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神山智洋主演「白暮のクロニクル」完成披露試写会にWEST.がサプライズ登場! 主題歌「FATE」を初披露2024/02/21

神山智洋主演「白暮のクロニクル」完成披露試写会にWEST.がサプライズ登場! 主題歌「FATE」を初披露

 WOWOWプライムで3月1日に放送・配信がスタートする連続ドラマW-30「白暮のクロニクル」(金曜午後11:00)の完成披露試写会が開催され、主演の神山智洋と共演の松井愛莉竹財輝之助光石研、そして監督の中川和博氏が舞台あいさつに登壇。ドラマの見どころや撮影中のエピソードトークで盛り上がった。さらに、第2部では、主題歌を担当するWEST.(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望)がシークレットゲストで登場し、新曲「FATE」を初披露。サプライズのパフォーマンスに、会場のファンは大興奮となった。

 「白暮のクロニクル」の原作は、ゆうきまさみ氏の同名漫画。不老不死の体質を持つオキナガで、見た目は18歳だが、実年齢は88歳の雪村魁(神山)は、かつての恋人をひつじ年のクリスマスに起こる連続殺人事件、通称・羊殺しに殺害されており、60年間にわたり事件を追っている。魁は、オキナガたちを管轄する厚生労働省の夜間衛生管理課への異動を通告された新米職員・伏木あかり(松井)と事件解決に向けて奔走する。

 訪れたファンに「めちゃめちゃ頑張ったので、楽しんでいただければと思います」と神山があいさつすると、松井も「一足先に見ていただけるということで、世界観に浸って楽しんでいただけたらいいなと思います」と笑顔で呼びかけた。続けて、厚生労働省の参事官・⽵之内唯⼀役の竹財が、「スクリーンで見ていただくのにぴったりな作品。ドラマとは思えない仕上がりになっていると思っております」と自信たっぷりにアピール。あかりの上司・久保園幹也役を務める光石は「天候が不安定な中で、足を運んでくださって本当にありがとうございます」と感謝を述べた。

神山智洋主演「白暮のクロニクル」完成披露試写会にWEST.がサプライズ登場! 主題歌「FATE」を初披露

 本作が初の単独主演作品となる神山は、「約4年ぶりの映像作品に出演させていただきうれしかったです。単独主演が初というのもありますし、WOWOWさんの作品に出させていただけるということもとてもうれしかったです」と喜び、オキナガ役については「難しい役柄でした」と語った。見た目は18歳だが、実年齢は88歳という設定に触れて「僕30歳なんですよね…」と戸惑っている様子だが「18歳の子が、70年間生きて88歳になる70年間の間にどういったことを経験してきたんだろうと考えると、さまざまな苦労があったんだろうなと。ビジュアル面では、髪の毛を地毛で明るくして挑ませていただいたり、体重を落として18歳の時の僕をイメージして食事制限で落として、みたいなことはしました」と役作りのエピソードを明かした。

 さらに「若い時に比べると体を動かすことが大変になってきましてですね…。めちゃめちゃ走っているんですが、18歳の気持ちで走ると、ちゃんと足が空回るようになってきているんですよね(笑)。でも、殺陣(たて)っぽいシーンにも挑戦させていただいて、僕のできることをすべてぶつけさせていただいた作品になりました」と撮影を振り返った。

神山智洋主演「白暮のクロニクル」完成披露試写会にWEST.がサプライズ登場! 主題歌「FATE」を初披露

 松井は演じる伏木について聞かれると「あまり演じたことがない役柄だったので、自分からアクションを起こしていかなきゃいけないということに、最初の方は毎日ドキドキしていました。伏木は、オキナガについてあまり知らないという設定だったので、一つ一つリアクションを出さずに演じるようにしました」と苦労を明かした。

 魁と同様オキナガで、1600年ほど国に使われてきたという⽵之内役を務めた竹財は「1600年生きているという意味が僕は分かりません(笑)。僕は四十数年しか生きていないから、何回転生したらいいんだろうと考えましたし、現場でも本当にふわふわした状態で演じさせていただいたんですけど、役は僕1人で作るもんじゃないと思っているので、今回は本当に心強い座長が…」と言って神山に目線を送ると、恥ずかしそうに素早く首を横に振る神山の姿が。

 それを横目に竹財がコメントを続け、「座長すごいんですよ。本当に気配りがすごくて、お芝居もすごく助けられましたし。他のキャストの皆さんもそうですし、監督含め本当にプロのスタッフが現場の雰囲気を作ってくれたので、それがすごく助かりましたね。だから、そこそこ見れる⽵之内になっているといいんですけど…。いまだに正解が分かっていないんですが」と、経験したことのない役で周りにサポートしてもらったことに感謝した。

 次に光石が「SFだし、ファンタジーだし、ホラーだし。実は、どうやって撮るんだろうと心配になっていました。現場では、監督とプロデューサー、2人の年が近くて旧知の仲だったようで、カメラマンもみんなその仲間が集まっていて、やりたい放題やっているんですよ。僕らはそれについていって、どこが落としどころなのか分からないから、とにかく必死についていこうと思って。でも、それがやっぱりジェットコースターみたいでね、現場が楽しかったですね。その時その時は大変でしたけど、あんなことやこんなこともしました」とネタバレしないように意味深な発言でファンをあおった。

