「潜入兄妹」竜星涼が初共演の八木莉可子を絶賛。携帯の待ち受けも八木の変顔!?2024/09/23

日本テレビ系で10月5日からスタートする連続ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」(土曜午後10:00)の制作発表会見が行われ、ダブル主演の竜星涼、八木莉可子をはじめ、及川光博、入山杏奈、徳井優が登壇した。
本作は、日本最大級の特殊詐欺組織“幻獣”に立ち向かう兄妹(きょうだい)、元警察官の兄・渡良瀬貴一(竜星)と天才ホワイトハッカーの妹・渡良瀬優貴(八木)の復讐(ふくしゅう)劇を描く潜入サスペンスドラマ。彼らのターゲットは父を殺した犯人で、身分を隠して組織に潜入し、犯罪組織を内側から壊滅することを目指す。今作は、日テレ系人気ドラマ「大病院占拠」「新空港占拠」「ボイス緊急指令室」のチームが結集したオリジナル作品だ。
今作での意気込みを聞かれた竜星は「僕の役柄は父親が犯罪組織の鳳凰という人物に殺されて、そこからこの兄妹2人で復讐していく役で、いろいろ責任を抱え込んで、最後まで妹と一緒に戦っていけるのか、今は必死に毎日を汗かきながら熱い熱量で撮影させていただいてます」と力を込めた。対して八木は「物語はドキドキハラハラが止まらない一歩先も読めないような作品になっているのですが、現場はカットがかかったら皆さん仲良くて、スタッフも共演者の皆さんも優しくて、和気あいあいと撮影させていただいてます。暑い中、ロケも多くて体力的には大変なシーンも多いですけど、仲良く力を合わせて頑張って撮影しているのでスタート日を楽しみにお待ちいただけたら」と笑顔を見せた。
そして2人を見守る、殺された父の同期で神奈川県警の刑事・入間慎之介を演じる及川は自身の役柄について「入間は以前から2人を知っていて、亡くなった同僚の子どもたちなので、愛があるわけです。親戚のおじさん的に演じています。親ほど近くないけど、(潜入する2人を)とにかく心配しています。だから現場に入る前にめいっ子のことを考えるんです。それでいい感じのおじさん具合ができています」と語った。
闇バイトで配布されたターゲット名簿に載っている預金残高5億円の1人暮らしの高齢者・岩木泰造役の徳井は「今まではいい加減な人を演じることが多かったですが、今回はちゃんとした、きちんとした大人を演じたいと思っています」と意気込んだ。
兄妹が潜入する特殊詐欺組織のハコ長(チームリーダー)の高津美波を務める入山は「すごく頭が切れて、皆を引っ張っていくリーダーで、皆を俯瞰(ふかん)で見ている立場なので、現場でもそういうふうにいようと思っていたのですが、すごく(皆と)仲良くなっちゃいました(笑)」と明かした。

竜星と八木は今作が初共演。お互いの印象を問われた竜星は「本当に今回初めましてだったんですけど、共演させていただく以前のイメージよりも10倍も20倍もチャーミングな方というのが印象的。現場でもものすごく笑ってくれて、変顔もしてくださる。フレームで見ていて華があるのは分かるんですけど、現場のスタッフさんたちを含め、皆が八木さんの笑顔に助けられている。現場に八木さんがいると華やぐ」と絶賛。対して八木は「(竜星が)笑わせてくださいます。裏でもお兄ちゃんみたいに気さくに接して、イジってもくださる(笑)。それでつい私は笑ってしまうんですけど。現場を明るく引っ張ってくださる皆のお兄ちゃんだなって思います」と称賛。そして及川も竜星の人間性を「カラっとしたいい男なんですよ。揚げ物に例えると“チーズカツ”っていうか…。さわやかな風が吹いています」と例えると、竜星は「嫌ですよ、これ書かれるの!」とツッコみ、会場を笑いを誘った。

