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眞島秀和の座長ぶりを「ROOM」制作発表で瀬戸利樹ら絶賛「主演とはこうあるべき」2024/08/19

眞島秀和の座長ぶりを「ROOM」制作発表で瀬戸利樹ら絶賛「主演とはこうあるべき」

 BS-TBS・BS-TBS 4Kで8月27日にスタートする火曜ドラマ9「ROOM~史上最悪の一期一会」(火曜午後9:00)の制作発表が8月19日に開催。主演の眞島秀和をはじめ、森愁斗BUDDiis)、吉田仁人M!LK)、瀬戸利樹らが登壇した。

 5月26日まで、新宿スペース・ゼロにて上演されていた朗読劇「ROOM~史上最悪の一期一会」を火曜ドラマ9枠にてドラマ化する本作。あるリゾートホテルにて、原稿の締切に苦しむ小説家、恋人とお忍び旅行にやって来た人気俳優、クレーム処理で仕事を辞めたいサラリーマン、部屋で人質を監禁する誘拐犯という、赤の他人だった男たちが出会い奇跡が…。そんな2泊3日を描くコメディー・サスペンスが、8月27日から始まる。

眞島秀和の座長ぶりを「ROOM」制作発表で瀬戸利樹ら絶賛「主演とはこうあるべき」

 まず本作について、主演の眞島は「コメディー・サスペンスと言っていますが、コメディー色が強い作品だと思います。僕はコメディー色が強い作品になればなるほど、そこを真剣にやっていった方が面白い部分がたくさん出てくると思っているので、役作りのバランスとしては楽しくやらせていただきました」とジャンルに即した役作りをしたといい、「笑いにつながっていくところをどれだけ演じ手が真剣にやるか、というところが大事だと思っているので」と本作との向き合い方を明かした。

 また、撮影は千葉にあるホテルで行われたそうで、「海沿いでの撮影だったのですが、とにかく風が強い日が多くて…」と苦笑を浮かべた眞島。「時にうそのように穏やかな天気になるのですが、そういう日に限って撮影が室内なんです(笑)。その辺は“もう!”ともどかしい思いもしました」と撮影を振り返ると、吉田からも同意の声が。

 吉田も「どことは言いませんが、僕の大事なシーンの日が本当に暴風で(笑)。しかも現場に何も遮蔽(しゃへい)がなく、スタッフの皆さんが“風除け”という網みたいなやつでずっと必死に遮ってくださったんです。なので、終わった時はもうみんなで“乗り切ったな”と達成感を感じていたのですが、その次の日には凪っていて!(笑)。これが自然だよなと思いました」と撮影秘話を明かした。

 一方、森は「僕ら4人が裸になって絡むシーンがあるのですが、そこは結構大変だったなと(笑)。どこまで話していいか分からないのですが、みんなで取っ組み合ったり…。そこはみんなで話し合いながら、楽しみながら夜遅くまで撮影していたので、ぜひご期待いただきたいなと思います」と気になるシーンをアピール。

眞島秀和の座長ぶりを「ROOM」制作発表で瀬戸利樹ら絶賛「主演とはこうあるべき」

 瀬戸は「個人的なことで申し訳ないのですが…」と前置きしつつ、「撮影最終日に目尻を謎の虫に刺されまして、どこかのシーンで目尻が少し腫れています(笑)。ぜひどこのシーンか探してみてください」と視聴者に呼び掛けた。

 なお、本作は朗読劇とも連動しているが、眞島は「(僕は)朗読劇は1公演だけの参加だったので、気持ちとしてはお呼ばれした感じといいますか。そこに1日だけ呼んでもらったという感覚なので、全く別物と捉えてやりました」と告白。

 木下半太氏が手掛ける脚本については、記者から“映像というより演劇チックに見えた”という声が上がったが、眞島は「僕は普段からいただいた脚本の展開がどんなに突拍子のないものでも、自分の中で“こうあるもの”という制限を掛けないようにしているといいますか。いろいろなことが起こり得るものだと思って読むようにしていて」と率直な思いを語る。

 続けて「この脚本もこれどう演じたらいいんだろう、どういうイメージなんだろうというところがたくさん出てきたのですが(笑)、それはもう僕らエンジニアが楽しめるところでもあるかなと思ってやりました。いま木下さんが近くにいらっしゃるので言葉を選びつつ…(笑)」とニヤリ。

眞島秀和の座長ぶりを「ROOM」制作発表で瀬戸利樹ら絶賛「主演とはこうあるべき」

 吉田も「リゾートホテルに集まった4人の物語というところで、シチュエーションはある程度限られてくる。その中でそれぞれのバックグラウンドとか、そういったものから発せられる言葉の一つ一つがストーリーを変えていくものになっていくので、とにかく言葉というものを何よりも一番意識したドラマでした」と振り返った。

 なお、会見中は終始和気あいあいとした空気に包まれていたが、記者から「今回共演してみて、実は言いたいことがあったという人は?」という質問が。すると、眞島は「僕は今回初共演の方が多かったのですが、実はこんなことが言いたかった、というのは特になくて(笑)。すごく楽しく撮影できて、いい現場だったなという思いで今日も来ているのですが、みんながどう思ってるかは分かりません…(笑)」と少々不安げな眞島に、吉田は「僕もめちゃめちゃ楽しかったです! 4人で絡むシーンはもちろん、撮影以外でも会話が止まらず、それぞれがずっとしゃべっている感じで。もう皆さん優しくて、それこそ眞島さんも僕ら若造と同じテンションでしゃべってくださり、とにかく明るい現場でしたね。また皆さんと共演できるように頑張ろうと思える、ポジティブエンドになりました」と感謝を。

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 森も「僕が最初に抱いていたイメージとはいい意味で違っていて、スタッフさんも含めてすごくいい方々に恵まれたなと。楽しく撮影することができましたし、幸せな現場でした」とコメント。眞島についても「“今こういう言い方に変えたんだけど大丈夫だった?”と声を掛けてくださったり、細かいところまで気遣いができるすてきな俳優さんだな」と敬意を浮かべた。

 さらに、瀬戸も眞島を「主演はこうあるべきという方」と称賛すると、眞島は「ヨイショ会? 本当に居心地が悪い!(笑)」と照れつつ謙遜。瀬戸はそんな眞島について、「優しさや気遣いをすごく感じられて、本当に主演が眞島さんで良かったなと思います」と真摯(しんし)に語り、会見を締めくくった。


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