 それぞれが自身の役柄や見どころを説明すると、劇中の魁が18歳ということにちなんで、4人が18歳の頃の写真を公開しながら当時を振り返る「クロニクルコーナー」に突入。竹財以外の3人は18歳ですでに芸能界に入っており、仕事関連の写真を披露。そんな中、竹財は高校時代のリアルな制服姿をオープン。初々しくも格好いい姿に、みんなから「モテたでしょ」と言われると、否定せず「モテました」と素直に答える竹財に、キュンとしたファンから黄色い声が上がった。

 キャストの若い頃のエピソードに話は尽きないが、あっという間に第1、2話の上映時間となり、神山が「キャスト、スタッフが一丸となって、手をがっちり組んで作品と向き合って、みんなが100%の力を出せたんじゃないかと思っております。撮影中も早く見たい、早く見たいという声も上がっていたぐらい、キャスト、スタッフの期待値もとても上がっています。そんな作品が本当にいい形でまとまったなと僕自身も思っております。第1話は体感5分、第2話は体感3分でございますので、8分で終わります(笑)。それぐらい本当にいろいろな要素がギュっと詰まっていますので、楽しんでください」と舞台あいさつを締めくくった。

神山智洋主演「白暮のクロニクル」完成披露試写会にWEST.がサプライズ登場! 主題歌「FATE」を初披露

 「白暮のクロニクル」の上映直後、ミステリアスな雰囲気の照明で照らされたステージには白っぽいステージ衣装に着替えた神山の姿が。すると、WEST.のメンバー全員も登場し、主題歌で書き下ろしの新曲「FATE」を初披露。まさかのパフォーマンスに、会場から大歓声が上がった。

 歌い終わった神山は「ダークな雰囲気のある楽曲で、ドラマの世界観にピッタリだなと思っております」と満足そうな笑顔を見せ、その後、メンバーが1人ずつあいさつ。

神山智洋主演「白暮のクロニクル」完成披露試写会にWEST.がサプライズ登場! 主題歌「FATE」を初披露

 重岡は「神山が主演のドラマでこうやって歌唱できて、しかもサプライズってワクワクするから、本当に早くやりたかったなと思っていました。ありがとうございます」とあいさつし、小瀧が「僕ら、サプライズ登場が今年すでに2回目で…。だから今年はどんどんサプライズ登場していこうかなと。ぜひ僕らに注目をしていただければ」と発言すると、ファンからどよめきが起こった。

 次に濱田が「まだ息が上がっていますが、やっと披露できたなという感じです。神ちゃんの白髪が似合っていました。あと、ドラマもすごく面白そうで、僕は家で楽しみにしたいなと思っています」とドラマへの期待を込めた。藤井はパフォーマンスの演出に触れて「久々に舞台の袖から出てくるパターンでダンスパフォーマンスを披露しました。重岡と昔、松竹座という劇場でずっとやっていたんですけど、その時のことを懐かしみながら、ちょっとドキドキしながら出ましたけど、1発目としてすごくいいパフォーマンスができたんじゃないかと思っております」と笑顔でコメントした。

 続けて桐山が「もしなんですけど、ちょっとしたゲームでもいいので、プロデューサーの皆さん。残っていればいいですよ。使っていただいたら…。撮影はもう終わっているんですか?」と出演を逆オファーすると、MCも担当していた高江洲義貴プロデューサーが話しにくそうに「もう撮り終わっておりまして…」と言うと、桐山から「ちょっと待って、プロデューサーなの? うそ、リングアナウンサーじゃないの?」とツッコまれ、会場が爆笑に包まれた。

 そして、最後に順番が回ってきた中間が「サプライズ登場なんですが、僕らの控室がお客さんの動線の中にあったんですよ。いつも楽屋はうるさいんですけど『マジで静かにしてください』と何回も怒られて、さっきも直前まで怒られていました」とファンにとってドキドキのエピソードを明かすと、桐山も「怒られていましたよね。『静かにしてください』『分かりましたって』いいながら、ギター弾くんよ」と暴露し、さらに会場をざわつかせていた。また、今回上映された映像では、サプライズのために主題歌が流れないバージョンだったが、本編では「FATE」が流れることを説明した。

 あらためて、神山は「FATE」について「イントロが壮大で、映画音楽のような世界観の曲だなと思っていて、歌詞も僕自身も魁を演じる中で感じていたことがそのまま歌詞に乗っかっていたりするので、『白暮のクロニクル』という作品を映像の演技じゃなくて、音楽にするとこうなるんだろうなっていう、ど真ん中をきているんだろうなと思いました」と熱く語った。

神山智洋主演「白暮のクロニクル」完成披露試写会にWEST.がサプライズ登場! 主題歌「FATE」を初披露

 今年でデビュー10周年を迎えるWEST.。「キャンプに行きたい」「ブラックバスを釣りたい」など、メンバーが豊富を語る中、藤井が「僕らライブツアーやります。10周年のツアータイトルは『AWARD』になります。皆さんにアンケートを取らせてもらったものがアルバムで続々発表されるので、ぜひそちらも楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。最後に神山が「ファンの皆さんに感謝を届ける1年にしたいと思う中で、このドラマも併せて楽しんでいただければと思います。4月23日にデビュー10周年を迎えるWEST.を応援していただけたらと思います」と呼び掛けた。

 マスコミ向けの撮影タイムに移ると、たくさんのカメラマンのリクエストに快く応えるメンバーたち。その様子を見守っていたファンから「かわいい〜」「頑張れ!」「格好いい!」などの声援が送られると、その間もファンサービスを怠らないWEST.。フォトセッションが終わる頃、「愛してるよ〜」と叫んだファンに「俺も!」と返事をした桐山に、会場全体から「キャー!」と歓喜の声が上がりイベントは終了した。


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