博多華丸・大吉の司会で懐かしい九州、沖縄の映像を楽しむ2024/08/29
NHK総合では8月31日に単発番組「映像タイムマシーン なつかしい映像で、青春がよみがえる！」（午前7：35、九州・沖縄ブロック）を編成する。
NHKが所蔵する膨大な映像を活用して九州、沖縄の過去と現在を見比べる内容だ。昨年12月に放送された「映像タイムマシーン 九州沖縄」に続く第2弾で、今回のテーマは「いまとむかしの夏やすみ」。司会には福岡出身の“昭和世代”博多華丸・大吉を起用した。彼らよりも上の昭和世代として、九州のニュースを伝え続けた元NHKアナウンサーの原田徹氏も出演。さらに、“平成世代”として「ニュースウオッチ9」（NHK総合月曜〜金曜午後9：00）のリポーターで活躍中の畠山衣美アナウンサーも加わり、それぞれの思い出を語り合う。
今回、華大を起用した狙いについて、NHKエンタープライズ九州支社のエグゼクティブ・プロデューサー石津雅氏は「NHKに残されたアーカイブの映像を使い、一つのテーマについて異なる世代の思い出を比べ、違いや共通することで盛り上がろう、という番組です。今回は『いまとむかしの夏やすみ』というテーマを立て、映像を楽しんでもらうパーソナリティーとして真っ先に思い浮かんだのが華丸・大吉のお二人でした。
昭和43年福岡市生まれの私も、彼らとほぼ同世代。今回、選んださまざまな夏休みの映像には、きっと華丸・大吉さんも深い思い出があるのではと考え、出演をオファーしました。狙いはドンピシャ。お二人とも前のめりに映像を見てくださり、トークもとても盛り上がりました」と説明する。泣く泣く落としたトークシーンもたくさんあったようで、それだけに25分番組として厳選された内容が期待される。
原田氏や畠山アナについては「今回は、異なる世代の方にVTRを見てもらう方針でした。華丸・大吉のお二人は昭和45年と46年のお生まれ。学校ではいわゆる『詰め込み世代』であり、高校生の頃にバブル景気の時代が始まりました。原田さんは昭和28年生まれ。3歳のころ『もはや戦後ではない』と言われ、高度経済成長期に子ども時代を過ごされました。
そして畠山アナは、平成生まれ世代代表として出ていただくことに。彼女は高校卒業まで出身地の熊本市で過ごしており、今回の企画にぴったりでした。収録時、畠山アナには『華大さんや原田さん時代の映像を見て、素直なリアクションを』とお願い。彼女にとって昭和の映像はまぁまぁな“異世界”なので、素で楽しめたようです」と明かした。
放送終了後、見逃し配信も予定されており、放送エリア外の九州、沖縄出身者には懐かしい古里の映像を、それ以外の人には場所も時代も異なる“異世界”を、楽しめるかもしれない。
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