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「マルス-ゼロの革命-」会見に道枝駿佑が華麗に登場！現場では板垣李光人とイチャイチャ!?2024/01/13

　テレビ朝日系で1月23日にスタートする連続ドラマ「マルス-ゼロの革命-」（火曜午後9：00。初回拡大スペシャル）の制作発表記者会見が行われ、主演のなにわ男子・道枝駿佑をはじめ、共演の板垣李光人、吉川愛、井上祐貴、横田真悠、山時聡真、泉澤祐希が登壇した。

　「マルス-ゼロの革命-」は、爽快な新感覚青春ドラマであり、スクラップ＆ビルドしていこうとする落ちこぼれ高校生たちの姿を描いた“青春クーデターサスペンス”。「3年A組-今から皆さんは、人質です-」（日本テレビ系）などを手掛けた人気脚本家・武藤将吾氏が3年ぶりに完全オリジナルで描く。

　落ちこぼれ高校生たちを「俺と一緒にこの世界をぶっ壊そう」と扇動していく謎の転校生・美島零（道枝）。人心掌握に長け、いつの間にか人の心の隙間に入り込み、言葉巧みに操っていくカリスマ性を持ち合わせている零＝“ゼロ”に扇動され、逢沢渾一（板垣）、貴城香恋（吉川）、二瓶久高（井上）、桜庭杏花（横田）、呉井賢成（山時）、桐山球児（泉澤）は、動画集団・マルスを結成。大人が作った社会を壊し、再構築していくことになる。

　動画集団・マルスのコンセプトに合わせ、おのおのが自撮りをしながら現れた。板垣、吉川、井上、横田、山時、泉澤と続いていく中、最後の道枝は会場の2階から階段を降りながらド派手に登場。会場に駆けつけたファン100人を大いに沸かせ、会見をスタートさせた。

　早速、撮影現場の雰囲気について聞かれた道枝は「すごく穏やかな雰囲気で進められているなという印象ですし、セットの撮影で部室での撮影があったんですけど、そこでグッとみんなの距離が縮まった瞬間があったので、すごく楽しい撮影になりそうだなと思います」と力強くコメント。

　今作では、後に道枝演じる零の右腕的存在にもなっていく“アイコン”こと渾一を演じる板垣。道枝とはプライベートでも親交があるというが、現場での道枝は「とにかく命を削っているなという印象」としつつ、「セッティングの間とか、ちょっとした間でもずっと表情の練習していたり、零というキャラクター自体が（道枝の）普段の様子とだいぶかけ離れていると思うので、だからこその大変さもあると思うんです。ちょっと心配になるぐらい、毎日必死にやられていると思います」とねぎらった。道枝も「身を削ってやらせていただいてるところはありますし、『追い込まれれば追い込まれるほど零に近づくのかな』というはありますね」と役との向き合い方についても告白。

　緊迫した雰囲気もうかがわせるが、実は撮影の裏側では、道枝、板垣の2ショット写真がSNSでも話題に。そんな2人と共演シーンが多い吉川は、その様子を間近で見ていることもあり「定期的にイチャイチャしている」と暴露。「してない！（笑）」とそろって否定する道枝と板垣だが、「眉毛や表情筋を動かす練習をよくされていて。板垣くんが『こっちもうちょっと』と言って、めっちゃ近い、もうキスするんか!?っていうぐらいの距離でイチャイチャしている」という吉川の証言に、2人も恥ずかしそうな様子。そんな2人を目の当たりにしながら吉川は「すごくお顔が奇麗なお二人がこんなにもイチャイチャしていると、めちゃめちゃ目が癒されます。潤います」と笑顔を見せていた。

　武藤氏の脚本については「読めば読むほど、いろいろなゼロの思考が湧いてくる」と道枝。「『零はこう思っているんじゃないか』と、その立ち回りが分かってくるので面白いですね。予告にも、渾一に向けて『俺と一緒にこの腐った世界をぶっ壊そう』というセリフがあって、それは『マルス』の幕開けというか、いろいろな思いがあってのセリフなので、名ゼリフがたくさんありますね」と作品への期待感を高めた。

