と舞台を振り返った。今年1年については「だいぶ楽しみました。稽古と本番が重なるスケジュールを、実際こなせるのかなという思いがあったのですが、意外とすごく楽しくて。いろんな役を演じ分けている役者としての楽しみを感じましたし、『もっとかかってこい！』という気持ちになりました」と胸を張った。
今後の展望については、「言霊があると思っていろんな場で話している」という思いを告白。「ミュージカルをずっとやっていきたいですし、帝国劇場の0番（舞台中央、主役の立ち位置）に立ちたいという思いがあります」と舞台に対する情熱を語った。さらに、今後演じてみたい役を聞かれると、事務所の先輩である加藤和樹が演じる「ファントム」を挙げた吉高。「はかなくて消えてしまいそうな、壊れてしまいそうなものほど美しいと僕は感じるので、そんな役を演じたい」とアピールした。
過去2作のカレンダーブックを自宅に飾っていたという吉高に、今年も飾るかと尋ねると「もちろんです！」と清々しく宣言。最後は、ファンに向けて「25年もよろしくね」と笑顔で会見を締めくくった。
【プロフィール】
吉高志音（よしたか しおん）
1999年7月2日生まれ。東京都出身。血液型B型。近年の主な出演作に、MANKAI STAGE「A3！」シリーズ、ミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」、Experimental Theater「結合男子」、ミュージカル「GIRLFRIEND」、ミュージカル「暁のヨナ」などがある。
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