小芝風花の目に涙、亀梨和也は宮舘涼太のサプライズに笑顔。「大奥」がクランクアップ2024/03/28
フジテレビ系連続ドラマ「大奥」(木曜午後10:00)は、本日3月28日放送が最終回。このたび、主演の小芝風花と、共演の亀梨和也(KAT-TUN)がクランクアップを迎えた。
「大奥」は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図”=大奥で、たった一つの愛を得ようともがく女性たちの戦いを描いた、はかなくて切ない物語。
江戸中期。景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素・倹約・勤労の日々を送っていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、五十宮倫子(小芝)は、第10代将軍・徳川家治(亀梨)との政略結婚で、京から江戸城本丸にある大奥へ渡る。そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがおり、たった1人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、女たちの激しい戦いが繰り広げられていた――。
京都でクランクインしてから約3カ月。主演の小芝よりも先にクランクアップとなった亀梨は、最後のシーンのカットがかかると、撮影期間中に苦楽を共にしてきた小芝から、花束が手渡された。そこへ、一足先にクランクアップをしていた宮舘涼太(Snow Man)が、サプライズで登場した。
宮舘が「お疲れさまです!」と声を掛けながら姿を現すと、亀梨は「なんで!?」と驚きながらもうれしそうな顔に。「東京から来ました、宮舘です!」とキャストやスタッフ陣に声を掛ける宮舘に、最後のあいさつをするはずだった亀梨は、「ちょっと邪魔しないでもらっていい?(笑)」とツッコみ、最後まで息の合った掛け合いを見せていた。
その後、亀梨はあらためてあいさつ。「右も左も分からない状態のまま京都に来たのですが、皆さんに温かく迎えていただき、プロフェッショナルな現場の中で過ごさせていただけたこと、ありがたく思います。僕自身、まず京都の第一歩としてこの現場で歩ませていただけたこと、本当に感謝しています。また京都に戻ってこられるように頑張っていきたいと思いますので、その際はまたよろしくお願いします。本当にどうもありがとうございました!」と熱い思いを伝えた。
そして、「大奥」のオールアップは、小芝、西野七瀬、森川葵、栗山千明らが勢ぞろいする緊迫したシーンの撮影となった。
小芝は最後まで繊細に丁寧に演じ上げ、監督からOKが出ると思わずホッとした表情を見せた。スタッフから「このシーンを持ちまして、五十宮倫子役の小芝風花さんオールアップです!」という掛け声の後、「やったー!」と両手を上げて満面の笑みに。
キャスト・スタッフから慕われ、頼れる座長として中心にいた小芝は、目に涙を浮かべながら「皆さん本当にお疲れさまでした! ありがとうございました。倫子という役に自分でもびっくりするくらい入り込んでしまって、割と切り替え上手な自信があったのですが、なかなか役と切り替えられずに、皆さんに気を使わせてしまった部分もあったかと思います。とにかく皆さんが優しく楽しくサポートしてくださったおかげで、なんとかこの役を最後まで走りきることができて、とても安心しております。この歴史ある『大奥』を皆さんと京都で撮影できたことが本当に幸せです。ありがとうございました!」としっかり締めくくった。
3月28日放送・最終回。倫子はお品(西野)が見舞われた不幸に言葉を失い、直後、家治までもが病で倒れたと聞く。そんな中、信濃の浅間山が大噴火し、江戸の町にも火山灰が降る。米の値が急騰する前に何とかせねばと焦る家治だが、体が動かず、やむなく謹慎を言い渡した田沼意次(安田)を呼び戻す事態に。そうと知った松平定信(宮舘)は、田沼を追い落とすべく動く。
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