　セリフだけでなく、解禁されているキャラクタービジュアルにも個性があふれているが、リーゼントのヘアスタイルが特徴の久高に扮（ふん）する井上は「このキャラクターに負けないように、自分の見た目と闘う日々ですね」と言うと、周囲は大爆笑。「メークが終わった後、鏡を見て『こいつやばいな』となりながらも、これに負けないようにと頑張っています。自分との勝負です」と明かした。

　マルスの癒やし担当でもある杏花を演じる横田は「杏花ちゃん自身がけっこう楽観的なので、監督のディレククションも身振り手振りが多い感じなんです。だからカットがかかるまで動いたりするのが大変で…あ、いえ…大変じゃなくて、楽しいです！（笑）。でも内心、『もう、早くカットかかってー！』っていつも思っています」と本音をもらしながらも、充実感を漂わせた。

　この日が初めての連ドラの制作発表会見への登壇となった山時は、「僕は最年少なので、お姉ちゃんとお兄ちゃんみたいな感じで、いつも優しく接していただいます」とかわいらしいコメントが。すると「賢成はすごくクールなんですけど、最近ちょっと面白みが増してきて。久高と戦っているんですよね」と気になる一言が。その言葉に、井上も「日に日にキャラがすごく濃くなっていてずるいなというか。（マルスの）お笑い担当を取られないように頑張らないとなと思ってます」と返すと、「もう現場ではスタート直前まで笑っているんですけど、（本番になると）みんな切り替えてすぐ真顔になるところは面白いですね」と話した。

　一方、マルスのメンバーのキャストの中では最年長となる泉澤。「必死にみんなと交ざろうとしてるんですよ」と切り出すと、「交ざってますよね。交ざれてます？」と途端に不安そうな様子に。すかさず「交れてます！」と道枝がフォローすると、安心した表情で「球児はいつも笑顔でいようという感じなので、久高がいじられたりすると慰めたりするんです。優しく『ヨシヨシ』って慰めてます」とチームワークが垣間見えるコメントも。

　演出は「義母と娘のブルース」（TBS系）などを手掛けた平川雄一朗氏がメイン監督を担当。スペシャルドラマ「生徒が人生をやり直せる学校」（日本テレビ系）以来2度目のタッグとなる道枝は、「毎日現場でたくさんしごいていただいています（笑）」と笑顔を見せながら「現場に行くたびにアドバイスをたくさんしてくださるので、それを吸収して自分でいろいろ考える…という毎日で、すごくやりがいがありますし、ありがたいですね」と感謝の言葉を口にした。

　板垣は「平川さんはとにかく愛がある方なので、平川さんが出してくれる『OK』って、本当にOKなんだなと。そういう信頼感もすごくあるし、今回でご一緒するのが3回目なんですけど、本当に愛にあふれている方なので、毎日毎日平川さんの愛を一身に受けながら撮影をしております」、吉川も「間だったり、動作だったり、面白さを全部追求して、それをちゃんと私たちに教えてくださるので、どんどん自分のやろうと思っていた以上のことができて、本当に助かっています」と信頼を寄せた。

　会見では「バズるSNS動画講座」も開催。マルスにちなみ、SNS総フォロワー数240万人超の大人気クリエーター・伊吹とよへの伊吹を講師に迎えて「ショート動画を撮る時に意識するべきたった一つのこと」を7人にレクチャーしていくことに。

　「頭の2秒を意識すること」と伝えられた7人は、続いて「頭の2秒でバズらせろ！新年の意気込み選手権」に挑戦。7人が即興で撮った新年の意気込み動画は1本の動画にまとめられ、後日、番組公式SNSにアップされる。「僕、結構やりたいんですけど」と最年少の山時が意気込む中、ほかの6人は不安そうな表情に。

　トップバッターの横田から始まると、じゃんけんをしたり、小道具を使ったり、迫真の演技を見せたりと、それぞれが個性あふれる動画を撮っていく中、「どうしよう…何も決めてないんだけど」と戸惑っていた吉川。緊張感を抱えながらもかわいらしい動画に、会場からも歓声が。ハードルがどんどん上がる中、板垣も撮影し、最後は道枝。「できれば1発目で使われるのがいい」「道枝さんだから」と共演者からのプレッシャーを受けながらも、みんな納得の“強い”冒頭2秒を披露。満場一致の動画を撮影することに成功した。

