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「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】2024/04/05

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 テレビ神奈川(tvk)の情報番組「猫のひたいほどワイド」(月~木曜午後0:00、テレ玉・チバテレでも放送)の番組開始8周年を祝うイベント「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」が、3月23日に横浜市にある関内ホールで開催され、2023年度の番組レギュラー全員が登場した。TVガイドWebでは、その模様を第1部、2部をリポートする。

 今回の感謝祭は「イタズラ猫の絶対距離」のサブタイトルの下、番組リポーター“猫の手も借り隊”のメンバーが曜日の枠を越えて1980年代アイドル風の四つのグループを結成。MCの鈴木勝吾鎌苅健太三上真史井上正大はそれぞれのグループのプロデューサーという設定で「元祖推し活」をテーマにした世界観を作り出した。また、感謝祭としては5年ぶりの通常開催で、客席の声出しも解禁となった。

 第1部は木曜で「ケンセー・マーキュリー」のコーナーを担当する準レギュラーのスベリィ・マーキュリーが「グーチョキパーでなにつくろう」の前説を行い、会場の空気を温めた。そして、幕が上がると、「推し活」のテーマにちなみ、昭和・平成の“熱狂的アイドルファン”をイメージした衣装を身にまとった岡村帆奈美アナウンサーと照井七瀬アナウンサーが登場。観客と共に「猫ひたradio」のテーマ曲を合唱し、番組ファンを喜ばせた。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

  続いて、いよいよMCと借り隊たちが登場。

 まずは、チェックの衣装に身をまとった大矢剛康(月曜レッド)、植村颯太(火曜ブルー)、小林希大(火曜グリーン)、石川悠人(木曜イエロー)、双葉小太郎(木曜グリーン)の「チェックチェックボーイズ」とプロデューサー役の鈴木勝吾(月曜MC)が入場。

 2番目はツヤツヤ衣装にハチマキがトレードマークの岡田翔大郎(月曜グリーン)、沖拓郎(火曜イエロー)、奥谷知弘(水曜レッド)、牧田習(水曜ブルー)の「サテンツヤっツヤーズ」とプロデューサー役の鎌苅健太(火曜MC)。

 3番目はあるメンバーの袖のない衣装も話題となった朝田淳弥(月曜ブルー)、石渡真修(火曜レッド)、早瀬圭人(水曜イエロー)、田倉暉久(水曜グリーン)の「マイルドデニムズ」とプロデューサー役の三上真史(水曜MC)が会場入り。

 そして、他チームよりも1人少ない木村魁希(月曜イエロー)、大城光(木曜レッド)、白又敦(木曜ブルー)による「バンドマンwithロマンティックK」とプロデューサー役の井上正大(木曜MC)も現れ、全員がそろった。

 借り隊とMCたちは会場後部の扉から姿を見せ、客席横の通路を通ってステージへ。彼らそれぞれの観客に向けた熱いパフォーマンスに、客席からは次々と歓声が上がった。一方、壇上では、鎌苅が「バンドマンwithロマンティックK」をちゃかすと、井上が鎌苅にボールを投げて反撃。早くも感謝祭ではおなじみの“鎌苅 VS 井上”のバトルも展開された。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 イベントは、岡村アナと照井アナのニコニコ生放送のお知らせを挟んで、「猫ひた5大ニュース」のコーナーへ。BGMがかかると、白又が普段の放送同様に低い声でタイトルコールを発して、安定の“白又節”を披露した。

 「5大ニュース」の第5位は「猫ひたの真骨頂“汗だくロケ”」と題して、早瀬が約3カ月エイサーに挑んだ軌跡や、沖の激辛ラーメンチャレンジ、岡田のビーチレスリング、岡田と沖のスワンボートレース、大矢と岡田のティラノサウルスレース、大矢と朝田の「人間塩出し昆布マラソン」の模様を紹介。汗だくロケの登場回数の多かった岡田は、それらが必ずしも「今日のリポート大賞」に選ばれていないと残念そうに語った。一方、マラソンの最中にビールを飲んでいた大矢には「レジェンドだから何でもやっていいわけじゃないぞ!」とほかの出演者からクレームが飛んだ。責められた大矢は、23年度のリポートバトルチャンピオンになったばかりの早瀬に「キラキラワッペンとるなよ!」と言い返して、それでもレジェンドあることをアピールした。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 第4位は「マリー爆誕」として早瀬が扮(ふん)する水曜の名物キャラ“マリー”の誕生ストーリーと執事・田倉との掛け合いを紹介。

