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King & Prince・髙橋海人が青春群像劇「95」でテレ東ドラマ初出演&初主演。「心で感じてもらうような作品になる」2024/02/19

King & Prince・髙橋海人が青春群像劇「95」でテレ東ドラマ初出演&初主演。「心で感じてもらうような作品になる」

 King & Prince髙橋海人が、テレ東系で4月にスタートする、テレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23「95(キュウゴー)」(月曜午後11:06、開始日未定)で主演を務めることが分かった。

 「95」の原作は、早見和真氏の同名小説。大人の作った社会の仕組みにあらがい、大切なものを守りながら1995年の東京・渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い青春物語だ。ドラマでは、95年頃にはやったファッションや音楽、漫画やドラマ、ポケベルやテレホンカードなど、当時高校生だった世代には懐かしさを、現在の若者にとっては新鮮に感じられる世界観が盛り込まれている点も見どころとなる。

 髙橋が演じるのは、通称・Qと呼ばれる広重秋久。阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が起き、人々の人生観や死生観に多大な影響を与えた時代に青春を謳歌(おうか)する高校生を熱く演じていく。脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」(13年)で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平氏、監督は映画「アルプススタンドのはしの方」(20年)、「女子高生に殺されたい」(22年)などを手掛けた城定秀夫氏が務める。

 髙橋は作品から受けた印象を「最初にプロットを読んだ時に、あまりこういう作品ってないよなと思いましたし、内容もとがっていて周りにこびていない感じがあり、分かりやすく説明するのではなく、心で感じてもらうような作品になるんだろうなと思いました」と明かし、自身の役柄に関しては「秋久は、同級生の中でもカリスマ的存在の翔太郎をはじめ、カッコいい仲間たちに囲まれて過ごすことになりますが、僕もすごくかっこいいメンバーに囲まれて今まで生きてきたので、みんなと同等になれるように頑張って立ち向かっていく感じが自分と似ているなと思います。でも、もし何か違う時があったら、その時は自分の意志はちゃんと持っていないとなっていうところとか、うそをつかず、ちゃんと自分の核を持っているところがきっと秋久の魅力的なところで、すてきだなと憧れもあります。演じていてとても楽しいです」と好感を抱いている様子。

 また、テレ東ドラマ初出演にして初主演となる髙橋。「撮影現場もとても楽しいです。実際に現場に入って演じてみて、何回も台本を読んでいくと、当初イメージしていた秋久とは違う秋久がどんどん出てくるんです。それをスタッフの皆さんと話し合いをして、構築していっています。共演者の皆さんとも、チームでいる時とかは『ここ、俺こういくわ』っていうのがあったり、察したりだとか、本当のチーム感があっていいなと思っています」と、いい環境の中で撮影が行われていることを報告。「結構ワイワイほのぼのしているのですが、“まじでぶつかるシーン”とかは、けがのないように、どうやったらカッコよく見えるかをみんなで話し合いながらストイックに集中してやっているので、すごく充実しています」と目を輝かせる。

 続けて「最初にお話をいただいた時から、僕自身『やりたいからやる』という思いで、僕以外の皆さんもたぶん『出たいから出る』と思ってくださっているでしょうし、本当にいいものを作りたいと思って集まっている皆さんなので、その気持ちのまま最後まで駆け抜けたいです。とにかく秋久を丁寧に丁寧に演じて、かっこいい人になれるように頑張りたいなと思います」と意気込みをアピール。

 そして、あらためて「今の時代、衝動的に体が先に動いてしまったり、心からぶつかりにいこうと思うことだったり、そんな気持ちからどんどん遠ざかっていると思うんです。便利なものが増えていく分、そこに頼ってしまうし。だからこそ、95年の気持ちでどんどん突き進んでいく登場人物たちを見ると、気付かされることだとか、自分にあらためて問いただすこととかが、毎話感じられるような熱い作品だと思うので、95年を知っている方たちはもちろん、年代問わず、僕と同世代の方や学生の方にも見てほしいなと思います」と思いを伝えている。

King & Prince・髙橋海人が青春群像劇「95」でテレ東ドラマ初出演&初主演。「心で感じてもらうような作品になる」

 今回のドラマ化決定に際し、原作の早見氏からは「その年は、阪神・淡路大震災があり、地下鉄サリン事件がありました。Windows 95が発売され、若者たちがうっすらとノストラダムスの大予言を信じていました。そんな1995年に、渋谷という街を生きた高校生の物語です。若い読者に『本当にこんな時代があったんですか?』と、何度も尋ねられました。この作品を熱烈に愛してくれるのも、意外にも95年生まれ前後の若者に多いです。 『95』はとても大切な作品です。その大切という思いを、熱を、城定監督をはじめとするスタッフの、髙橋海人さんを中心としたキャストの、そして視聴者の皆さまと共有できれば、こんなにうれしいことはありません」と、期待の言葉が寄せられている。


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