木村佳乃演じる片山雛子が2年ぶりの登場!! 美しい剃髪姿に話題騒然の「相棒」300回記念スペシャル2018/01/24
テレビ朝日系の連続ドラマ「相棒season16」(水曜午後9:00)の300回記念スペシャルが、1月24日と31日の2週にわたって放送され、その前後篇に木村佳乃演じる片山雛子が2年ぶりに登場する。木村が20代から長年演じてきた雛子の登場は、2016年1月1日放送の「相棒season14・元日スペシャル『英雄~罪深き者たち』」以来となるが、今回は、なんと出家して比丘尼(びくに)となり、美しい剃髪(ていはつ)姿を披露する。
共に次期政権の中枢を担うはずだった、時の官房長官をテロで失い、自ら議員辞職して政治の表舞台から姿を消していた雛子だが、今回、元法務大臣で僧侶の瀬戸内米蔵(津川雅彦)が出所するやはせ参じ、いきなりの出家を申し出る。したたかで野心的な雛子は、杉下右京(水谷豊)をはじめ「相棒」に登場する“くせ者”たちと対等に渡り合い、転んでもただでは起きないキャラクター。木村が初めて見せる美しき剃髪姿は、衝撃とともにさまざまな想像を呼び起こさせる。
物語は、かつて杉下に捕らえられ、横領の罪で服役していた米蔵の仮出所の日から始まる。身元引受人は兄弟弟子の蓮妙(高橋惠子)。その出所は「週刊フォトス」の記者、風間楓子(芦名星)の独占記事で世に知られることとなり、記事を読んだ冠城亘(反町隆史)は、法務省の役人時代、大臣としての米蔵に不満を抱いていたことを思い出す。実家の「徹正院」に戻った米蔵の元に元衆議院議員の雛子が訪ね、突然、出家の意思を表白。驚く米蔵に得度式の執行を依頼する。「徹正院」には檀家(だんか)総代の息子・常盤臣吾(矢野聖人)が顔を出すようになり、清掃など米蔵の手伝いを始めるが、墓地の草取り中に不自然に雑草が密集している場所を発見。スコップで掘り始めると、なんと大部分が白骨化した遺体が現れる。果たして、わざわざ米蔵に得度式の戒師を頼み、頭を丸めた雛子の魂胆とはなんなのか!?
元代議士という異色の比丘尼で人生初の剃髪姿となる木村。今回の出演について、「300回という連続ドラマではそうそうない機会に、また皆さんとご一緒することができ大変うれしく思います。雛子を最初に演じたのは20代。長く演じている役は唯一これだけですから、私の俳優人生でとても意味のあるお仕事ですし、毎回とても温かく迎えてくださる現場で同じ役を継続でき、貴重で幸せなことだと思っています。雛子のように転んでもただじゃ起きない女性を演じるのはなかなか面白いこと。今回、『雛子は出家します』と聞いた時は、『えっ!?』と思いましたが、話の流れを考えると『なるほど』と納得しました。見かけは三蔵法師みたいで面白いですよ(笑)。津川さんにはかわいいと言っていただき、うれししかったです!」と、久しぶりとなる「相棒」への出演に喜びと意欲を見せた。
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