伊原六花が「肝臓を奪われた妻」で地上波連ドラ初主演！ 元夫に復讐を誓うシングルマザーに2024/02/28
伊原六花が、日本テレビ系で4月2日にスタートするドラマDEEP「肝臓を奪われた妻」（火曜深夜0：24）で、地上波連続ドラマ初主演を務めることが分かった。
4月から日本テレビの「火曜プラチナイト」枠は、新番組「上田と女がDEEPに吠える夜」（火曜午後11：59）と、金曜深夜から枠移動した「ドラマDEEP」（火曜深夜0：24）の2段編成に。
2023年4月、大人の女性をターゲットに深夜だからこそ描けるディープな人間模様や、緊迫するサスペンスをテーマに誕生した「金曜ドラマDEEP」は、第1弾「夫婦が壊れるとき」が深夜0時以降に放送された深夜ドラマとして、TVer配信再生数歴代1位を獲得。第2弾「癒やしのお隣さんには秘密がある」も1800万再生を超え、23年7月期深夜ドラマ再生ランキング1位を獲得するなど、話題作を送り出している。
そんな注目のドラマ枠の移行後、第1弾作品となるのが「肝臓を奪われた妻」。原作は、「LINEマンガ2022年間ランキング（女性編）」で6位でにランクイン、国内累計閲覧数1億3300万ビューを超える人気作だ。
貧乏だが真面目に正直に、幸せに育った北山優香（伊原）は、理想の人と結ばれ、幸せな結婚生活を送るはずだった。しかし、愛する夫の隠された本当の目的は、“妻の肝臓を病気の母に提供させる”ことだった。肝臓を奪われ、夫にも裏切られた主人公の復讐（ふくしゅう）劇は痛快だが、単なるリベンジドラマではない。最愛の人から裏切られ、他人を信じられなくなった優香が、それでも支えてくれた温かい人たち、守るべきわが子のために、もう一度愛を信じ、前を向いて歩いていく成長物語でもある。
幼少期に父親を亡くし、母親によって女手一つで育てられた優香は、母親の愛を一身に受け、献身的な元気で優しい子に育つ。そんな優香は、自分と似た境遇で育った家族思いの中村光星にひかれ、付き合い始める。その後、母親が息を引き取り、天涯孤独になった優香は、光星と結婚。光星の母・聖子の肝臓移植のドナーになると名乗り出る。しかし、すべては義母への臓器移植のための偽りの結婚だったことが判明する。離婚を強いられ、だまされたと知るも、光星の子どもを身ごもり、悩んだ末に出産。1人で育てる決意をする。そして、肝臓を奪われてから5年の月日がたったある日、光星と偶然の再会を果たす。母と息子を侮辱する光星やその家族に恨みの感情があふれ、優香は中村家への復讐を決意する。
そんな過酷な状況に置かれるヒロイン・優香を演じる伊原は、17年にバブリーダンスで一世を風靡（ふうび）した後、23年の連続テレビ小説「ブギウギ」（NHK）や、「マイ・セカンド・アオハル」（TBS系）などの話題作に次々と出演。演技、ダンス、歌など多彩な魅力を見せ、活躍の場を広げている。
「地上波連続ドラマ初主演のオファーが率直にとてもうれしかった」という伊原。「『ドラマDEEP』でこれまで放送されてきた作品も見ていましたし、（放送中の）「消せない『私』―復讐の連鎖―」も志田彩良ちゃんがデビューの時から共演したりしていたので、楽しんで見ていたんです。その枠で、そして、火曜日へ移動になる第1弾の主演として機会をいただけたので、大切に演じたいと思っています」と意欲を燃やす。
加えて「『肝臓を奪われた妻』と伺った時、文字にパワーのある作品で心をグッとつかまれました。それと同時に“妻”、今年25歳になるということで、もう妻の役をやらせていただける年齢なんだなという驚きはありました。そして、母親役も初挑戦になります」と心境を明かしつつ、「私が演じる北山優香は、いい意味で普通に幸せに過ごしてきた女の子ではあるんですけど、作品のタイトルにもあるように肝臓を奪われてしまい、その出来事で人を信じることに素直になれなくなってしまうというところから復讐を通して、物語が始まっていきます。ただ、復讐だけでないのがこの作品のとても面白いところでもあります。この後の展開が楽しみになっていく一つのキーになるところだと思いますので後半まで楽しんで見ていただけるんじゃないかなと思います」と役柄とストーリー展開をアピール。
そして、「主人公・北山優香役を私に任せたいと思っていただけたのが、とてもうれしいなって思う役でした。役者としてもすごくやりがいのある役ですし、私にとってもチャレンジングな役になると思うので演じるのがとても楽しみです」と期待し、視聴者に向けて「『肝臓を奪われた妻』と聞いて復讐を思い浮かべる方もいるかと思いますが、この作品は復讐に至るまでの経緯もそうですし、復讐中の優香だったり、その間で出会う人との関係性だったりとかで、優香の状況や周りの環境がどんどん変わっていく作品になります。復讐だけでなくその先にたどり着くものなど見えてくるのが、私もワクワクしながら撮影に挑みたいなと思っております。ぜひ、皆さんも楽しみにしていただけたらなと思います』とメッセージを寄せている。
原作を手掛ける2人からもコメントが到着。絵のMana氏は「3年以上、汗をかいて描いた物語がドラマ化されると聞いて、本当に感無量です。ダヨン（優香）に絶対幸せになってほしいという気持ちで完結まで走り続けましたが、ドラマも同じ気持ちで応援しながら見るようになると思います。この作品を読んでいただき、本当にありがとうございました！ 読者の皆さまの幸せと健康を祈ります！」、ストーリーのJYUN氏も「日本でドラマ化だなんて、本当に夢のようで、ワクワクしています！ すべて日本の読者の皆さまのおかげだと思っております。作品を楽しんでいただき、本当にありがとうございます。これからももっと頑張りますので、ぜひドラマも楽しんでください！」と、それぞれドラマ化への喜びを口にしている。
ドラマを手掛ける桑原丈弥プロデューサーは「主人公・北山優香を演じるのは、今最も注目されている若手俳優・伊原六花さん。フレッシュなイメージからは一転、復讐に燃えるシングルマザー役を演じます。彼女の、りんとした美しさと妖艶（ようえん）でありながらどこか切ない復讐劇は、今までのいわゆる“復讐もの”とは一線を画すと確信しています。優香の復讐のその先に幸せはあるのか？ さまざまな葛藤を抱えながらも、必死で立ち上がり前に進もうとあがくその姿には、きっと誰もが応援をしたくなるはずです。『火曜プラチナイト』枠、日本テレビのDEEPな深夜にぜひご期待ください！」と手応えをうかがわせ、物語の魅力を発信している。
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