Snow Man・渡辺翔太主演「先生さようなら」メインビジュアルが完成。過去と現在の二つの恋を表現!2024/01/10
Snow Man・渡辺翔太が主演を務め、日本テレビで1月22日にスタートする連続ドラマ「先生さようなら」(月曜深夜0:59、関東ローカル。Hulu・TVerでも配信)のメインビジュアルが解禁。公式サイトもリニューアルされた。さらに、片桐仁ら5人の新たな出演者も発表となった。
「先生さようなら」は、八寿子氏によるコミック「先生さようなら」「ハイライト」(小学館「ベツコミフラワーコミックス」)を原作とした、明るくも切ない学園ラブストーリー。過去の“国語教師×男子高生の恋”と現代の“美術教師×女子高生の恋”が輪廻(りんね)し、交錯していく物語で、渡辺は27歳の高校教師・田邑拓郎としての現在と、17歳の高校生としての過去という二つのラブストーリーの主人公を演じる。
今回解禁となったメインビジュアルは、田邑が高校生時代に恋に落ちた国語教師・内藤由美子(北香那)との過去の2ショット、教師になった田邑に恋心を抱く生徒・城嶋弥生(林芽亜里)との現在の2ショット。それぞれの恋が重なり合う、明るくも切ないラブストーリーを表現したものとなっている。
そして、田邑が教師になってからの現代パートの新キャストが決定。田邑の教え子となる女子高生たちで、弥生のライバル・樋山レイナ役に川床明日香、弥生の恋バナ相手・斉藤全子役に倉沢杏菜。田邑が顧問を務める美術部部員で、田邑との距離感が近い部長・堀江美紗子役に深尾あむ、美術部のムードメーカー・馬渕仙子役に伊藤愛依海。加えて、田邑の同僚で個性的な教師・稲毛哲也を片桐が演じる。
片桐が扮(ふん)する物理教師の稲毛は、独身で生徒にモテモテの田邑をひがみつつ、「俺だってあんな先生になれるはずだったのに」と愚痴を吐く。田邑を追い込んでいくことになる憎まれ役だが、実は心優しい一面もあるキャラクターだ。
「学校の校舎内でのロケでしたし、実際に高校生や大学生の生徒役のみんなとコミュニケーションを取り、一緒に学校という空間を作っていった感じ」と撮影を振り返る片桐は、「年齢的に学校の先生としてもベテランなんだろうと思うんですが『稲毛先生は見た目はオジサンだけど、中身は高校生』みたいな感覚で演じました。“先生は先生で青春している”みたいな感じです。普段は田邑先生に嫉妬する、嫌みなベテラン教員ですが、実は真剣に“先生という仕事”を全うしている男なんだと思いました。あとコメディーのところが面白い感じにできていたら幸いです」と、役づくりについても触れた。
続けて「誰もが通っていた学校。生徒と教師。禁断の恋。不滅のテーマですが、胸キュン満載のドラマになっていると思います。恋愛についてどう考えていいか分からない若者、すっかり恋愛に臆病になっている大人たち、皆さんに見てほしいです」とアピールしている。
川床が演じるレイナは、担任である田邑のことが大好きで、クラスメートの弥生が田邑に近づき親しくなっていることに気付き、嫉妬心を抱く。弥生に容赦なくマウントを取りにいき、クラスの男子・白石健太(中村嶺亜)と弥生が接近するように仕向けていく。
作品の魅力について「この作品には原作が二つあるのですが、それを基にそれぞれ現在と過去の両方を描いているという仕組みが新鮮で面白いなと思いました」と語る川床は、「その中でも現在パートの先生と弥生に大きく関わっていくレイナを演じることに不安を感じながらも、自分の中の引き出しを最大限に使っていきたいなと思いました。レイナは感情の出力が強くて一見怖く見えてしまう子ですが、自分の考えがしっかりしていて、人に対する思いが濃いすてきな女の子です。レイナをどう演じたらいいのか監督とシーンごとに何度も試行錯誤しながら丁寧に作っていきました。話し方、瞬きの仕方、間の取り方、レイナのすべてが私にとっての挑戦だったので、ぜひ注目していただきたいです」と役柄を分析しながら、真剣に向き合ったことを伝える。
加えて、「このドラマを見て、学生時代の真っすぐな恋に、ハッと何かを思い出す人もいるのではないかなと思います。撮影では本当のクラスメートのようにみんなと過ごしたので、ぜひそこにも注目していただきたいです! 私は過去の田邑先生の物語を見ていないので、過去のシーンは視聴者として楽しみにしています!」と語っている。
深尾は、田邑と2人きりになると「拓郎さん」と親しげに呼ぶ美術部部長・堀江役。田邑のそばに現れた無邪気な弥生に対して、自分と田邑との近さをアピールし、意味深な発言を繰り返して弥生をやきもきさせる人物だ。
