「24時間テレビ47」総合司会に上田晋也が参加。羽鳥、水卜アナとの3人体制に！ 相葉雅紀、岩田剛典ら24人が番組をつなぐ！2024/07/17
日本テレビ系で8月31日～9月1日放送の「24時間テレビ47」（土曜午後6：30）の制作発表記者会見が汐留・日本テレビタワーにて行われ、総合司会として10年タッグを組んできた羽鳥慎一、水卜麻美（日本テレビアナウンサー）に加え、3人目の総合司会として上田晋也（くりぃむしちゅー）と、チャリティーマラソンランナーに決定したやす子が登場した。
今年で第47回目を迎える「24時間テレビ47」。昨年11月に系列局の「日本海テレビ」での寄付金の着服という不祥事が発覚。事件後、初めての開催となる今回は、「愛は地球を救うのか？」をテーマに、今まで当たり前に掲げてきたキャッチコピー「愛は地球を救う」に「？」をつけるところから新しいチャリティー番組を目指していく。
上田は、「“総合司会”とご紹介いただきましたが、本質的には今年の“アイドル枠”として起用されたと思っていただければ幸いです」と上田節さく裂で会場を笑いで包み明るくしつつ、「明るく楽しいものでないと人が集まらないし、エネルギーが生まれないと思う。24時間テレビも明るく楽しいものにできれば！」と今年の24時間テレビに向けた意気込みを語った。
また、今年は、24人の出演者で24時間をつなぐ”24人でつなぐ24時間テレビ”となることも発表され、出演者情報の第一弾が解禁。相葉雅紀、池崎慧（サンシャイン池崎）、岩田剛典（EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS）、有働由美子、「笑点」メンバー、長嶋一茂、ヒロミ、松平健、やす子の9組。（50音順）。以降の出演者については随時発表予定だ。
相葉は、「この7年間、番組を通じて保護犬のトリミングに携わり、多頭飼育崩壊の現場などから保護された子たちの厳しい状況を知りました。トリミング後に新しい飼い主さんと幸せな生活を送っている姿を見ると、続けてきてよかったと心から思います。今回の24時間テレビをきっかけに、より多くの皆さんに保護犬たちの現状を知ってもらえたらうれしいです」と、保護犬の現状を広めるための活動に意欲を燃やす。
池崎は、「24時間テレビを通じて、保護猫がもっと世の中に知られるとうれしいです。僕自身も保護猫のことを知ったのは、家族である風ちゃん雷ちゃんという愛猫と暮らすようになってからです。たくさんの新たな家族を待っている保護猫たちの存在、そして活動してくださっているボランティアさんの声が日本中に届くよう願っています」と、保護猫活動の重要性を訴える。
有働は、「今年も、私自身が思い入れを持ったテーマを、一人でも多くの皆さんにお伝えできればとロケに行ってきます。いろんな親子がいろんな形で、いろんな感情で、今同じ時代を必死に生きている、そんな姿を真っすぐにお届けします」と、テーマに対する強い思いと使命感を語る。
笑点メンバーは、「毎週日曜夕方でおなじみの『笑点』が能登に参ります！ 笑点メンバーそろっての大喜利で、能登から全国の皆さまに笑顔をお届けしたいと思います！ 皆さまに喜んでいただけるよう、笑点メンバー一丸となって頑張ります！」と、笑顔を届けることを誓う。
長嶋は、「昨今、人と人との関係が希薄になっている感じがします。今後もインターネット社会が日々進化していく中で、24時間テレビを通してもう一度、自分と社会、人と人の本来あるべき関係を見つめ直していきたいと思います」と、人と人の絆を再確認する機会にしたいと語る。
ヒロミは、「今まで24時間テレビでは、過去4回リフォームしてきました。昨年は102.3キロ完走できたのもたくさんの人の声援のおかげでした。なので今年も大規模な子ども食堂のリフォームをさせていただきます！ おじさん今年も頑張ります！」と、番組への感謝の気持ちとリフォームプロジェクトへの意欲を表明。
