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藤原竜也&広瀬アリス「全領域異常解決室」に小日向文世、柿澤勇人ら実力派俳優が決定2024/09/13

藤原竜也&広瀬アリス「全領域異常解決室」に小日向文世、柿澤勇人ら実力派俳優が決定

 フジテレビ系で、10月9日スタートする水10ドラマ「全領域異常解決室」(水曜午後10:00。初回は15分拡大)の新たなレギュラーキャストとして、柿澤勇人福本莉子小宮璃央成海璃子迫田孝也ユースケ・サンタマリア小日向文世の出演が決定。主演の藤原竜也と共演の広瀬アリスらの脇を固める、実力派俳優陣の個性あふれるキャラクターにも注目だ。

 完全オリジナルとなる本作は、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称:全決=ゼンケツ)という世界最古の捜査機関が解決していく本格ミステリードラマ。

 「全決」の室長代理であり、異常なまでの知識、記憶力、洞察力を兼ね備え、その力を生かして、全領域で起こる“異常事件”を解決へと導くスペシャリストの興玉雅(藤原)と、「全決」へ突然出向を命じられ、超常現象やオカルトを信じていないばかりか、あまり捜査経験もない警察官の雨野小夢(広瀬)。性格も価値観も異なる2人がさまざまな“異常事件”に挑んでいく。

 小日向が演じるのは、「全決」の局長・宇喜之民生。そして、柿澤は、霞が関の官僚で、“異常事件”が発生すると「全決」へ捜査依頼する内閣官房国家安全担当審議官の直毘吉道役を担う。また、「全決」に依頼されれば何でも運ぶデリバリースタッフ・芹田正彦役に迫田が決定。さまざまな事件が起きた際に、度々姿を現す謎多き女性・豊玉妃花役に福本が抜てきされた。

 さらに、ユースケが、警視庁捜査一課の警部で、世間を騒がす「ヒルコ」を捜査するヒルコ専従班班長・荒波健吾役で登場。同じく警視庁捜査一課の警部補でヒルコ専従班の二宮のの子役を成海が務める。荒波や二宮の部下である警視庁捜査一課・巡査部長(ヒルコ専従班)の北野天馬役は小宮が扮(ふん)する。

 本作への出演が決定した柿澤は「主演を務められる藤原竜也さんとは舞台や映画ではご一緒していましたが、連ドラで今回のような形でガッツリご一緒させていただく機会は少なかったので、共演できてうれしいです。すごくチャレンジングな作品だなと思いましたが、みんなで一丸となって盛り上げていこう、という心意気をとても感じられるチームですね。台本に関しては、率直に最後はどうなっちゃうんだろ? と思いました。根本となる黒幕は誰なのだろうか? “全決”の人たちはいったい何者なんだ? とか、気になるポイントが多い作品なので、ワクワクドキドキしています」とコメントしている。

 直毘吉道という役について「まず、名前が難しくて読めないですよね(笑)。そんな変わった名前ではありますが、直毘自身、“全決”に対して、捜査依頼はしつつも、実は半信半疑に思っている部分もあります。また、役の立場的に登場人物それぞれのことを分かってお芝居しないといけない役柄でもあるので、台本をすごく読み込みました」と明かし、「(藤原)竜也さんが演じる興玉さんのセリフ量が本当にとにかくすごくて、これは大変だな、と思っています。また、小日向さんとは初共演させていただくのですが、大先輩とご一緒できるのはうれしくもあり、緊張もしています(笑)。緊張すると気を使ってしまい、いつも以上に話せなくなるタイプなので、少しでもお話して撮影期間中に仲良くなれたらうれしいです」と、現在の心境を明かした。

 続けて「毎話取り扱っている事件に加えて、各所に張り巡らされている伏線にも注目して、盛り上がっていただけたらうれしいです。“全決”のメンバーやその周りで起きている出来事はどうしてそうなったのか? 興玉さんと一緒に考察・推理しながら楽しんで見ていただきたいです。皆さんにとって見たことのないドラマになること間違いありません。そしてそれは、もしかすると、僕らの身の周りでも起きる現象や事件かもしれません。水曜午後10時はぜひ、リアルタイムで『全領域異常解決室』をご覧ください!」とアピールしている。

 福本もオファーを受けて「ドラマのタイトルに聞きなじみがなく、はじめはどんなお話かまったく想像がつかなかったのですが、 以前その機関(アメリカに実在する『全領域異常解決室(AARO)』)について調べた事があったことを思い出し、勝手にご縁を感じていました。オカルトや超常現象の話題はネットでたまに見かけますが、それが日常生活にどうやって絡んでくるのかが毎話とても新鮮で、すごく面白いと思いました」と、感想を述べた。

