「若草物語」で酒井若菜がハローワークの非正規職員、阪田マサノブは卑劣な上司に2024/09/10
日本テレビ系で10月6日にスタートする新日曜ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」(午後10:30)。本作は、アメリカの作家、ルイザ・メイ・オルコットが手掛けた不朽の大ベストセラー「若草物語」を原案に、主演の堀田真由が次女・涼を、仁村紗和が長女・恵、畑芽育が四女・芽、長濱ねるが三女・衿をそれぞれ演じる社会派シスターフット・コメディー。
このたび、ハローワークで働く長女・恵(仁村)の職場の同僚・佐倉治子役を酒井若菜、上司・土方昭彦役を阪田マサノブが務めることが発表された。
酒井が演じる治子は、ハローワークで働く非正規職員。恵とはお昼のお弁当を一緒に食べる仲で、ある出来事を機に職場内で孤立深めてしまう。そんな治子役で本作に出演する酒井は、会社勤めをしている同世代の女性から「『若者へのハラスメントは気を付けるけどお前たちの世代は慣れているんだからかまわないよな、と上司から言われました。私たち世代への押しつけは何も変わっていませんと』と相談され、「ハラスメントの被害者は若者だけではないのだと実感しました」と自身が耳にした話を口にする。
そして、「このドラマは、若者の苦難や葛藤、そして成長を丁寧に繊細に描いています。珍しいのは、若者同じ悩みを抱きながらもそこから抜け出せずにいる中年女性“佐倉”という登場人物をひっそりと存在させているところです。多くを語らない佐倉がどんな言葉を飲み込んで生きてきたか、少しでも表現できればいいなと思います」とこのドラマに重ねる思いを語った。
恵や恵の恋人で同じハローワークで働く正規職員の大河(渡辺大知)、佐倉の上司にあたる土方は、ハローワークで働く正規職員。職場での人望も厚く、表向きは“頼りがいのある上司”だが、実は裏の顔がある人物を演じる阪田は、「非正規職員の人事権を握る立場を使い己のドス黒い欲望を満たそうとする卑劣な上司としてお目にかかります。目立たない分、余計気持ち悪い男です。妻子持ちらしいです」と、自身の役について言及。「蒸し暑い時期から肌寒い時期にかけ絶賛撮影中ですが、現場の明るく健やかな雰囲気にあらがう陰湿なやからとして存在しようと思っています(役として)」と土方の印象を明かした。
仕事、恋愛、結婚、夢…。避けては通れない人生の難題にぶつかってはトライ&エラーを繰り返しながらも、それぞれの幸せを模索する四姉妹。新たなキャストがそんな彼女たちの未来にどんな影響を与えるのか、乞うご期待。
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