エリート夫たちの出世バトルが激化! 田辺誠一&大谷亮平らが火花を散らす「スカイキャッスル」2024/06/18
田辺誠一、大谷亮平、鈴木浩介、本多力が、7月25日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「スカイキャッスル」(木曜午後9:00)に出演することが分かった。主演の松下奈緒はじめ、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪らが演じる、秘密を抱えた華麗なるセレブ妻たちの、欲にまみれた“出世バトル”で火花を散らすセレブ夫”を演じ、さらなる嵐を巻き起こす。
富、名声、権力。華麗なる勝ち組セレブ妻たちが暮らす“高級住宅街「スカイキャッスル」”。このきらびやかな世界も一皮むけば、目も当てられないほど猛烈な見栄とプライド、そして愛憎が渦巻く“嵐の戦場”だった。世にも優雅なたたずまいとは裏腹に燃えたぎる野心、そして誰にも言えない“秘密”を抱えた、美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトル・サスペンスが日本中を席巻する。
誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧セレブの主人公・浅見紗英(松下)。そして、才色兼備かつつましい性格の二階堂杏子(比嘉)、情熱的でチャーミングな夏目美咲(高橋)。スカイキャッスルで暮らす彼女たちは、いずれも名門「帝都病院」の医師を夫に持つ、この上なく裕福で幸せそうなセレブ妻。ところが勝ち組の中には、“さらなる幸せを勝ち取るため、絶対に負けられない戦い”があった。
彼女たちは“夫の出世バトル”に加え、同学年の子を持つ母親として“受験バトル”でも頂点を極めようと対抗心を燃やし、しのぎを削る日々を送っていた。そこへ、セレブらしからぬ素朴さと純粋な正義感、優秀な夫&息子を持つ新たな住民・南沢泉(木村)、さらに担当した生徒を100%志望校に合格させるミステリアスな受験コーディネーター・九条彩香(小雪)が出現し、女たちの戦いは新たな局面へと突入していくことに。しかも、この壮絶な戦いの行方を大きく左右する、“セレブ人生において致命傷になりかねない過去”をひた隠す紗英をはじめ、5人の女たちはそれぞれ“まさかの秘密、闇、苦悩”を抱えていて…。そんな中、スカイキャッスルで発生した“謎多き事故”を皮切りに、想像の域をはるかに超えた“嵐の連鎖”が彼女たちを飲み込んでいく。
妻たちがさらなる幸せを求め、子どもの受験でもしのぎを削る中、夫たちは“院内における出世バトル”で闘志を燃やしている。その中でも、エリート街道まっしぐらで次期脳神経外科部長との呼び声も高い人物が、妻・紗英と同様にザ・セレブな経歴を誇る野心家・浅見英世(田辺誠一)。
そして、そんな英世の一派に属しているのが、妻・杏子も眉をひそめるほどエゴイストな二階堂亘(鈴木浩介)と、妻・美咲の尻に敷かれているお調子者の腰巾着・夏目龍太郎(本多力)。彼らはそれぞれ風を読みながら、自らの出世をもくろんでいるのだが…。ある日、妻・泉と同じく人格者である医師・南沢公平(大谷亮平)が病院長にスカウトされ、帝都病院にやって来たことから勢力図は激変。焦った英世&亘&龍太郎は公平への敵意をむき出しにし、出世バトルは苛烈を極めていくことに。
さらに、過度にも程がある“モラハラ”教育パパの亘が、子どもの受験バトルでも暴走。加えて、“英世がとうに清算していたはずの過去”も不意に頭をもたげ、まさかの騒動へと発展してしまい…。妻たちのみならず、思わぬ波紋を次々と呼び寄せる夫たちの動向にも要注目だ。
本ドラマの原作は、韓国のケーブルテレビ局「JTBC」で2018~19年に放送された「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」。初回視聴率はわずか1.7%だったものの、中毒性あふれる物語にハマる視聴者が続出し、最終回は非地上波チャンネルで当時歴代最高、あの大ヒットドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(16~17年)を超える23.8%で記録的大ヒットを収めた。