 演じる豊玉妃花役に関して聞かれると「自由きままで神出鬼没な子です。役作りの部分でも自由度の高いキャラクターなのでどんなことができるかなーと日々考えています。ヘアメークや毎話変わる衣装もトレンド感のある個性的なもので、豊玉妃花らしさが詰まっていると思います」と説明している。

 そして、「藤原さんと広瀬さんをはじめ、出演者の皆さんが優しくて現場もとても和やかな雰囲気でした。モニター越しに興玉さんと小夢さんが話しているのを見て、『早く完成したものが見たい!』と思いました」と楽しみにしている様子で「毎話、固定観念をぶち壊すような展開から目が離せません。ぜひ楽しみに待っていてください」と呼び掛けた。

 一方、北野を演じる小宮は、台本を読み、「黒岩さんの手掛ける作品は本当にすごいな、と思いました。黒岩さんの今まで手掛けられた作品がすごく好きだったので、最初お話をお伺いした時、興奮しました」と喜び、「実際に台本を読んでみて、言葉に表せないぐらいキレイに全てが詰まってるというか、この内容が映像化されたら、素晴らしい作品になりそうだな、と思いました」と感想を述べた。

 初めて刑事役を務めることについては、「前作では学園ものを撮影していたので、切り替えが大事だなと思いました。北野はオカルトにも興味があり、若さ故に先輩に対して敬語とタメ口が混ざっているような愛きょうのある後輩、若手刑事です。少し僕と似ている一面もあるのかな、と思っています。自分自身に投影しつつも正義感あふれる若者代表として頑張りたいと思います! また、北野の実年齢が僕の年齢より4つ上なので、その4年の経験値の差を埋めるのが難しいところではありますが、目の動きや声だったり、相手との会話や対応の仕方なども変わってくると思うので、そういうところは周りの先輩方に相談させていただきつつ、少しでも実年齢の差を埋められればと思っています」と先輩のアドバイスを生かして演じたいと語る。

 撮影が始まっているようで「ユースケさんも成海さんも“初めまして”だったのですが、本当に優しくしていただいています。ユースケさんは撮影現場でもユーモアあふれる感じでたくさん笑わせてくださいます(笑)。大先輩なので、吸収できるところはしっかり吸収したいと思っています。また、憧れの藤原さんとお会いすることもできてすごくうれしいです。クランクインして間もないですが、藤原さん演じる興玉の世界観が既に作られていて、ヒシヒシと伝わるものがありました。本当に“興玉”という存在が実在するんじゃないか、と思えるぐらいすごくて、藤原さんのお芝居力に感動しています」と話している。

 さらに「『全領域異常解決室』難しいタイトルではありますが、皆さんの周りにも実は、“不可解”なことがあるかもしれません。この作品はフィクションとして楽しんでもらいつつも、皆さんの身の回りで起こるかもしれない“不可解な異常”も楽しんでいただけたらな、と思います。北野は天真らんまんな感じでユースケさんや成海さんの隣にずっとくっついていると思うので、ぜひ、顔だけでも覚えてくれたらうれしいです!」と笑顔を見せた。

 また、二宮を演じる成海は「タイトルを聞いただけでは、どんなお話なのか全くイメージできませんでしたが、主演が藤原竜也さんと聞いて、久々に共演できることがとてもうれしかったです。台本を読んでみて、“尖っているなぁ”というのが正直な最初の感想です(笑)。オリジナルで、こういった題材をドラマにするということに心が躍りました」と話し、「私が演じる二宮は、人一倍強い正義感と意志を持った警察官の役ということもあり、ちょっと話す言葉も強めです(笑)」と説明した。

 現場の様子について「説明セリフが多く緊張感のあるシーンが多いですが、ユースケさんがたくさんお話してくださるので、和気あいあいと笑いの絶えない撮影現場でリラックスして臨むことができています」と振り返り、「皆さんも、一度は耳にしたことがあるかもしれない太古より伝わるやんごとなき世界、そんな視点からも楽しめるドラマとなっています。ぜひご覧ください」とコメントを寄せている。

 フジ系ドラマのレギュラー出演は、2020年の「アンサング・シンデレラ」から4年ぶりとなる迫田は「前回のラーメン屋店主のように、ほのぼのシーン担当として楽しく参加したいですね。それで今回は『全領域異常解決室』。なんか不穏ですね、これは事件が起きますね、犯人登場しそうですね。最後までほのぼのと楽しく参加しようと思います(笑)」と不敵な笑みを浮かべる。

 超常現象や極秘機関の話は大好物で台本は夢中になって読んだという。そのうえで「私が演じる“芹田正彦”は、物語とちょうど良い距離感にいる役なので、このまま最後までほのぼの楽しく演じていけることを願っております」と心境を明かし、「藤原竜也さんや広瀬アリスさんをはじめ、小日向文世さん、ユースケ・サンタマリアさんなど、1つのシーンに集まれば何が起こるか分からない、何が起きてもおかしくないような方々ばかりですので、できることならそんなシーンに巻き込まれることなくほのぼのと放送を楽しみたいです」と役では事件に関わりたくない様子。