先日解禁された予告映像で竜星が「最悪だ…」とつぶやくセリフが話題に上がると、八木は「『最悪だ…』って言葉にハマってて何かあったらお兄ちゃんのまねをして言うとポップでイイ感じになる」と告白。それにちなみ最近あった最悪だと感じたことを聞かれ「スタジオの食堂でご飯を食べるんですけど、食券を買う時、500円玉が入らない。いつも私が500円玉しかなくて、入らなくて、お札を入れなくちゃいけない時に『最悪だ…』とちっちゃく言います」とおちゃめに打ち明けた。
また身分を偽って組織に潜入する今作の内容にちなみ、内緒にしていることを尋ねられた竜星は「秘密にして(現場に)入ろうかなって思っていたことがあって。八木さんが妹を演じるので、親心じゃないですけど愛情を常に感じていたくて、作品中の(スマホの)待ち受けを八木さんにしようと思ったんです。でも、それを見られたらちょっと恥ずかしいので、実際は八木さんに言いました。それで、待ち受けは僕が撮った写真にしたくてカメラを向けたのですが、変顔しかしてくれないので…変顔の八木さんをずっと待ち受けにしています」と打ち明け、「つらい時でも変顔の八木さんが出てきて心がほころぶ。今日も頑張ろうかなじゃないですけど、兄としてとても大好きですね」と回答。それを聞いた八木は「自分も(演じている)優貴と似ているところかもしれないんですが、恥ずかしくてついツンケンしてしまったり、つい変顔とかムッとした顔をしてしまって。でもそんな理由だとは知りませんでした。からかわれてホーム画面にされているものだと…」と驚いていた。

そして入山は「私はご飯を食べても食べてもおなかがすいちゃうんです…。現場でずっとおなかが鳴っててそれをバレないようにしています」と明かしたが、竜星から「すみません、バレてます…」と申し訳なさそうに言いつつ、「でも僕もおなかが鳴るので。朝から(撮影を)やっているので、よく皆グーグーおなかが鳴っています」とフォローした。そういう時はどうしたらいいのかと問われた及川は「僕は女性のおなかが鳴った時は僕だって言っちゃいますね」と真顔で告白、竜星は「かっこいい、すごい」と羨望(せんぼう)のまなざしを向けていた。

またタイトルにちなみ今、潜入してみたいところについて、「どこだろう? 国会かな」と徳井が答えると、八木も「分かります!」と同調し「滋賀出身で3年前くらいに上京してきたんですけど、国会とか文部科学省とか見ると、ここで日本のことが決まっているんだ…ってすごいテンション上がっていました」と振り返る。そして、竜星は「僕は人の頭の中に潜入してみたい」といい、「相手が本当にどう思っているかは言っていることと違ったりするじゃないですか。この作品も『ぜひ見たいです。面白そうですね~』って言っていても、心の中では本当はどう思っているのか。本当に見てくれますかって思って、潜入させていただきたい」と語り、笑いを誘った。
最後に視聴者へのメッセージとして、竜星は「本当に1話1話、詐欺の形を提示していきますので、少しでも注意していただきながら見てもらえたら。そして、兄妹で潜入していろんな人と出会ってどういう選択をして進んでいくのか。何が正義で何が悪なのかを感じながら、見ている人もこの作品を通して正解を見つけていただけたらと思います。ぜひ見てもらえたら」と呼び掛けた。八木は「すてきなキャストの皆さんと優しくて温かいスタッフの皆さんと、現場を明るく力強く引っ張ってくれるお兄ちゃんである竜星さんと毎日楽しく撮影させていただいています。私も台本を読んでついだまされてしまうような、展開が読めないドキドキハラハラが止まらない、いろんな伏線が張られているので、1回見るだけじゃなく何回もいろんな味わい方ができるような作品になってるので、ぜひ何度も見ていただけたら」とアピールした。
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