「3年C組は不倫してます。」莉子＆杢代和人が、高校生同士の不倫カップルに!?2024/08/22
莉子が、日本テレビ系で10月1日にスタートするドラマDEEP「3年C組は不倫してます。」（火曜深夜0：24）で同系ドラマ初主演を務めることが決定。あわせて、杢代和人が共演することも発表された。
「3年C組は不倫してます。」は、“18歳成人”の実施に伴い、親の同意なく結婚できるようになった高校3年生のクラスを舞台に、初恋、妊娠、結婚、そして不倫を描く、前代未聞の学園不倫サスペンス。父親の不倫で3年C組に転校してきた女子高生が、高校生結婚していた初恋相手と、高校生不倫に堕ちる!? やがてその禁断の初恋は、学校や親も巻き込む騒動となり、ある凄惨な悲劇を引き起こしていく。
Z世代に大人気で、映画・ドラマでも話題作に続々出演する莉子が演じるのは、私立青応大学附属高等学校3年C組の転校生・上村蒼。父の不倫が原因で両親が離婚し、その影響で転校してきた。幼少期から両親のけんかを見続けてきたため、恋が長続きするとは信じられない蒼。しかし、中学3年の夏休みに祖母の家で過ごす中、橘伊織と出会い、初恋を経験する。伊織との恋が続くかもしれないと淡い期待を抱いたものの、その恋は擦れ違いで終わってしまった。ところが、蒼が転校した3年C組には、再び伊織がいるという運命的な再会が待っていた。
莉子は、「蒼は、両親が離婚し私立に転校して、初恋相手の伊織と再会することによって不倫の恋に落ちていく役どころです」と自身の役柄について紹介し、「子どもと大人が混在する“高校3年生”という世界で起きる高校生不倫。今の時代だからこそ描ける作品に私自身もワクワクしています」と時代を現す作品への出演に胸を躍らせる。
加えて、「ただ人を好きになっただけなのに、自分自身も周囲も苦しんで壊れていく、その過程を作品と向き合いながら描きたいと思います」と意欲を見せつつ、「今回は私たちだけでなく、大人たちも不倫の恋に落ちていくので、毎話予測不能な内容になっています！」と怒涛（どとう）の展開を予告している。
一方、「仮面ライダーギーツ」（テレビ朝日系）出演を皮切りに数々のドラマに出演、ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」でも活躍中の杢代が担うのが、蒼の相手役となる、地元で有名な橘総合病院の院長の息子であり、3年C組の生徒である橘伊織。幼少期から医学部進学を期待され、勉強に励んできた伊織だが、彼の本当の関心は天体観測にあった。プラネタリウムに通う時間が彼にとって最大の癒やしだったが、中学3年の夏、そこで出会った蒼と恋に落ちる。しかし、擦れ違いから失恋を経験。そして現在、蒼が転校してきて運命の再会を果たすも、伊織にはすでに高梨琴音との関係があった。
杢代は、「僕がちょうど18歳になった時に施行された“18歳成人”が大きなテーマになっています。『大人になる』ことによって生まれる責任や自覚について、作品を通して僕自身も改めて考えさせられました」と自身の経験と作品のテーマが重なることを語り、「本作は、それぞれの関係性に毎話ハラハラしながらも、“不倫もの”というだけでなく、登場人物たちの交錯する思いや葛藤が人間味に溢れていて、見応えがあるヒューマンドラマになっています」と作品の魅力を紹介。
役柄に関しては、「伊織は、純粋で優しい男の子です。優しすぎるあまり、誰かを傷つけてしまっているんです。『伊織…なにやってるんだよ…』と思ってしまうかもしれませんが、温かく見守っていただけたらうれしいです」とキャラクターへの理解と共感を訴え、「初めて演じさせていただく役柄でプレッシャーもありますが、ありがたい環境で毎日を過ごしています」と、充実した日々を送っていることを報告している。
今回解禁となったキービジュアルには、莉子と杢代が登場。キラキラ輝く初恋が一転、不倫になってしまう…という、明暗分かれる切ない恋を表現。背中合わせの2人、その運命はどうなっていくのか、放送への期待が膨らむ。
脚本を手掛ける伊藤忍氏は、18歳が成年として扱われるようになった現代の制度のゆがみに着目し、本作を企画したとし、「高校3年生の教室には17歳の”子供”と18歳の”大人”が混在するようになりました。そして、18歳になると親や学校の同意なしに結婚が可能となり、もし夫婦のどちらかがクラスメートと恋に落ちれば、それは教室内不倫になってしまう。こうした“18歳成人”制度の歪みを企画にしたのが本ドラマです」と解説。
その上で、伊藤氏は、「高校生の不倫を描きたいわけではなく、18歳という子供と大人のはざまにいる若者たちを通じて、“人を好きになるとはどういうことか”、“大人になることの責任と自覚とは何か”をテーマにしています。心動かされる面白い物語を届けることが目的ですが、見終わった後に自身の世界について考えるきっかけとなる作品を目指しています」と物語の方向性について触れる。
また、主人公・蒼を演じる莉子については、「何色にも染まっていない可能性を重視しました。莉子さんは、演技力と華を持ち合わせたすてきな女優さんですが、まだ何色にも染まっていない、圧倒的な可能性を秘めた方だと思っています。このドラマで、心動かされる出来事が主人公にたくさん降りかかりますが、莉子さんであれば、視聴者の心に届く演技で、作品の伝えたいメッセージを体現してくださると信じています」とその魅力を力説。
さらに、蒼と不倫の恋に落ちる伊織役については「とても難しいキャラクターだと思っています。人を真っすぐに愛する純粋な気持ちが罪となってしまう矛盾を繊細に表現してくださるのは誰だろうと考えたときに、たどり着いたのが杢代さんでした。彼の表現に対する純粋な想いと、日常生活で見せるちゃめっ気があって誰にも愛されるパーソナリティを見て、伊織を演じてもらいたいと心から思いました。誰にでも心優しい伊織、その優しさや純粋さが”過ち”につながってしまう矛盾や、それでも正しいことを求めて進む強さを、杢代さんなら表現してくださると信じています」と杢代の起用に自信を示している。
作品を担当する、日本テレビの鈴間広枝プロデューサーは、現代の教室での三角関係が“不倫”となり得る時代が訪れたことを指摘し、「18歳。成人＝“おとな”と認められながらも、お互い大好きな気持ちを止められるほど大人じゃない。まさに、“こども”と“おとな”の境界線上に立つ蒼と伊織を、莉子さん、杢代さんというフレッシュなお2人に等身大で演じていただけることが、とてもうれしいです」とキャスティングへの期待を述べる。
続けて、「豊かな表現力と芯の強さ、そして天性の明るさをお持ちの莉子さんは、すでに現場でも頼もしい座長です。そして、素直で吸収力抜群の杢代さんは1シーン1シーン撮影を進める度に、どんどん“伊織”になってきています。蒼と伊織の、危うさをはらんだ純粋さや一生懸命さ、葛藤や苦悩も、今のお2人にしか表現できない瞬間が詰まった作品になっています」と2人の演技に信頼を寄せる。
そして、「18歳の彼らは、自分たちの選択に苦しみ、どう成長していくのか。さらに、親や教師たち大人も、その立場を忘れ、人間くさく自分に正直に動いていきます。根っからの悪人は、一人も出てきません。が、それぞれの感情が交錯する渦の中で、誰かが命を落とすことに…。純愛があり、嫉妬や執着があり、謎もある。そんな怒濤の人間ドラマを、ぜひ楽しんでいただけますと幸いです」と、本作の魅力を強調し、視聴を呼び掛けている。
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