 熱血刑事・荒波健吾役に決定したユースケは「台本を読んでいると奥深い秘密があるドラマだな、どんどん明らかになっていく変わったドラマだな、と思いました。かなり挑戦していると思います。ヒリヒリしたお仕事を求めていたので、まさにこのドラマはドンピシャだと思い受けさせていただきました。そして、フジテレビは、『踊る大捜査線』(1997年)から始まり、すごく好きなテレビ局さんなんですよ。久しぶりにスタジオに来て、変わっているところもあれば、昔ながらの部分も残っていて、懐かしくてうれしくなりました」と懐かしむ。

 加えて「最初に台本を読んだ時からこんな感じの役かな? と思う部分はありました。たまにそういう全てが分かるというか、ピタッとハマるドラマがあって…。実際撮影してみるとそれがハマっていて、今は揺るがない、疑いなく役に入り込めています」と自信を見せている。

 撮影現場の様子を聞かれると「藤原(竜也)くんとは何度か一緒になったことはありますが、今回みたいに連ドラでガッツリ共演するのは初めてなので、うれしいですね。この“興玉雅”という役は、彼のためにあるような役だと思います。ちょっと人間離れした…、そんな役が藤原くんの良さとピッタリ合っていると思いますし、新しいイメージが一つ生まれるんじゃないかな、と思いました。(広瀬)アリスちゃんは初めてだけど、すごく的確なお芝居をしてくれています。彼女がしっかり真ん中でバランスを取ってくれるので、ありがたいですね。とってもステキな方です。そして、藤原くんやアリスちゃんをはじめ素晴らしい役者の皆さんが集まったと思います。そんな中に入れていただいてすごくうれしいです。皆さんと今まで誰も見たことのないドラマが作れるんだな、と思ったら久しぶりに燃えています」と熱く語った。

 そして、「確実に皆さんが見たことのないビックリするドラマだと思います。だまされたと思って見てほしいですね。そして、とにかく“ユースケ”に注目! 僕の枯れた色気! 何か深い爪痕を残すことで有名な男! 最初のシーンから爪痕残しちゃったな、って自負があるので(笑)。ぜひこの面白い座組の中で僕にも注目して見てくれたらうれしいです。もしかしたら天下取れるドラマかもしれませんよ! 分かりませんけど(笑)」と、ユースケ節でコメント。

藤原竜也&広瀬アリス「全領域異常解決室」に小日向文世、柿澤勇人ら実力派俳優が決定

 藤原、広瀬と初共演となる小日向は「台本を読んだ時、正直よく分からなかったです(笑)。最初はオカルト系の感じかな? とかUFO系なのかな? とか勝手に思っていたんですけど、予想外の真実が隠されていて、面白かったですね。あとは、脚本家の黒岩さんとは何度もご一緒しているので、スタッフ・キャストの皆さんをはじめ、楽しいメンバーとご一緒できるのはうれしいですね」と喜んでいる。

 演じる役柄については「役の設定を自分に落とし込んでリアリティーを持てるか持てないかがポイントだなと思っていますが、なかなか難しい役どころで、こんな役は今までにやったことがないかもしれません。藤原くん演じる興玉が発する言葉も不思議で、『何者なんだろ?』と思う部分があります。そんな興玉と一緒にいる宇喜之も実は不思議な部分があって…。今は、(脚本の)黒岩さんが書いてくださったセリフをひねらずにストレートにスッと話すように意識しています。中盤になってくるにつれ、いろいろと明らかになってくる事実が役に対しての変化に通ずる部分があります。なので、作品全体が出来上がった時、どんなふうになっているのか、今から楽しみです」と期待を寄せている。

 藤原と広瀬との共演を楽しみにしているようで「2人とのシーンで、“行ってきます”や“いってらっしゃい”と交わすささいな言葉もすごく特別な意味があるな、と思いました。また、福本さんが演じる豊玉は空気を変えるというか、見ているだけで溺れさせるような部分がありました」と印象を述べた。最後に「今まで見たことのない作品だと思います。謎めいた部分がたくさんちりばめられていて。物語のキーマンとなる“ヒルコ”とは? どんな戦いを見せるのか? 想像のつかない、最後はどんな結末を迎えるのか注目して、最後まで見続けてほしいな、と思います」と呼び掛けている。

 また、本編映像も初公開され、藤原や広瀬ら豪華俳優陣が集結した特報映像が初解禁となった。主演の藤原をはじめ、広瀬、柿澤、福本、小宮、成海、迫田、ユースケ、小日向の計9人の豪華俳優陣の顔ぶれが捉えられている本映像には、本作でしか見られない独創的な世界観と個性あふれるキャラクターたちの姿が映し出されており、期待が高まる。


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