「初めての学園ドラマ出演、初めてレギュラーキャストとして作品に携われること、初めて尽くしで素直にうれしかったです。また、雑誌『ニコラ』で一緒にモデルをしていた林芽亜里さんや川床明日香さんと再会し、俳優として共演できることも楽しみでした」と心を躍らせながら撮影に参加した様子の深尾は、「原作を読んだ時、ミステリアスで存在感のある堀江に強くひかれました。現在パート、過去パートのどちらにも出演し、田邑先生の過去を知る唯一の生徒です」と紹介。「一見クールで大人びた影のある表情と、田邑先生にだけに見せる表情のギャップを意識して演じました。ドラマオリジナルシーンもあるので楽しみにしていてください」と、演じる上で意識した点を明かす。
併せて「物語は現在と過去が交錯しながら、先生と生徒それぞれの恋模様が描かれていきます。時代が変わっても生徒が先生に寄せる恋心や先生が生徒を大切に思う気持ちは不変だと思います。そこで生まれる心の葛藤は見どころの一つです。堀江の心の成長もぜひ見届けていただけるとうれしいです!」と見どころを述べた。
倉沢が担う全子は、弥生のクラスメートで美術部員。美術部に入部した弥生と次第に仲良くなり、恋バナを聞いているうちに弥生が田邑を好きなことに感づいていく。
出演が決まり「とてもうれしかった」と声を弾ませる倉沢は、「どんな作品になるのかワクワクしていました。同時に、ドラマにレギュラーで出演させていただくのは今回が初めてだったため、緊張でいっぱいだったのを覚えています。原作と台本を読ませていただき、私もすてきな作品を作る一員になれるように精いっぱい頑張ろうと、アクリル画練習など役づくりに励んでいました!」と事前に備えたことを報告。
そして「演じた全子ちゃんは物事を俯瞰(ふかん)している大人な子です。周りの状況を感じ取り、何かあったら自分が助けてあげたいという正義感と優しさにあふれたすてきな子だと思いました。一方で、自分のやるべき事や大切なものをしっかりと持っている心(しん)の強い子でもあります。自分と真摯(しんし)に向き合ってきた子だと思ったので、私も全子に真摯に向き合おうと努めていました」と役柄を分析して撮影に参加。「過去も現在も先生と生徒の禁断の恋ではあるものの、すごくピュアで『恋ってすてきだな』と素直に思えるのが魅力的な作品だと思います。また、恋以前に登場するそれぞれのキャラクターがお互いの支えになっているという、人と人の関係性がとてもすてきな作品です! 最後まで楽しんで見ていただけると幸いです! よろしくお願いします!!」と訴えている。
伊藤が演じる仙子は、美術部をこよなく愛し、新入部員を増やすことに命を懸けるムードメーカー。誰とでも仲良くなれる天真爛漫(らんまん)なキャラクター。出演が決定し、「ドラマ出演を聞いたタイミングが駅にいた時でしっかり叫びました!! 初めてのドラマ出演がうれしくて、最初頭が真っ白になって信じられなかったんですが、その後、実感してから家族に話して大泣きしました。原作を読んだ時、面白くてキュンキュンして、少女漫画が好きな私は本当にうれしくて、すぐにでもカラオケにいって熱唱したかったのを覚えています」と大感激。
役柄を演じるにあたり、「どう演技をすればいい意味の独特感を出せるのかなと不安もあった」と打ち明けるが、「台本の読み合わせで思い切って自分の思う馬渕を演じたら『それいいよ、それだよ馬渕』と監督が言ってくださってすごくうれしかったです。馬渕のよさを出すには、ただテンションが高いだけだと絶対に表現しきれないと思いました。周りのことをよく見ている人だろうと思って、台本に美術部のみんなの役とプライベートの時の性格だったりを自分のイメージでメモしてみんなを知ることに意識を向けてみました!」と、役について掘り下げながら撮影に臨んだ。
さらに、「いろいろな感情が入り交じって何かギュンってなるようなストーリーで、見ていて切なくなったりまたキュンキュンしたり感動したり感情が忙しくなる深いお話なのかなと思いました! 田邑先生と弥生の掛け合いがとにかくキュンキュンしました! 田邑先生と由美子先生との『大人な雰囲気…』っなところもあったりします♡」と“キュン”要素を見どころに挙げ、「今回このように貴重な経験をさせていただいたことを本当に感謝します。この作品は撮影に関わっているすべての方の気持ちのこもった作品です。いろんな方に見ていただけたらなって、もう心のすごく深い深い深いところから思っています(笑)。なので、最後まで一緒にこのドラマを見届けてくださるとうれしいです」と呼び掛けている。
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