 続いて、3位では、月曜MC鈴木の珍場面を振り返った。感謝祭直前の3月18日の放送回で、「今日のおやつ」のタイトルコールを無視して発した「しょうごたんが清見タンいただきます」という一言を「5大ニュース」にねじ込まれてしまった鈴木は、タジタジの様子だった。そんな中、コーナーの最中にはセットが崩れるという「猫ひた」らしい予測不能なハプニングも発生し、会場は大いに盛り上がった。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 続く2位の「いろいろ苦手な水曜日」では、奥谷と牧田のぎこちないコーヒースイーツ作りや、牧田の音を外しまくりの「手のひらを太陽に」の歌唱、「陽の当たる窓辺のカフェ」で起こったハプニングが登場。VTR明けに鎌苅に促され、再び「手のひらを太陽に」を披露することになった牧田は、なぜか歌唱前に鎌苅と手をつなぎ、これには鎌苅も苦笑いしていた。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 そして、第1位は「猫ひたスタジオでやってみよう」。MCの持つバケツに借り隊がボールを入れるゲームでは、火曜に代打MCとして出演していた井上が、借り隊に背中を向けてバケツを持っていたところ、石渡と植村からボールをぶつけられまくってしまうという悲劇が発生。水曜では、早瀬が立体的に作ったパンダの粘土細工を牧田がいきなりたたき潰して平面にしてしまう衝撃のシーンが。また、火曜からは、鎌苅がディレクターに怒りのアピールをしてゲームの結果を変えさせてしまう模様が登場した。自分がボールを当てられている映像を初めて見た井上はやや不満気味。一方、作品を壊されてしまった早瀬は牧田に「俺、何かした?」と問いかけるも、牧田は「パンダは平面」と独自の理論を展開していた。そんな中、「やってみよう」では圧倒的勝利を誇る木曜メンバーは「他曜日が弱すぎる」と余裕の表情を見せていた。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 「5大ニュース」の後はチーム対抗のゲーム企画へ。

 お題のメロディーに乗せて自由に歌詞をつけて歌う「メロディーに合わせて歌ってみよう」を開催。「チェックチェックボーイズ」の大矢と「サテンツヤっツヤーズ」の奥谷の対戦となった第1試合は、シティーポップス調の曲に乗せて、大矢がお得意の「偉い人へのゴマすり」を歌にして披露。一方、奥谷は、渡辺史門プロデューサーをネタにした「猫ひたあるある」で対抗したが、大矢のキャラが観客に受け、「チェックチェックボーイズ」が勝利となった。

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 第2試合は「マイルドデニムズ」の石渡と「バンドマンwithロマンティックK」の大城が対戦。石渡は「大矢剛康マジウザい♪」のフレーズとともに、小林且弥のMC時代からの盟友である大矢への愛をロック調のメロディーで届け、会場を沸かせた。対する大城は、ホテルの朝食がパンでなかったという不満エピソードを熱唱するも、結果は石渡の勝利に。

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 「チェックチェックボーイズ」の石川と「マイルドデニムズ」の早瀬によるイエロー対決となった決勝戦では、早瀬が童謡調の曲にあわせて水曜メンバーをネタにした歌を披露するも、田倉のことは時間がないという理由で省略してしまうオチとなり、岡村アナが「それぐらい思い出が多いということですね」とフォローを入れていた。一方、独特の石川ワールド全開の歌には、双葉も巻き込まれ、「マイルドデニムズ袖がない」と対戦チームの衣装をいじる歌詞を即興で作り、盛り上げていた。そして、結果は観客の反応で「マイルドデニムズ」に軍配が上がった。また、この企画では「エキシビションマッチ」も実施し、木村の「イケてるひらがな」の歌と沖の「台湾のホテルでのホラーエピソード」の歌も披露された。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】
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 続いてのゲームは「巨大猫風船客席横断リレー」。客席に放たれた5個の巨大風船のうち3個をより早いタイムでステージに乗せたチームが勝利となるルールで、出演者と観客が一体となった結果、「チェックチェックボーイズ」が42秒、「サテンツヤっツヤーズ」が47秒、「マイルドデニムズ」が45秒、「バンドマンwithロマンティックK」が35秒で達成し、「バンドマンwithロマンティックK」が勝利となった。

