「となりのナースエイド」川栄李奈の暴露に高杉真宙が困惑!? 小手伸也は古田新太に泣かされた過去を告白2024/01/05
日本テレビ系で2024年1月10日スタートの連続ドラマ「となりのナースエイド」(水曜午後10:00)の制作発表会見が行われ、主演を務める川栄李奈をはじめ、共演の高杉真宙、矢本悠馬、吉住、小手伸也、古田新太、水野美紀が登壇した。
「となりのナースエイド」は、現役医師のベストセラー作家・知念実希人氏による同名小説を原作とした、一癖も二癖もある病院ライフエンターテインメント。バナナマンや東京03をはじめ数多くの芸人と共にコントを作り上げ、人気ドラマの脚本も手掛けるオークラ氏が脚本を担当する。
ある秘密を抱えつつも、明るく猪突猛進型、患者の心に寄り添いすぎるほど寄り添う新米ナースエイド(看護助手)の主人公・桜庭澪に川栄が扮(ふん)し、澪と時にぶつかり合い、時に認め合い、まるでコインの表と裏のような存在になっていく天才医師・竜崎大河役を高杉が務める。さらに、澪のナースエイド仲間で、しっかり者で何があっても動じないベテランナースエイド・片岡晴美役を水野、仕事のモチベーションが低めな今どき男子・菊池相馬役を矢本、何を考えているかいまいち読めない小野夏芽役を吉住が担当。そして、スター外科医の温厚ボス教授・火神郁男を古田、大河には嫉妬心丸出しで圧倒的小者感のある医師・猿田弥彦を小手が演じる。
会見冒頭、川栄が「このドラマは、コメディー病院エンタメドラマなんですが、私の秘密もあったり、最終回まで、とても楽しんでもらえるんじゃないかなと思ってます」、高杉が「脚本、スタッフ、キャストの皆さんと、いろんな分野の掛け合いがすごく楽しみになるドラマなのかなと思っていて。コメディー感もあったり、物語が今後どうなっていくのか、僕も気になるところなので、そこを楽しみに見ていただけたらうれしいです」と、まずは作品を紹介。
撮影現場の雰囲気については、ムードメーカーの矢本の存在でとても明るいという水野。「“人見知りという魚”を矢本くんが全部食べてくれて、チームワークという魚が生まれて本当に助けられています。待ち時間もいろんなところにアンテナを張って、スタッフさんにも俳優陣にもツッコんだり、いろんなお話をしてくれる。現場を回してくれて本当にありがたいですね」と感謝すると、矢本は「俳優界のトビウオって呼ばれているので(笑)」と水野の話に乗っかりつつ、「でも、特に意識しているわけでなくて、水野さんが先輩として気さくにしてくださったおかげ。水野さんもすごいおしゃべりだと思いますよ」と返答。女性陣3人で盛り上がっていることも多いようで、そこに溶け込もうと積極的に話しかけていることも明かした。
さらに、「現場の居心地がいい。実家ぐらい」と現場になじんでいる様子の吉住は、川栄が切っていない前髪を見て「『前髪切りましたね』と、声をかけてくれるんですが、気付いてくれてうれしいですね(笑)。そういうアンテナを張っているところがありがたいです」と本音かツッコミか分からないコメントで笑わせた。
小手は、嫌われ者の役柄のため、あまりほかの共演者と仲良くならない方がいいと思っているそうだが、「現場での空き時間に川栄からドーナツをねだられ、1人で近くのショッピングモールまでドーナツを買いに行った。1人で大量に買うから周囲から白い目で見られながら…」と告白。川栄は「ホントに買ってきてくださるとは思わなくて…」と恐縮していた。
現場ではとにかく少しでも早く撮影を終えられるように務めているという古田。アドリブが多いという小手が、古田がアドリブが少ないことが意外だったと話すと、「体のほとんどが“早く帰りたい”でできているので、アドリブは極力しません。みんなが楽しくやっているのを冷たくあしらっています」とひょうひょうとした態度で、「最近グッときたこと」を聞かれた際も、「撮影が2時間巻いた(早く終わった)時にグッときましたね」と答えた。
その後、ナースエイドの澪が患者の悩みに寄り添っていく物語にちなみ、出演者同志がお互いの悩みを解決するトークでは、現場で一番年上になることも増えてきたという水野が、「面倒くさい先輩にはなりたくないので、反面教師にするために、これまでに出会った先輩の“面倒くさいエピソード”を聞かせてほしい」とお願い。すると「マウントをとる先輩が苦手」という矢本は、「実名で教えて!」と迫る水野に「たたかれるから無理」と苦笑しつつ、「逆マウントというか、先輩から逆にすごく腰が低い感じであいさつされたりすると、どう返答していいか分からずに困る」と説明した。
