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「君が心をくれたから」永野芽郁&山田裕貴がロケ地・長崎の人たちに感謝2024/01/09

「君が心をくれたから」永野芽郁&山田裕貴がロケ地・長崎の人たちに感謝

 フジテレビ系連続ドラマ「君が心をくれたから」(月曜午後9:00)のフォトスポットお披露目イベントが開催され、主演の永野芽郁と、共演の山田裕貴が登壇した。

 「君が心をくれたから」は、主人公・逢原雨(永野)が、かつて心を通わせた朝野太陽(山田)のために、自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まるファンタジーラブストーリー。異国情緒あふれる長崎を舞台に、真逆の名前を持つ2人が“心を奪われる”という過酷な奇跡に立ち向かう。

「君が心をくれたから」永野芽郁&山田裕貴がロケ地・長崎の人たちに感謝

 この作品がフジテレビドラマ初出演で「月9」初主演を果たした永野は、「純粋にうれしかったです。フジテレビドラマ初出演と『月9』初主演ということのうれしさもあったのですが、最初にいただいた脚本がとても面白かったので、この役に自分が持っているすべての表現力を懸けて挑んでも足りないかもしれないとも思いました。今のこのタイミングでこの役に挑戦できるのはすごく光栄なことでしたし、撮影がすごく楽しみでした」と喜びをかみ締めた。

 続けて、少し複雑な役どころについて聞かれると「まず、皆さんに見ていただかないと、言えないところがいっぱいあるんですけれども、複雑な中にも真っすぐな純愛の部分もたくさんあって、山田さんが演じる太陽くんを目の前にした時の感情の動き方だったり、表情の変化だったりは気を付けながら演じています」とアピールした。

 そして、雨がかつてただ1人心を通わせた太陽役の山田が「芽郁ちゃんの演じる雨の表情を見ているだけで、僕は自然と太陽でいられるような、そんな撮影が日々続いています。10月ぐらいから撮影が始まって、『放送までまだあるな』と思っていたら、あっという間に前日になっていて。それぐらい日々充実していて、しっかりと過ぎ去っていく時間を感じながら、ようやく見てもらえるということが本当にうれしいです」としみじみ語った。

「君が心をくれたから」永野芽郁&山田裕貴がロケ地・長崎の人たちに感謝

 “ピーカン”というあだ名があるくらい、ピュアで前向きな太陽を演じるにあたって「太陽を演じる前から、太陽にもいろいろな顔があるなと思っていました。例えば、雲が陰っていたり、寒い日には暖かい太陽に感謝を感じたり…。いつも、真っすぐにみんなを照らせるわけでもないし…。それは、“太陽じゃなくて人間であるから”と考えて、大事に考えようと。そして、太陽が一番大事にしているのは雨ちゃんのこと。何かで見たことがあるんですけど、好きと愛の違いについて“花を好きな人は摘み取る人。愛している人は花を見守って水をやって育てるんだ”という言葉がありました。僕はちゃんと愛している人でいられたらなと思っていて、雨ちゃんの親ではないので育てることはありませんが、摘み取るのではなくずっと見守っていられる存在でいようかなということを、一番大事にしたいと思っています」と話し、真摯(しんし)に向き合っている様子がうかがえた。

「君が心をくれたから」永野芽郁&山田裕貴がロケ地・長崎の人たちに感謝

 もともと共演経験のある2人。以前と印象が変化したかを問われると「もっと深く知ることができているかもしれません。真面目な話もくだらない話もして芽郁ちゃんをもっと知ることができたような感じがしました」(山田)、「以前とは役柄も関係性も全然違うので、今まで以上にお互いのことを知ろうともしています。気付かないうちに近い距離感で対話できているなと感じています」(永野)と、それぞれが答えた。

「君が心をくれたから」永野芽郁&山田裕貴がロケ地・長崎の人たちに感謝

 そして、舞台となっている長崎でのロケの話題に移る。「長崎では、ロケ地に住まわれている方や近隣の県にお住まいの方々がたくさんエキストラとして撮影に参加してくださり、街全体で応援してくださいました。撮影中、すごく寒い日があったのですが、ある家族の方が近寄って来て『芽郁ちゃんカイロです』と言ってプレゼントしてくださったり、『撮影頑張ってね』とカステラをくださったり。皆さんが、温かく見守ってくださって、その空気感がドラマにも出ていると思います」と永野が言うと、山田も「僕も、本当に長崎の皆さんの愛を感じました。映画ぐらいの大規模の撮影ができたり、ドローンをふんだんに使って長崎の景色を奇麗に撮っていたり。エキストラさんもたくさん集まってくれて、真冬で寒い撮影の中参加して、長い時間一緒にシーンを作ってくださったのが印象に残っています」と感謝した。

 本作で使われている、“過酷な奇跡”“心を差し出す”というワードについて、2人が考えているイメージを明かしたり、意気込みを語ったりと、さまざまなトークが展開される中、イベント会場に設置された番組の巨大ポスターに雨を降らせる装置を、永野と山田が一緒に押して披露するコーナーへ。

「君が心をくれたから」永野芽郁&山田裕貴がロケ地・長崎の人たちに感謝

 そこでポスター撮影を振り返った永野は「太陽くんとは別々の撮影だったんですけど、雨ちゃんの気持ちになって太陽くんを思いながら感情を入れて涙を流しながら撮影しました。ポスターで実際に感情を動かしながら撮影するのは初めてだったので新鮮でした」と照れくさそう。そして、2人がスイッチオン。ポスターに雨が降る様子を見た山田は「(雨が)強めですね…。ドラマの中の雨はものすごくすてきな雨になっております。いろいろな雨が降りますので、そこも注目して見てください」と呼び掛けた。

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