松平は、「今回私は能登への想いを持って24時間テレビに参加いたします。能登半島地震から半年以上が経ちました。今、能登に向けてできることを視聴者の皆さんと一緒に改めて考えていきたいと思います。より多くの皆さんに能登の現状をお伝え出来ますよう努めて参ります」と、能登への復興支援に対する思いを語った。
また、やす子が挑戦する今年のチャリティーマラソン企画は、1992年から33回目となるマラソン初となる目的別募金企画「新設全国の児童養護施設に募金マラソン」。この企画は、寄付金の全額が目的別募金として全国600カ所以上の児童養護施設のために役立てられるというもの。
「テレビでほとんど言ったことはなかったのですが、実は高校生の頃、児童養護施設にお世話になっていた時期があります」と打ち明けたやす子は、「当時は、経済的に進学も諦めなければならない状況でした。そんな時に児童養護施設にランドセルや文房具を置いて行ってくれる人がいました。その時は、めちゃくちゃうれしかったです！ 何よりも『自分たちのことを気にかけてくれてる人がいる』ということに気持ちが救われました！ だから、今回もっともっと多くの人に児童養護施設のことを知ってもらい一人でも多くの人が児童養護施設の子どもたちのことを気にかけてくれるよう、一生懸命走ります！」と、自身の経験を踏まえたチャリティーへの強い意欲を口にしている。
「全国の児童養護施設に募金マラソン」は、24時間テレビ公式ホームページや、24時間テレビでランナーが走っている間に画面に表示されるQRコードから募金に参加することが可能。この募金の受け付け開始時期については追って発表となる。さらに、ランナーの想いに賛同するチャリティー市民ランナーの募集を開始。参加者はチャリTシャツを着て、スタート会場からランナーと一緒に走り、チャリティーに参加する。
チャリティーマラソンのほかにも、今年のチャリティー企画として、自らも絵を描くことが好きという岩田が挑戦するライブアート×オークションという新企画「アート作品を乗せた夢の999号ライブペイント＆オークション」の開催が決定。
岩田は、「この度、初めての24時間テレビで『アート作品を載せた夢の999号ライブペイント&オークション』コーナーに参加させていただくことになりました！ 番組を通して自分自身も一つの作品を作り、素晴らしいアーティストの方々と共に夢の999号を作り上げていきたいと思います！ 皆さまにも、この企画を通して夢や希望を感じていただけるよう、精一杯務めたいと思います！」と、新企画への挑戦に対する意気込みを示している。
さらに、能登半島地震の復興支援を目的としたチャリティー音楽イベント「Song for 能登！24時間テレビチャリティーライブ」を会場は横浜ぴあアリーナＭＭで8月31日、9月1日の両日開催することも決定。両国・国技館のメイン会場とも中継をつなぎ、豪華アーティストが音楽の力でチャリティーを届ける。出演アーティストは後日発表となる。
そして、スペシャルドラマは、24時間テレビ初代総合司会・萩本欽一と、4年前に他界した妻・澄子さんの夫婦の物語を描く。コメディアンとして、これまであまり公に私生活を語ることがなかった欽ちゃんの知られざる一面。欽ちゃんにとって、妻・澄子さんはどんな存在だったのか？ 一方、澄子さんは生前、欽ちゃんをどう思っていたのか？ 日本テレビに眠っていた貴重なアーカイブ映像、そして今も精力的に舞台に立つ欽ちゃんを追いかけ続けるドキュメンタリー映像も織り交ぜながら“新しいドラマ”を届ける。欽ちゃん、澄子さんを演じる出演者については今後の続報での発表となる。
恒例のチャリTシャツデザインは、スタジオジブリの宮崎吾朗監督が担当。番組が向き合う「Will Love Save the Earth？（愛は地球を救うのか？）」というテーマをイラストにした、新規描き下ろしのキャラクターとなっている。スタジオジブリがチャリTシャツのデザインを手掛けるのは2006年、10年以来、14年ぶり3回目。吾朗氏は初めてとなる。
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