「マウンテンドクター」第4話、宮澤エマからコメント到着! 玲のトラウマも明らかに2024/07/29
フジテレビ系では本日7月29日に、連続ドラマ「マウンテンドクター」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)の第4話を放送。本作は、山岳医療の現場で山岳医療チーム・MMT(マウンテン・メディカル・チーム)として奮闘する青年医師・宮本歩を描いた壮大なスケール感の医療ドラマである。歩を演じる杉野遥亮が患者や医療従事者との触れ合いを通じて成長していく姿を描いている。
第3話では、1年前の落石事故で亡くなった患者の遺族から医療過誤で訴えられていた循環器内科医・江森岳人(大森南朋)が隠し続けた死の真相が明らかになった。その後、山岳看護師・鮎川玲(宮澤エマ)から、「江森先生が山に復讐(ふくしゅう)を誓う原因は私にある」と告白された歩や麻酔科医の村松典子(岡崎紗絵)は玲の言葉の意味を気にしていた。
このたび、玲を演じる宮澤からコメントが到着した。宮澤は役どころについて「昔の玲は、山荘の看板娘で笑顔の多い山ガールでした。でも、彼女の身に起きたある事故が、7年経った今でもトラウマになっていて、戒めから心を閉ざしています。なるべく山との関わりを遮断していましたが、第4話でこのトラウマと向き合う場面があります」と述べた。
また、山岳看護師を演じるにあたり、「山岳看護師に認定されるためには、山岳医療の知識だけでなく、クライミングや登山技術、ロープワークも求められます。特殊でプロフェッショナルな職業のリアリティーを出すために、山岳看護師の方々の活動をSNSやYouTubeで検索して勉強しました」と話している。そして、体力強化のために「ジムに週5日通って、ひたすら“無限階段”というトレーニングマシンをやり続けていました(笑)」と明かし、役作りに余念がない姿勢を見せた。
続けて「彼女の感情の揺れ動きや成長を、回を追うごとに表現していきたいです」と語り、「山に潜む危険、思いもよらぬ事故や病気など、あまり知られていない世界が広がっていると思いますし、何より、山にまつわる忘れられない思い出やトラウマを持つ登場人物たちの人間模様にスポットが当たっているので、特殊な世界だと身構えずに楽しんでもらえたらと思います」とメッセージを寄せた。
第4話。江森先生が山に復讐を誓う原因は私にある――。歩や典子が玲の言葉の意味を気にするなか、鮎川山荘では、玲の祖父・鮎川篤史(石丸謙二郎)が7年ぶりの登山ツアーを企画し、MMTもツアーに帯同してほしいと依頼される。信濃総合病院院長・松澤周子(檀れい)から話を聞いた歩は、山のよさを知ってもらういい機会だと乗り気になるが、ある理由から山を嫌う玲は強く反対。篤史にも「7年前のことを忘れたわけじゃないでしょ?」と忠告する。数日後、玲の反対を押し切ってツアーが開催され、MMTからは歩が帯同することに。ところが、山頂に向かってしばらく進むと次第に雲行きが怪しくなり、ツアーを引率する小屋番の絵理子(工藤美桜)はやむなく中止を決断。遠くでゴロゴロと雷が鳴り始め、一行は歩の誘導のもと樹林帯へと避難するが、雷雲は徐々に近づいてくる。そして強い雷鳴が響いた次の瞬間、辺り一帯に激しい閃光が走り、歩が目を開けると、そこには雷に打たれた絵理子が倒れていた。恐れていた事態が起きたことで、玲は病院に駆け付けた篤史に「7年前から何も学んでない」と怒りをぶつける。歩はそこで初めて、玲が山に恐れを抱き、背を向けることになった理由を知り、それこそが、江森が山に憎しみを抱く原因だと分かる。
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