吉住は「私が後輩を誘って連れていくと、後輩が全然楽しそうじゃなくて、そういう時はお金で解決するしかないなって、草野球をやっている後輩にキャッチャーミットを勝ってあげました」と、大人ならではの対応で乗り切っているそうで、2人の話に対して水野は「適度な先輩と、お金は惜しむなってことね(笑)」とまとめていた。
すると小手が「面倒くさい先輩、古田先輩には2回ぐらい泣かされています」と暴露。以前、自身が出演する舞台を見た古田から「お前は客向けの芝居ばっかりしてる」とダメ出しをされ、悔しくて泣いてしまったと回想。そこで反省して自制した芝居をしていたそうだが、また別の機会に小手の芝居を見た古田に「芝居がつまらなくなった」と言われ、「また涙が出てきて、どうすればいいんだと分からなくなった。そこから10年ぐらい悩みましたが、いろいろ考え直したことで今があるので、面倒くさいなって思いましたが、逆に助けてもらったのかな」と最後には感謝。それに対して意見を求められ、古田は「最終的にはよかったんじゃない」とさらりとかわした。
また、“想定外の裏の顔”を持つ澪の設定があることから「共演者の裏の顔」について質問が投げかけられると、川栄が「高杉さんは体が弱い部分がある」と指摘。「よく体調を崩しているのに、なぜか病院には行かずに、体を鍛えにジムには行っている」と説明すると、撮影中に言われてはいたものの「まさか会見の場で言われるとは…」と驚く高杉。病院に行かないのは「ただ面倒なだけだ」と弁明しつつ、ジムに通っているのを暴露されたことで、「鍛えている過程がバレるのはすごく恥ずかしい」と困惑。続けて、川栄はどんなに寒い時でも上着を着ないそうで「そのせいで風邪をひいたりしている」と反撃していた。そんな2人は6年ぶりの共演となるが、演技の息はぴったりで、反発し合う設定ながら、掛け合いのテンポがよすぎるため、監督からもう少しズレている感じを出してほしいと言われていることも明かした。
「私服が小手と丸かぶりした経験がある」という水野が、当時のことを懐かしんでいると、小手が矢本から「私服について鬼のようにいじられていた」というエピソードへ話が展開。矢本は初対面時の小手の私服がラッパーのようだったことが面白かったようで、それ以来、現場で小手の私服について何かとツッコんでいるのだとか。小手は上下黒の服を着ていた時は「銀行強盗に行くんですか」と言われたと憤慨。水野は「小手の私服をドラマのSNSにアップしてもらうように交渉します」と笑っていた。
最後は、作品について高杉と川栄があらためてアピール。高杉は「週の真ん中の水曜日。この病院エンタメドラマが、楽しく明るい内容の一方で、物語の展開が徐々にどうなっていくんだろうと、視聴者の方たちを引き込んでいけるドラマになっていると思います。川栄さん演じる澪と大河がどんなふうにバディになっていくかという部分も楽しみに見てもらえたらうれしいです」と見どころを伝えた。
川栄は「ナースエイドが、お医者さん、看護師さんのサポートはもちろん、患者さんの心に寄り添い、患者さんを救う病院エンタメドラマです。ここにいるキャストの方々、そして一話一話でゲストの方がいるんですが、その方たちも本当にすてきで、とても面白いドラマになっています。そして、後半になるにつれ、サスペンス要素や、私(演じる澪)が誰にも言えない秘密を抱えてたりして、その秘密も暴かれていくので、最後まで楽しんでもらえたらなと思います」と、さまざまな見どころが詰まった作品であることを訴えながら、視聴を呼び掛けた。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬(1月・2月・3月)にスタートする連続ドラマを曜日別で特集!
大河ドラマ「べらぼう」、奈緒×松田龍平W主演「東京サラダボウル」、黒木華や佐藤大樹らが出演する「風のふく島」、山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」のほか、深夜ドラマやBS放送の新着ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポート情報などを順次公開!
【2024年秋】TVドラマガイド
2024年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で大特集!
朝ドラ「おむすび」、月9「嘘解きレトリック」、柳楽優弥×坂東龍汰「ライオンの隠れ家」、松本若菜×田中圭×深澤辰哉「わたしの宝物」、菊池風磨主演「私たちが恋する理由」、現代版「若草物語」や「ザ・トラベルナース」など注目作のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