森川葵が「放課後カルテ」で松下洸平と対立する教師役に2024/09/08
日本テレビ系で松下洸平が主演を務める10月12日スタートの連続ドラマ「放課後カルテ」(土曜午後9:00)に、森川葵 が出演することが分かった。
「放課後カルテ」の原作は、世代を超えて多くの読者から愛される日生マユ氏の同名コミック。小学校を舞台に、口も態度もでかい小児科医で学校医でもある牧野(松下)が、その観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来へ向かう子どもたちの背中を押す「保健室ヒューマンドラマ」だ。
森川が演じるのは、小学校教師・篠谷先生。牧野が学校医として赴任した小学校の6年2組の担任で、いつも子どもたちのことを第一に考えている一生懸命な小学校教師だが、そのやる気が空回りしてしまうことも。牧野と事あるごとに対立する熱意あふれる教師でもある。
原作を読んだ森川は「とても面白かったです。原作の日生先生がすごくたくさんの取材を重ねて、そこからストーリーを生み出していらっしゃるので、それを実写化するのだから、先生の作られたストーリーを大事に、実写ならではの形で落とし込んでいけたらと思っています」と作品への向き合い方を話す。
演じる篠谷の人物像について、「先生役は初めてではないのですが、こんなにしっかり自分のクラスを持つというのは初めてです。児童が話しかけやすい先生でありたいなと思うのですが、原作を読んでいると、実は児童に内面を打ち明けてもらえなかったり、空回りしているようなキャラクターが描かれているので、そういった部分も大事に演じていきたいです」と役づくりについて触れる。
続けて、「篠谷先生は児童のことを真っすぐ一番に考えているはずなのですが、自分では気付けなかったところや、児童に言ってもらえなかったことを、結局は牧野先生が見抜いてしまう。そういうところに篠谷先生自身は、焦りや嫉妬心もあると思います。そういった気持ちや、自分も頑張って向き合ってきたはずなのに…という思いは理解できるので、その部分は丁寧にお芝居できたらと考えています」と共感できる部分に注力したいという。
牧野と対立する役回りを「私自身は相手に怒ったり、大きい声で物申したりということを普段しないので新鮮です。ちゃんと篠谷先生の気持ちを作って、言いたいことを伝えられたらいいなと思います」と意欲を示す。
そして、初共演となる松下が「篠谷先生とバチバチに対立したい」と言っていることに対しては「私はできるなら、穏便にとは思っていますが…牧野先生が対立したいと思ってるなら仕方ないですよね! 篠谷先生的には『 なんでそうなっちゃうの!? うまくやれるならうまくやりたいのに!』っていう気持ちだと思います(笑)」と笑いながらコメントした。
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