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成田昭次、小野武彦、宍戸開が「不適切にもほどがある!」最終回で“謎の男”として登場2024/03/22

成田昭次、小野武彦、宍戸開が「不適切にもほどがある!」最終回で“謎の男”として登場

 成田昭次小野武彦、宍戸開が、TBS系連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜午後10:00)の3月29日放送・最終回にゲスト出演することが発表された。

 阿部サダヲが主演を務める「不適切にもほどがある!」では、主人公・小川市郎(阿部)が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく、脚本を宮藤官九郎が手掛ける“意識低い系タイムスリップコメディー”だ。

 市郎がタイムスリップした令和で出会うシングルマザー・犬島渚を仲里依紗、アイドルに心酔するあまりその身なり言動をすべて完コピする男“ムッチ先輩”こと86年に生きる秋津睦実と令和に生きるその息子・真彦を磯村勇斗、86年に息子と共にタイムスリップする令和の社会学者・向坂サカエを吉田羊が演じる。市郎が男手一つで育てる17歳の一人娘・純子に河合優実、サカエの息子・キヨシに坂元愛登が扮(ふん)している。

 成田は、88年にデビューし、93年に活動休止するも一昨年に1年の期間限定で活動再開して、大きな反響を呼んだ4人組ロックバンド・男闘呼組の元メンバー。現在は、Rockon Social Club、NARITA THOMAS SIMPSONのリードボーカルとして活躍している。前回のドラマ出演は、93年放送の「お茶の間」(日本テレビ系)以来、実に31年ぶりのドラマ出演となる。

 そんな成田が演じるのは、タイムマシンに関わる“謎の男”だ。「このたび大変恐縮なんですが、こんな大ヒットドラマに自分が出演させていただけることになり、一生の宝になりました! 最初にオファーを聞いた時は、(岡本)健一とか(高橋)和也とか(前田)耕陽じゃなくてなんで僕なのかな…と思いましたが、素晴らしいドラマのオファーをいただけてすごく光栄です」と男闘呼組のメンバーの名前を挙げつつ恐縮しながら、「僕が演じる役柄はまだ詳しく言えないんですけど…このドラマには絶対に欠かせないタイムマシンに関わっている役柄です」と演じるキャラクターについて説明。

 31年ぶりのドラマ出演については「時代が変わったのを実感してびっくりしました。緑山スタジオでは僕が最後に出演した『お茶の間』というドラマも撮影していたので、懐かしさと新鮮な気持ちが入り乱れた撮影だった」と振り返り、「撮影はライブ以上に緊張しました(笑)。座りのシーンの撮影では足の震えが止まらなくてびっくりしました。左足がガクガク震えちゃって…こんなの初めてです(笑)。ドラマの緊張感とライブの緊張感は全然違いますね。オファーをいただいてからずっと緊張していたんですが、一度引き受けたからには徹底的に、妥協しないでやりたいという意識はあったので、素晴らしい共演者の皆さんに囲まれて、なんとか無事に撮影を終えることができました」と充実した撮影となったことを報告。

 また、「ドラマは1話から見させていただいていて、本当に僕の青春ど真ん中の昭和の時代から、今の令和にタイムスリップして…という話なので、毎週ドラマを見るのが楽しみでしょうがなかったです。僕はリアルタイムであの時代を過ごしているので、ムッチ先輩の気持ちがすごく分かるんですよね(笑)。僕も本当に憧れていたので。好きな人を応援する形は昭和と令和で変わっていますけど、そこにある愛情とか人情っていうのは、いつの時代も変わらないなっていうのをこのドラマを見て感じます」と作品のファンであることを明かし、「最終回は1話から続く人間関係の面白さ、過去と未来での人と人とのつながりも描かれているので、そこを見逃さないでいただけたらと思います!」とアピールしている。

成田昭次、小野武彦、宍戸開が「不適切にもほどがある!」最終回で“謎の男”として登場

 さらに、小野と宍戸も、最終回のキーパーソンとなる“謎の男”として登場。

 宮藤脚本作品への出演は、本作と同じく阿部が主演を務めた映画「謝罪の王様」以来、約11年ぶりとなる小野は、撮影現場に入ると阿部と固い握手を交し、「いつも楽しく拝見しています!」と称賛。

 一方、宮藤作品への出演は初めてとなる宍戸は、演じる役と本人の性格も相まって、撮影現場でムードメーカーだったとのこと。終始現場を和ませ、撮影後には「無口な僕のために阿部さんたちが優しく迎えてくれた現場でした!」と冗談交じりの感想を語っている。

 小野、成田、宍戸らゲストが演じる“謎の男”たちがどのように物語に関わってくるのか。予測不能な最終回に注目だ。

 本日3月22日放送・第9話では、社内報のインタビューを受けた渚の記事を読んだ後輩・杉山ひろ美(円井わん)が、渚の発言は自分に対するアウティングかつマタハラだと、市郎のもとに相談にやって来る。秋津も交え、市郎から話を聞いた渚は、特定の誰かについて話したわけではないとショックを受ける。しかし、杉山の気持ちは治まらない。

 そんな中、秋津は社内モニターとして登録しているマッチングアプリでマッチした証券会社勤務の矢野恭子(守屋麗奈)と待ち合わせをするため、市郎と共に喫茶店「SCANDAL」へ。するとそこには昭和にいるはずのサカエの“ちょっと奇麗になった”姿があった――。


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