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倉沢杏菜、上村海成、阿佐辰美、神尾佑、吉柳咲良が「光る君へ」に出演決定!2024/09/12

倉沢杏菜、上村海成、阿佐辰美、神尾佑、吉柳咲良が「光る君へ」に出演決定!

 倉沢杏菜、上村海成、阿佐辰美、神尾佑、吉柳咲良が、NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「光る君へ」(日曜午後8:00ほか)に出演することが分かった。

 吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じる「光る君へ」は、貴族文化が花開いた平安時代を舞台に、世界最古の女性文学と言われる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描くもの。脚本は、同局の大河ドラマ「功名が辻」や連続テレビ小説「ふたりっ子」、「セカンドバージン」など、数多くのヒット作を放ってきた大石静氏が手掛けている。

 倉沢が演じるのは、藤原道長(柄本佑)と嫡妻・倫子(黒木華)の次女であり、東宮・居貞親王(のちの三条天皇)の妃として物語の重要な役割を担う藤原妍子。彼女は東宮との年齢差に不満を抱き、豪華な衣装や贅沢な道具を好む派手な性格で知られている。

倉沢杏菜、上村海成、阿佐辰美、神尾佑、吉柳咲良が「光る君へ」に出演決定!

 倉沢はこの役について「派手好きで自由奔放な妍子は強く生きているように見えますが、実は孤独や満たされない気持ちを抱えている人物です。父である藤原道長が藤原家を繁栄させていった、いわゆる藤原家全盛期の最中で、その裏の苦悩を体現したような人物だと思います。孤独を感じたりそれを何かで埋めようとしたりする人間味あふれる姿が、人の心はいつの時代も変わらないのだなと気付かせてくれます」と、キャラクターの内面を深く分析。

 さらに、大河ドラマへの出演については「曾祖母と祖母が大好きで、ずっと一緒に見ていた大河ドラマに出演できることが信じられないほどうれしいです」とし、「『光る君へ』は個人的にも楽しく見ていたので、その世界に自分が入れることが光栄です。至らないところもあると思いますが、精いっぱい頑張ります」と、大河ドラマならではの重みを感じつつ、撮影にまい進していく。

 藤原道長と源明子(瀧内公美)の長男・藤原頼宗役を上村が担当。倫子と競う母・明子の期待を背負って育つ。道長と倫子の長男の頼通(渡邊圭祐)に比べて出世は遅れたが、のちには兄弟とともに異母姉の彰子(見上愛)を支える人物となる。

倉沢杏菜、上村海成、阿佐辰美、神尾佑、吉柳咲良が「光る君へ」に出演決定!

 上村は、「平安貴族の役を演じてみたい、あの装束を着てみたいという夢がついにかないました!」と喜びを表現し、頼宗を印象を「母・明子の熱心すぎる教育の反動で、逆に出世欲に突き動かされるタイプではなく、大人しく穏やかな性格に育った人物」と語る。さらに、「夢の平安貴族、思い切り楽しんで演じたいと思います!」と意欲を燃やす。

 また、大河ドラマ「青天を衝け」(21年)に出演した際の思い出についても触れ、「『光る君へ』の雅で優雅な雰囲気とは異なり、幕末から明治への改革の熱気を強く感じました。それぞれの作品が全く違った方向性を持っている点がとても面白いと思います」とコメントしている。

 大河ドラマ初出演となる阿佐が演じる敦明親王は、三条天皇(木村達成)の皇子であり、狩りを好む活発な性格を持つ人物だが、外戚の力が弱く、後見がないことで道長の圧力を受け、東宮の道を阻まれる運命にある。

倉沢杏菜、上村海成、阿佐辰美、神尾佑、吉柳咲良が「光る君へ」に出演決定!