　記者との質疑応答では、大人社会に反旗をひるがえしていくというストーリーにちなみ、「キャスト陣が共演者に物申したいことは？」という質問が。「物申したいお礼と言いますか」と切り出した道枝は、「僕のマネジャーさんが、僕に寄り添って金髪にしまして。金髪2人で現場に来るんで目立つんですけど、寄り添ってくれていろいろとケアをしてくれているので、それはすごくお礼を言いたい。寄り添うというか、便乗しただけなんですけどね（笑）」とほほ笑ましいエピソードを披露。

　続く板垣は、横に座る道枝に物申したいことがあるそうで、「割と2人のシーンも多くて、休憩の時とか2人でいる時も多いんですけど、2人でボーッとしていることが多くて。たまに目線を感じて、そっちを見ると目が合って、ニコッて笑って、その後、特に何もなく終わるのでちょっと胸がザワザワして（笑）。そのザワザワが残ったまま、どうしていいか1人分からず…という感じです」と言う。その言葉に「特に意味はないんですけど」と道枝はあっさり。仲むつまじい2人を横に、吉川は「またイチャイチャしてる（笑）」と鋭いツッコミで笑いを誘った。

　そんな吉川は少し意外な回答。「2歳になるワンちゃんを飼っているんですけど、そろそろ自分でご飯代ぐらい稼いできてもいいんじゃないかなと思ってるんです」というコメントに、周囲はザワつき始める。「『ずっとお留守番してるんだったら、洗濯物ぐらいやってくれてもいいんじゃない？』とずっと言っているんですよ。一つもやってくれなくて、そろそろやってくれないかなと思ってます」という意外な角度からの回答に、「真面目な顔で言ってるのが面白い（笑）」と道枝も驚きを見せていた。

　共演者に物申したいことがあると声を上げたのは、井上。「めちゃくちゃゲラなんです」と横田に触れながら、「本番中とか、結構きついですよね？」と周囲にも確認してみると一同うなずき、横田は顔を赤らめる。「久高と香恋のやりとりが面白すぎて（笑）。もう2度と笑わないです！」と宣言するも、「もう我慢する気もないよね？」というツッコミに終始タジタジに。そんな横田が「寒い。寒いのがちょっとしんどいかな」と気候の問題を言い出して、周囲が凍りつく場面も。「誰に物申したいの？（笑）」とツッコミを受けながら、会場は笑いに包まれた。

　山時は母親に物申したいことがあると切り出すと、「まだ高校3年なんで、帰ったらお弁当箱をシンクの中に入れるんですけど、夜の11時までに入れるというルールがあって。1分でも過ぎると洗ってくれないんですよ。『自分で洗え』という話なんですけど、洗ってくれるなら洗ってほしいし、気付いてないなら言ってほしいのに、11時まで待って『はい、過ぎた！　自分で洗え！』と。これは本当に物申したい」とかわいらしくも切実な願いに、一同温かいまなざしをおくる。最後に泉澤は若者に向けて「選挙には行け。これだけです！」とキッパリ。満足げな表情を浮かべていた。

　続いて道枝は、このドラマに懸ける意気込みや「こんな新しい道枝駿佑を見てほしい」という思いについて聞かれると、「普段の僕のイメージとはすごく真逆の役柄ですし、本当にギラギラした世界観なんです。その世界観の中で、登場人物が全員、いろんな葛藤を抱えて大人に立ち向かっていきます。キラキラした青春とはまた違って、学校を飛び出したり、学校内で起こる事件をどんどん解決していったり…今だからこそできる、若者だからこそできるという内容になっていますので、そこが注目ポイントかなと思います」と熱く作品の魅力を語った。

　最後には、あらためて道枝から「本日は本当にありがとうございました。このドラマは若い世代のエネルギーがすごくぶつかり合って、視聴者の皆さまにも届けられるようなパワーがある作品だと思いますし、ギラギラしているところにもご注目していただけたらと思いますので、ぜひ1月23日夜9時『マルス-ゼロの革命-』を見ていただけたらなと思います」とメッセージが送られ、会場のファンからの惜しみない拍手を受けながら会見を締めくくった。

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