鈴木福、長濱ねるらが杉野遥亮主演「磯部磯兵衛物語」に出演。原作の人物造形を意識したビジュアルが解禁2024/04/02
WOWOWで7月から放送・配信される、杉野遥亮主演の連続ドラマW-30「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」(金曜午後11:00、開始日未定。第1話は無料放送)のメインキャストとして、鈴木福、長濱ねる、津田寛治、マキタスポーツ、三宅弘城、檀れいの出演が明らかになった。また、磯兵衛の過ごす毎日を豊かに彩る個性的なキャラクターそれぞれのビジュアルも解禁。原作の人物造形を意識した脱力感と抜け感のある、本作らしいものとなっている。
「磯部磯兵衛物語~」は、2013~17年に「週刊少年ジャンプ」で連載された、仲間りょう氏による同名ギャグ漫画が原作。舞台は、“江戸時代っぽい時代”の“江戸っぽい町”。立派な武士になるべく、日々精進すると言いながら、あらゆることに無責任で努力をしない武士校生・磯兵衛の、ぐうたらでツッコみどころ満載な日常を、全10話で描く。頑張り過ぎるすべての日本人に捧ぐ令和の時代劇コメディーだ。ゆる過ぎる主人公の写真とともに、ドラマ化決定情報が世に出るや否や、一時、驚きと戸惑い交じりのつぶやきでSNS界隈が埋め尽くされ、Yahoo!リアルタイム検索で単語「磯部磯兵衛物語」が1位となり、媒体で掲載されたニュースがYahoo!トップを飾るなど、騒然となった。
脚本・監督は、ドラマ「小河ドラマ徳川☆家康」(時代劇専門チャンネル・関西テレビ)、舞台「ドクター皆川~手術成功5秒前~」など、絶妙なツボを押さえた笑いに定評がある細川徹氏。自らの演出イメージを脚本に落とし込み、前代未聞の時代劇コメディーに仕上げた。なお、撮影は時代劇の本場・東映京都撮影所にて行い、時代劇の常識を破壊する限界に挑んでいる。
そんな話題作にレギュラー出演する面々は、磯兵衛を取り巻くキャラクターたちを体現する。
鈴木は、磯兵衛の親友であり武士校同級生・中島襄を演じる。だらしない磯兵衛の一番の理解者であり、マニュアル人間のような生真面目さで支える中島。鈴木は「中学の時に『処す』と言いまくる同級生がいて、大学の先輩との会話にも出てきた『磯部磯兵衛物語』に出演できて、とてもうれしかったです! 杉野さんが演じる最高の磯兵衛と、さまざまな役に立つのか立たないのか分からない本を片手に、磯兵衛や学校の仲間たちとの時間を一生懸命に過ごしている中島を楽しんでもらえたらうれしいです。全力の鈴木福もお楽しみに!!」と力強く呼び掛ける。
磯兵衛がよく立ち寄る団子屋の看板娘役には、長濱が決定。笑顔と愛想を振りまく、店の常連のマドンナ的な存在で、磯兵衛も簡単にとりこになる。時にすさまじい天然ぶりを発揮する看板娘役について、長濱は「(原作は)以前から愛読していたので、まさか、看板娘として磯兵衛の世界に飛び込めるとは夢にも思いませんでした。杉野さんが演じる磯兵衛、そしてチームの皆さんとのにぎやかな日々をつくっていく撮影は毎日が楽しく、撮影の終わりが近くなるにつれ惜しくてたまりませんでした。とにかく最高です! 私も磯兵衛のように生きたいなと、強い願望が生まれました。ぜひ楽しみにしていてください!」と撮影の様子を伝えつつ、喜びを口にする。
津田は、江戸きっての天才発明家・平賀源内役に扮(ふん)する。ものすごい発明なのに磯兵衛があまりにも興味を持たないため、なんとかして磯兵衛に認められようと躍起になるが、磯兵衛に遊ばれることに。津田は「撮影の合間、杉野くんが江戸の町の軒下でダルそうにスマートフォンを操作していた姿は、まさに磯兵衛そのもので、それを見た時、実写化が難しそうなこの漫画もうまいことドラマになるぞと確信しました。そして僕も無我夢中で平賀源内を演じましたが、杉野くんや鈴木くんをはじめとする若い俳優陣と、東映京都の皆さんに助けてもらい、何とか物語に溶けられました。とにかくセリフの間や細川(徹)監督の感性が素晴らしく、前代未聞の時代劇になっていること間違いなしです」と手応えを感じている様子。
マキタは、磯兵衛を目の敵にするすご腕の浪人・志賀大八役として出演。大八は思い込みが激しく、磯兵衛がそんな気がないにもかかわらずライバル視する。磯兵衛の命を狙うが、なんやかんやあって毎回、磯兵衛との闘いに負ける。マキタは「見どころは、なんと言っても杉野くんが演じる、磯兵衛の自堕落ぶり。大八のみなぎるやる気とテンションが合わないまま、のらりくらりする姿はどこか魅力的です。個人的には顔をつって臨んでいますので、その出来も楽しんでもらえたらと思います。いい意味で気を抜いて見られる作品になっていますので、ぜひご覧ください」とアピールしている。
三宅が演じるのは、伝説の二刀流の剣豪・宮本武蔵。ただし幽霊だ。よく磯兵衛の部屋でさまよっており、磯兵衛の自堕落な生活にツッコミを入れまくるが、幽霊なので基本的に無視される。加えて、自著であり、言わずと知れた兵法書「五輪書(ごりんのしょ)」を磯兵衛に枕代わりに扱われてしまう。三宅は「ばかばかしくて、くだらなくて、どうでもよくて、みんなどこかダメダメで、もう力が抜けちゃう(全部褒め言葉)。そんな素晴らしくて面白いドラマです。みーんなキュートです。たまらんです。終始ニヤニヤしながら見ていました。撮影時の楽しさも画面からにじみ出ているのではないでしょうか。ぜひ、寝っ転がってケツでもかきながらご覧くださいませ」と、笑いを交えて楽しそうに語っている。
そして、檀が、本作史上最強クラスの超人的能力を持つ磯兵衛の母・母上役を担う。息子を一心不乱に溺愛するこの母上が、作品のコメディーと驚きの緩急を際立たせる最強のスパイスとなっている。元くノ一でなんでもできる超人。天井から登場するなど、超自然的な力を発揮する場面も見られる。そんなコメディー作品に出演、檀は「ギャグ漫画として連載された本作が、細川徹さんの脚本&監督により、ドラマならではの独創性豊かなエンターテインメント作品に仕上がりました。磯兵衛と個性豊かなキャラクターたちが織り成す、平凡な日常に生まれるシュールな笑い! この閉塞感のある現代において、立ち止まって肩の力を抜いてもいいんだと思わせてくれるようなドラマだと思います。リラックスしたい時のお供に『磯部磯兵衛物語』をぜひご覧ください。とても幸せな気持ちになりますよ!」と述べている。
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