ライジングサンロックフェス、ドリカム、GLAY…「北海道道」で音楽特集！2024/09/19 09:00
鈴井貴之、多田萌加がMCを務めるNHK総合の「北海道道」（金曜午後7：30、北海道ローカル）では、この秋、音楽をテーマにした3番組をオンエアする。北海道発の人気イベント・ライジングサンや、北海道ゆかりの人気アーティスト・DREAMS COME TRUE、GLAYという豪華なラインアップで、北海道と音楽の関わりを見つめ直すひとときになりそうだ。
1本目は、9月20日放送の「道民とともに25年・ライジングサンの魅力」。1999年にスタートし、この夏で丸25年となったRISING SUN ROCK FESTIVAL（ライジングサンロックフェスティバル）。国内で活躍するアーティスト100組近くを、石狩から小樽にまたがる特設会場に迎え、2日間で毎年6万人以上の観客が訪れる日本有数の野外音楽イベントだ。参加者はその魅力を「テントでバーベキューをしながらアウトドアも楽しめる」「親族・友人が年に一度、必ず集まるお正月のようなイベント」などと話す通り、道民にとっては、ただ音楽を楽しむだけではない、夏の特別な2日間になっている。
実はライジング“常連”で、ステージに上がった経験もある鈴井と、ライジング初参戦の多田が現地で徹底取材。バンドとしては最多出演の東京スカパラダイスオーケストラや、メンバー全員が北海道出身のバンド・怒髪天にインタビューするほか、大量の楽器をステージごとにセッティングするスタッフ、長年ゴミ分別の指導を行うNPOなど、“縁の下の力持ち”の奮闘ぶりも伝える。さらに、日本のポップスシーンで人気急上昇中の小樽出身でシンガー・ソングライターのFurui Rihoに密着。憧れのライジングサン初出演の模様に迫る。
2本目は、9月27日放送の「ドリカムが帰ってきた！2024夏・池田町」。今年7月、DREAMS COME TRUEのボーカル・吉田美和の出身地である池田町で、いけだワイン城の落成50周年と自身のデビュー35周年を記念した野外イベント「ドリカムとドリカムの日」が2日間にわたり開催された。
吉田は過疎化する故郷を思い、「何か恩返しが出来ないか」と、メンバーの中村正人とともに1年以上前から企画していたというこのイベントには、道内外から延べ1万5000人が来訪。「晴れたらいいね」「ALMOST HOME」など、ライブで披露した曲は“池田町の景色が浮かぶ曲”として吉田自らが選曲。ライブのほか、地元のキッズダンサーズも出演したステージ「ドリカムディスコ」あり、名産の十勝ワインとぶどうジュースも飲み放題のフェスだった。
町では前代未聞の大規模イベントということもあり、「長年のファン」という役場職員、大人数のスタッフに弁当を届ける地元の仕出し屋など、町民たちも奮闘。イベント出店する焼き鳥店に、全国のドリカムファンが集結する一幕も。池田町とドリカムを巡る、興奮の2日間をドキュメントする。
3本目は、10月18日放送の「GLAY❤︎北海道 スペシャル ～30年の軌跡～」。メンバー全員が函館出身、今年デビュー30周年のGLAYのメンバー・TERU、TAKUROが番組に登場。「デビュー当時から旧知の仲」という鈴井とだから話せる、30年間にわたる北海道愛満載の、72分スペシャル版をおくる。
番組内では、97年、GLAY大ブレークの報せから、美瑛町の雪原での名曲「Winter,again」のミュージックビデオ撮影、01年の石狩10万人ライブ、13年開催の函館・緑の島5万人野外ライブのウラ側。07年に「音楽の力で夕張を元気に！」という鈴井の呼び掛けで出演したイベントの貴重映像や、16年の北海道新幹線イメージソングでの鈴井との意外な共演まで、30年間の軌跡をエピソードたっぷりに紹介。
さらに、多田は函館に残るGLAY伝説を徹底検証。「ロックなのに礼儀正しい？ ほほ笑ましい高校時代」「大ヒット曲『HOWEVER』、実はタイトルが違った？」「“原点”ライブハウスの壁の落書きは本当に本人が書いたの？」などの真実に迫る。
また、「今、函館愛が一番熱い」と語るTERUの絵画アトリエを初公開。さらに、TAKUROが作詞・作曲を手掛けた「北海道道」の新テーマソング、「さよならはやさしく」の制作秘話も。これを見れば、函館・北海道がもっと好きになるかも？ “北海道愛120％”で送る、GLAY30年のヒストリーに注目が集まりそうだ。
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