 「大河ドラマへの出演というのは、役者を志した時からの大きな夢だったので、出演が決まったときは言葉にできないほどうれしい気持ちでいっぱいでした」と喜びを伝える阿佐は、「敦明親王は、史実では暴れん坊の印象が強いですが、今回の脚本では真っすぐで意外と打たれ弱いところもあり、すごく人間味を感じる魅力的な人物だなと感じています」とキャラクターへの理解を深めている様子で、「三条天皇や母のすけ子(すけ=おんなへんに成)との関係性の中で、光だけではなかった不遇の生涯をどう歩んでいくのか、一つ一つ大切に精いっぱい演じさせていただきます」と意気込み十分。

 さらに、過去に時代劇に参加した経験にも触れ、「時代劇を通じて、若い世代の人たちにも歴史を知っていただくために、まだまだ微力ですがもっともっと勉強して、少しでも何か自分に出来ることを見つけたい」と、自身の役者としての使命感も強調。「そんな中で『光る君へ』に参加させていただけることになり、本当に光栄で身が引き締まる思いです。大河ドラマは役者を志した時からの念願であり、ものすごくうれしい気持ちです」と、特別な思いを持って撮影に挑んでいる。

 神尾佑が演じる平為賢は、藤原隆家(竜星涼)に忠義を尽くす武者として登場。彼は、隆家が大宰府に赴く際に同行し、刀伊の入寇の際には重要な軍功を立てる。為賢のもとで、双寿丸が武術の鍛錬に励むという、武士としての誇りと信念に満ちた人物だ。

倉沢杏菜、上村海成、阿佐辰美、神尾佑、吉柳咲良が「光る君へ」に出演決定!

 神尾は平為賢について、「貴族の世から武士の世へと移り変わる時代に生きた武将で、時代の移り変わりの象徴の一人として描かれる人物です。武士道精神がまだ確立していない時代の中で、忠誠や信義、献身に溢れた存在であり、藤原隆家に心から尊敬し心酔している人物です。武士として、彼に仕えることが幸せだったのだろうと思います。劇中では為賢ならではの忠と武を存分に表現したいと思います。」と深い敬意を持って役柄に臨む。

 これまで大河ドラマでは、「北条時宗」で北条教時、「利家とまつ」で佐久間盛政、「八重の桜」で近藤勇を演じてきた神尾。「こうしてみると猛々しい武士ばかり。正直に言って個人的に武士、武将の役はしっくりきます。前世はおそらく武士です(笑)」と笑いを交えつつ、「大河ドラマは、時代背景に沿った丁寧なドラマ作りが魅力で、日本ならではの時代劇文化として、これからも大いに期待しています」と、大河ドラマへの愛情と期待を述べている。

 そして、吉柳が演じるのは、菅原孝標の娘で、後に「更級日記」を記すちぐさ。彼女は幼少期を父の赴任先で過ごし、「源氏物語」に憧れる少女。京に戻り、ついに「源氏物語」全巻を手に入れることができ、その感動は暗唱するまで読み込むほどだった。

倉沢杏菜、上村海成、阿佐辰美、神尾佑、吉柳咲良が「光る君へ」に出演決定!

 吉柳は、ちぐさについて「彼女は『源氏物語』の大ファンであり、文才にも恵まれた少女です。そんな彼女の熱い思いときらめきを、思う存分に演じたいと思います」と気合十分。また、18歳の時に共演した吉高や脚本家の大石と再び仕事ができることに対しても、「またこうしてご一緒できる機会をいただけたことがすごくうれしかったです」と喜びを伝える。

 大河ドラマ出演に関しては、「まさか自分がこのような形で出演させていただけるとは思っていませんでした」と驚きを隠せない様子だが、「このお仕事をしているうえで、いつか大河ドラマに出演することを夢見てきました。それがこんな素晴らしい形で実現できたことを光栄に思います」と言い、「想像もつかない世界なので緊張もありますが、精いっぱい頑張ります」と、夢だった大河ドラマへの出演に強い決意を見せている。


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