「そんな家族なら捨てちゃえば?」岩本蓮加、竹財輝之助らがクランクアップ!2024/08/08

岩本蓮加(乃木坂46)と竹財輝之助がダブル主演を務める、カンテレの連続ドラマ「そんな家族なら捨てちゃえば?」(木曜深夜0:25、関西ローカル)がクランクアップ。主要キャスト陣からコメントが到着した。
「そんな家族なら捨てちゃえば?」は、“家中に貼られたテープを越えてはいけない”というルールによって家庭内で孤独な生活を強いられている男・篠谷令太郎(竹財)と、複雑な“家族のクイズ”を解き明かそうとする娘・一花(岩本)が、家族の再生を目指す姿を描くヒューマンドラマ。原作は、芳文社のwebサイト「コミックトレイル」にて連載中の村山渉氏の同名コミックス。スキャンダラスなテーマと先が読めない展開がSNSを中心に話題を呼び、電子版を含む累計発行部数は100万部を突破している人気作だ。脚本は「サンクチュアリ-聖域-」(Netflix)を手掛けたヒットメーカー・金沢知樹氏が中心となって手掛け、オリジナルストーリーを盛り込んで展開していく。
7月25日に放送された第2話では、家族の再生を願う一花が、会話のない両親をファミレスに呼び出し、なぜ母親の和美(片山萌美)が家中にテープを張り巡らせているのかという謎の核心に迫った。だが、父親の令太郎が、分断の原因となった発言を覚えていなかったために、和美は激怒。ファミレスで人目をはばからずに「このクズがぁ!」と叫び、店員が運んでいたジュースを令太郎に浴びせる衝撃的な場面が描かれた。一体、和美が家中にテープを張り巡らせたきっかけとなったある出来事とは何なのか。第3話では、和美がいましめとして令太郎の部屋に置いた家族写真の正体に迫る。その写真に潜む、父母が隠してきた家族の闇とは…。
そんな、第3話(8月15日放送)の放送に先駆けて、約1カ月間の撮影を終えた岩本、竹財、片山、田中洸希(SUPER★DRAGON)、森日菜美、SWAY(劇団EXILE)、水崎綾女からクランクアップコメントが到着した。

主要キャスト陣の中で、最初に撮影を終えたのは、一花たちの担任教師・荻野慎也役のSWAY。スタッフの「SWAYさんオールアップです!」という声がかかると、荻野の娘・琴葉役の森が「パパ~、おつかれさまでした!」と駆け寄り、SWAYに花束を手渡した。SWAYは、不幸そうな女性が好きすぎるあまりよだれを流す、強烈なキャラクター・荻野を演じて「よだれに、パンイチにと、いろいろと新たなチャレンジをさせていただいた役でした」と振り返り、笑いを誘った。

続いて、そんな不幸フェチ荻野から好みのタイプだと狙われている様子の篠谷和美を演じた片山がクランクアップを迎えた。第1話でテープを越えた令太郎に「線越えるな!!」と叫んでコップを投げつける場面をはじめ、迫真の演技で荒ぶる和美を表現した片山。「いろんな種類の叫び方を学べて、とても面白い撮影でした(笑)。何とか喉もつぶさずにやってこられましたし、みんなと一緒にいろいろなものを作ってきたなと実感した撮影となりました」と役とは一転、穏やかな表情で感謝を述べた。

次に、ムードメーカーとして現場を盛り上げた森がさつえいを終え、座長・岩本から花束を渡されると、大喜びでハグを交わした。森は、“こっちゃん”の愛称をもつ小悪魔・琴葉役を演じたことについて、「やりきるのが楽しく、最終的には口調の悪いところもいとおしいなと思えるくらい、こっちゃんに私が依存していました」と笑顔。そんな森のクランクアップを祝うために、すでにこの日の撮影が完了していた岩本、片山、田中が待機していた。サプライズで登場したキャスト陣を見て、森は「みんなこっちゃんのこと大好きだな~(笑)」と照れ笑いを浮かべる。

その翌日、連続ドラマ初主演にして、見事に座長を務め上げた一花役の岩本が最後のシーンを撮り終えると、スタッフ一同から歓声が起こった。家族関係に悩む一花の心の支えとなる同級生の光役・田中から「おめでとう!」と花束を手渡されると、「1カ月間、一花として生きられて幸せでした。最初台本をいただいた時は、どうなることかと(笑)。演技の経験も浅いですし、一花を演じきれるかなという不安がありましたが、日を追うごとにこの現場の皆さんとチームになっていく感じがすごく楽しかったです!」と真摯(しんじ)に語り、現場は温かい拍手に包まれた。

続いて、竹財、田中の両名から花束を手渡された、光の母・倉敷沙耶子役の水崎は「1カ月間、すごく楽しく撮影させていただきました。ありがとうございました!」と言うやいなや、メガネをそっと床に置き、事務所の大先輩である山口百恵の伝説の引退コンサートの物まねを披露。笑いに包まれながらクランクアップした。

そして、本作のオールアップは、竹財、田中による緊迫したシーンの撮影となった。妻子から無視される孤独な男・令太郎を演じた竹財は、撮影中、一花役の岩本と目を合わせることもできなかったというが「俳優部としては、限られた時間と予算の中で、最高の環境を用意していただいたと思っております。役的には大変でしたけど、お芝居は本当に楽しかったです」と感慨深い様子で振り返った。最後に竹財は「休める方は休んでください。寝て、みんな(笑)」と一同をねぎらった。

また、一花と深く共鳴し、家族の謎の解明に協力する光を演じた田中は「光くんはすごく気持ちが複雑な部分が多くて、お芝居も難しいところが多かったものの、なんとか一花ちゃんを笑顔にできたらなという一心で貫き通して、頑張ってきました」と話す。岩本がすでに撮影を終え、オールアップの場に不在であることを惜しみつつ「最後まで光らしく頑張りました」とさわやかな笑顔で撮影を終えた。
番組公式Xの次回予告動画では、そんな田中が演じる光の家に一花と光が付き合っていると信じ込んだ和美が乗り込む様子が公開されている。さらに、沙耶子がシャツを脱いだ姿で、令太郎の唇を奪おうと迫る場面も。ますます複雑化していく3組の家族関係の行方は!? そして、家族を分断するテープが貼られるきっかけとなったある出来事が描かれる。
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