そんな「SKYキャッスル」を制作したのが、世界的ヒット作「梨泰院クラス」(20年)を世に送り出した韓国の大手スタジオSLL。今回はその「梨泰院クラス」のジャパン・オリジナル版「六本木クラス」(22年)の制作陣がSLLと再タッグを組み、日本を舞台に再び旋風を巻き起こす。
主人公・紗英の夫・英世役の田辺は「原作の韓国版がとてつもなく面白く、英世に相当する役も好きだったので、オファーをいただいて、うれしかったです」と喜び、「英世は仕事や家庭にプライドと誇りを持っている人物です。傍から見たら間違っていたり、滑稽に見える部分もあるかもしれませんが、自分の信念を持って存在できたらいいなと思います。大人も子どもも登場人物がみんなくせ者で、それぞれの信じる幸せに向かって突き進んでいきます。人と戦ったり、協力したり…その人間模様を楽しんでいただけたら、うれしいです」と役どころと共に、ドラマの魅力を伝えている。
泉の夫・公平役の大谷は「原作の韓国版を楽しく見ていましたし、正義感の強いこの役に魅力も感じていたので、今回その役で参加できることを大変うれしく思っています。他のキャストの方々とは対立関係にあることが多いのですが、自分の信念を曲げずに妻、家族を守り抜く公平の人間性を大切に演じていきたいです」と意気込みを表し、「周りの友人に『何か面白い韓ドラないかな?』と聞くと、必ず『SKYキャッスル』の名前が挙がっていました。ストーリーの面白さが抜群なので、これを日本人キャストでリメークすると、どんな世界観が広がっていくのか。私自身も楽しみにしています」と期待を込めた。
杏子の夫・亘役の鈴木は「韓国ドラマがすごく好きなので、お話しをいただいたときは、うれしかったと同時に、ちょっと大丈夫かな…という不安も襲ってきました。韓国版のファンの方もたくさんいらっしゃるでしょうし、その方たちの期待を裏切らないようなリメークになったらいいなという思いでした」とオファーを受けた時の心境を明かし、「亘はモラハラ夫なのですが、そういう人にならざるを得なかった背景を、ちゃんとリアリティーをもって演じさせていただければ…と思っています。ちなみに、比嘉さんが演じられる妻は“よくできた妻”といいますか…よくこんな夫を見捨てず、ちゃんと前向きに生きているな、と(笑)。一番まっとうなんじゃないかと思うようなキャラクターを、比嘉さんがすてきに演じてくださり、光栄です」と役どころを語った。
美咲の夫・龍太郎役の本多は「オファーをいただいて、とてもうれしかったです。原作ドラマを見たことがなかったので、さっそく見ました。むちゃくちゃ面白かったです。すぐに次の話を見たい気持ちと、これの日本版をやるのか…というプレッシャーがせめぎ合い、とりあえずいったん2話で見るのをやめて、コーヒーを飲んでぼーっとしました」とオリジナル版の印象を述べ、「家族愛が身体からにじみ出るよう、妻役の高橋メアリージュンさんと息子役の子の写真を1日5回は見るようにしています。木曜日に起きたら、夜の放送が楽しみでドキドキワクワクしながら1日を過ごしてもらえるようなドラマになるよう頑張ります! あ、いや、水曜日の夜、早く木曜日が来るように早寝する…そんなドラマになるように頑張ります!! とにかく頑張ります!!!」と力強くアピールしている。
オリジナル版を手掛けた、SLL制作部門代表のパク·ジュンソ氏は「韓国『SKYキャッスル』が日本で素晴らしいキャストとクリエイターによりリメークされる事をとてもうれしく思います。この作品が韓国で社会現象になるほど愛されたように、日本でも大きな反響を呼ぶ作品になることを願っております。さらに、日本の素晴らしいスタッフの手によって、原作のメッセージ性と独特な世界観に加え、日本文化の独特な要素と日本社会の解釈を入れた新しい次元の作品として誕生することをとても楽しみにしております」と期待のコメント寄せている。
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