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久住小春とFANTASTICS・佐藤大樹が「瓜を破る~一線を越えた、その先には」でW主演2023/12/04

久住小春とFANTASTICS・佐藤大樹が「瓜を破る~一線を越えた、その先には」でW主演

 久住小春佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)が、TBSで2024年1月23日にスタートするドラマストリーム「瓜を破る~一線を越えた、その先には」(火曜深夜1:30。レギュラー放送は火曜深夜0:58、関東ローカル)で、ダブル主演を務めることが分かった。

 「瓜を破る~一線を越えた、その先には」は、累計発行部数350万部を突破した板倉梓氏によるコミック「瓜を破る」が原作。誰にでも心当たりがありそうな、言葉にならない思いをあぶり出す現代のリアルな群像ラブストーリーだ。登場人物たちは、30代処女、事実婚、ルッキズム、ノンセクシャルなど、さまざまな現代の悩みや社会の厳しさ、その中で生きていく生きづらさに、それぞれが孤独を抱える。そして、悩みを抱えながらも懸命に生き、向き合い踏み出していく。そして、焦燥感を抱えた彼女、彼たちはもがき悩みながらも自分なりの恋を成就させていく。それぞれ自分の殻を破って、どんな答えを見つけていくのか?

 民放連続ドラマ初主演となる久住が演じるのは、ごく普通のどこにでもいるような会社員・香坂まい子。30歳を超えても性体験がないことが悩みで、それがコンプレックスのせいで、自分に自信が持てないでいた。劣等感にもんもんとするまい子は、自分を変えるべくある行動を起こす。

  一方、佐藤が務めるのは、人と関わることが苦手なOA機器管理会社の契約社員・鍵谷千里。過去に夢にやぶれた経験があり、そのトラウマからどこか無気力で人見知りに。コピー機の修理でまい子と知り合い、物語が始まる。まい子と出会ったことで、鍵谷は変化していく。

久住小春とFANTASTICS・佐藤大樹が「瓜を破る~一線を越えた、その先には」でW主演

 久住は「監督とお話させていただいて、“普通に見えてこんな子が実は”という部分を重要視して役づくりしました。例えば、普段の私は人と会話する時、相手の目を見て話しますが、まい子は目を見て話すことができないキャラクターなので、そういった自分に自信がない様子や、少し内気な部分を精細に演じました」と、役づくりでのこだわりに触れる。

 さらに、「ラブシーンは自分が出ていない作品では見たことがありましたが、実際演じるのはすごく緊張しました。スタッフの皆さんにたくさんご指導いただいて、無事に進めることができました。ラブシーンをはじめ、初挑戦の場面もたくさんあって、体当たりの演技をしています」と新たな一面を披露していることを明かし、「まい子という役は本当にたくさんの方に共感していただけるのではないかと思います。精いっぱいまい子を演じていますので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。よろしくお願いします」とアピールしている。

久住小春とFANTASTICS・佐藤大樹が「瓜を破る~一線を越えた、その先には」でW主演

 佐藤は「最初にこのドラマのお話をいただいた時は、すごくうれしかったです。漫画を一気読みしたら、内容も面白かったですし、原作ファンの方もたくさんいらっしゃるので、多くの方に愛されている作品をやるというプレッシャーを感じました」と、出演が決定した際の心境を語る。

 これまで演じたことがないタイプの役柄に挑戦するにあたって、ビジュアルだけでなく姿勢や歩き方なども試行錯誤を重ねている佐藤。役柄については「人に言えない悩みは誰しもが抱えているものだと思います。それを鍵谷はまい子と出会って乗り越えようとするし、まい子と出会ったことで、中身も見た目も変わっていくという男の子かなと思います」と分析。「今まで自分が演じたことのない役柄だったので、すごくフレッシュな楽しい気持ちで現場に臨んでいます」と報告。

 また、普段の現場では、たくさんしゃべってみんなを盛り上げるタイプだそうが、「この現場においてはなるべく鍵谷でい続けたいと思い、現場で隅っこの方にぽつんといるようにしました。最初に久住さんにも、『静かにします』と断りを入れました(笑)」と、現場でも役柄に合わせたたたずまいでいるとのこと。

 そして、「抱えている悩みがそれぞれ違う人物が登場するので、きっと視聴者の皆さんにも共感できる部分がたくさんあると思います。鍵谷も、視聴者の皆さんにたくさん愛される人物であってほしいという願いを込めて丁寧に演じていますので、ぜひ鍵谷の成長とまい子さんとの関係を見守ってもらえたらうれしいです」と呼び掛けている。

久住小春とFANTASTICS・佐藤大樹が「瓜を破る~一線を越えた、その先には」でW主演

 原作の板倉氏は「撮影現場を見学させていただきましたが、キャストの皆さんや制作スタッフの方々が原作を丁寧に読み込んで、そのテーマや空気感、登場人物のことをとても大切にしながらドラマを作ってくださっていることが分かり、うれしかったです。原作者としても一視聴者としても、このドラマを見るのを楽しみにしています」とドラマ化に期待。

 作品を手掛ける田中美幸プロデューサーは「『瓜を破る~一線を超えた、その先には』で描かれるのは、私たちの周りにいるであろう誰かの、ささやかな物語です。原作には30代処女、非正規雇用、事実婚、仕事と家庭の両立、ルッキズムの悩みなど、登場人物たちのそっと胸に秘めている感情がとてもリアルに描かれており、自分の友人の話を聞いているかのような感覚を覚えました」と身近な問題を描いた作品だと訴え、「本ドラマでも、すてきなキャスト、スタッフと共に、それぞれが悩んだ末に、自分の殻を破って踏み出していく姿を、丁寧に描いていきたいと思います。まい子と鍵谷の不器用でピュアな恋の行方を、最後まで温かく見守っていただけるとうれしいです」と話している。


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