 一方、なぜかこのタイミングで発表された各ゲームのポイント分配により、2ゲームを通しての優勝は、ともに6点を獲得した「マイルドデニムズ」と「チェックチェックボーイズ」に決定。番組から「名誉」が贈られた。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 今年度は番組から鈴木、三上、岡田、早瀬、石川、双葉が卒業。イベントのエンディングでは彼らのあいさつが行われた。

 岡田は「皆さんからの温かさや笑顔がこの2年間で得られたものです。苦手だった絵を仕事にするという“岡田画伯”のコーナーは、苦手なことでも人が笑顔になってくれるのだったら精いっぱいやろうと思ってやってきました。相模人形芝居も一生懸命やらせていただきました。精いっぱいやったことで、皆さまに笑顔を届けられたならよかったなと思います」と番組サポーターにメッセージを送った。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 早瀬は「『猫ひた』は出演者やスタッフさん、サポーターさんのみんなで作っている番組で、すごく楽しくて濃密な3年間でした。最後に心残りがありまして、僕はずっとブルーをやりたかったのですが、かないませんでした(笑)。でも、今日の感謝祭をやって悔いなく卒業していけます。ありがとうございました」と自分らしい言葉であいさつ。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 涙をこらえながらステージ中央に立った石川は「何もできない自分を周囲の方たちが支えてくれました。『猫ひた』で経験できたことは今後の芸能人生の大きな財産です。これからの僕も『猫ひた』も温かく見守ってくれればと思います」と一生懸命に思いを伝えた。

 一方、双葉は「今日は番組を見てくださっている皆さまのお顔を直接見られてうれしいです。皆さん、楽しかったですか? 『猫ひた』の皆さんはお姫様に接するように、僕に優しくしてくれてうれしかったですし(笑)、この1年いろいろなことを経験できました。ありがとうございました」とアイドルらしいあいさつで締めくくった。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 MCを1年経験した鈴木は「僕がテレビのMCをやるというのは、以前からのファンの方々にとっては驚きだったようです。1年間やってみて、借り隊のみんなやスタッフさんと現場で一つのものを作っていくということは、舞台もテレビも変わらないことなのだと感じました。仲間と共に頑張った答えが、今日のイベントに皆さまが来てくださっているということであり、皆さまが番組に捧げてくださる愛なのだと思います。今後も番組や借り隊のみんなのことを応援してください。ありがとうございました」と述べた。

 最後に、8年間MCを担当した三上はBGMに合わせて歌を口ずさんで笑いを誘いながらも「今まで、ずっと卒業するメンバーを送る側だったのですが、実は昨年の感謝祭の時には、既に卒業することを決めていて、この1年間一生懸命やってきました。私は植物が大好きでして、世界の植物を探求したいという夢をずっと抱いていました。40代になり、その夢に挑むのは今しかない、『お前、ボウケンジャーだろ!』と自分の中で決断しまして、皆さまのご理解もいただき、卒業させていただくことになりました。僕の30代のほとんどは『猫ひた』とともにあり、青春でした。『猫ひた』は皆さまの応援で今後も進化していくと思いますし、私も最大の応援をこれからも捧げたいと思っています。なので、また“お邪魔に”ではなく、“邪魔しに”来たいと思います! 本当にありがとうございました」と熱い思いを口にした。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】

 卒業メンバーには、会場から大きな拍手が贈られ、岡村アナも「この6人からつないだバトンを番組としてもしっかりと次に生かしていけるように頑張りたいと思います。皆さまも彼らの次のステップの応援をよろしくお願いいたします」とエールを送った。

 イベントのラストは番組オリジナル曲「ツナギ」に合わせて、全員で記念撮影を行い、再び出演者たちが客席通路を通って退場し、最後まで観客たちとの時間を楽しんだ。そして、出演者の退場後は、感謝祭では恒例となった新体制の人事発表VTRも上映され、今年度もさらに進化していく「猫ひた」のスピリッツが番組サポーターに届けられた。

「猫のひたいほどワイド祝8周年感謝祭~イタズラ猫の絶対距離~」リポート【第1部・チーム対抗戦】
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 第2部「曜日対抗編」のリポートは近日公開予定。


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