「スメルズ ライク グリーン スピリット」曽野舜太はいじめのリーダー、藤本洸大はムードメーカーに2024/08/30
MBSのドラマフィル枠で、荒木飛羽が主演を務めるドラマ「スメルズ ライク グリーン スピリット」（木曜深夜1：29ほか）が9月19日スタート。追加メインキャストとして、曽野舜太（M!LK）、藤本洸大の出演が発表された。
2011年から2012年まで「コミック Be」（ふゅーじょんぷろだくと）で連載され、2012年に「SIDE A」、2013年に「SIDE B」の計2巻として単行本化された、永井三郎氏原作の金字塔・人気漫画「スメルズ ライク グリーン スピリット」が、10年以上の時を経て9月19日よりMBSドラマフィル枠にて、実写ドラマ化することが決定した。
本作は、閉鎖的な平成のド田舎を舞台に、自分のアイデンティティに目覚め、彼を取り巻く少年たちが織り成すひと夏の淡い青春ストーリー。主人公の三島フトシはクラスで浮いていて、“髪が長い”という理由で同級生からいじめられるが抵抗せず、唯一の心のよりどころは隠れて母親の口紅を塗ったり、服を着たりすること。そして、それが日課でもある三島役を、まだ18歳ながらに俳優歴10年の荒木が務める。
そしてこのたび、追加メインキャストとして曽野と藤本の出演が発表に。曽野が演じるのは、“本当の自分”を押し殺し、三島をいじめるグループのリーダーで、ある日フトシが落とした口紅を自らの唇に塗ろうとする桐野マコト。藤本は、三島に対し強く当たってしまう、バスケ部に所属するクラスのムードメーカー・夢野太郎を演じる。
発表に当たり、曽野は「今回、原作者の永井先生をはじめ、監督やプロデューサー、現場の皆さん、そして三島役の荒木さんと共に愛を持って撮影に臨みました。このドラマはキュンキュンだけじゃ終わりません！ 桐野としては、大切な人と自分をはかりにかけて葛藤しながら一生懸命に生き抜く強さや美しさ。小さなコミュニティだからこそ感じる閉塞感、そして人を愛するそれぞれの過程に注目しながら皆さんに見ていただけたらうれしいです！」と見どころを。
藤本も「今回、初めて挑戦する役どころだったので、クランクイン前はすごくワクワクしていたのを覚えています。夢野はまだ思春期の学生ということもあって、扱う言葉や行動が少し荒々しい部分があったり、自身の主張や周りの環境に対して困惑してしまうところもありますが、これ以上ないくらい真っすぐな姿勢でいろんなことにぶつかりにいきます。そんな夢野のピュアな心で人と向き合う姿は、人間として憧れるすてきな少年だなと感じました。『スメルズ ライク グリーン スピリット』ぜひご覧ください！」と視聴者へ呼び掛けている。
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