内藤剛志主演「令和サスペンス劇場 旅人検視官 道場修作」第1弾！ 中山忍ら共演陣からコメントが到着2023/11/30
BS日テレで12月17日に放送する「令和サスペンス劇場 旅人検視官 道場修作 庄内・湯野浜温泉殺人事件」（午後7：00）。新しいサスペンスドラマシリーズの記念すべき第1弾で、主演の内藤剛志と共演する俳優陣からコメントが到着した。
「令和サスペンス劇場 旅人検視官 道場修作」は、定年した元警視庁検視官の道場修作が亡き妻が残した雑記帳を手に旅するシリーズ。今回放送する「庄内・湯野浜温泉殺人事件」は、俳人・松尾芭蕉ゆかりの地である山形県庄内地方が舞台だ。亡き妻の愛した俳句ゆかりの地を旅していた元警視庁検視官・道場修作（内藤）が、思いがけず事件に巻き込まれていくさまを描く。懐かしいけれど新しい、涙なしでは語れない正統派のヒューマン旅情サスペンスだ。
道場が旅先で出会う吉崎沙織役・中山忍は「今回演じる役では、心に抱えているもの・秘めているものがあり、それをどういうふうに表現していったらいいんだろうな、切ないなと思いました」と苦労した様子だが、「切ないだけではなく、山形ならではの旅情みたいなものも楽しんでいただけると思います」と話す。加えて「内藤さんとは『このとき沙織たちはどう思っているんだろう？』『道場はこういう気持ちなんだけど…』というディスカッションみたいなものを常にしてくださるので、自分で迷っていることやこれはこうしてみたら、ということを導いてくださるので本当に助かっています」と、内藤に感謝した。
刑事の柴崎義男を演じる山田純大は「台本をいただいて、まず1発目の印象は『もう難しいな』とその一言に尽きます」と苦笑しつつ、「演じる柴崎は、ピリッとしているが、やわらかさとシャープさと、きちんと物事を見る、それでいて部下も大切にしている。その一方でものすごく葛藤を抱えているというか、模範になれなければいけないという思いが強い、そういう役だと思います」と説明。共演した内藤のことは「シーンが始まる前までおしゃべりされているので、いろいろなお話が聞けてうれしいですね。楽しい会話をずっとされるのでリラックスさせてくれる。でも本番になったらビシッとされてその雰囲気がこちらにも伝わるので、すごく勉強になる素晴らしい先輩ですね」と尊敬のまなざしを向ける。そして、「気持ちをずっと秘めているけど、それを後で爆発させるというかみんなに伝えるという、僕からの視点で言うと、そういうドラマになっていますので、ぜひそこをご覧いただければと思います」とアピールしている。
鑑識官の柏木翔平役を担う入江甚儀は「柏木は鑑識に対して熱があって、元検視官の道場さんが大好きな気持ちを率直に伝えるような役です（笑）。鑑識はドラマでは物語のヒントを与えていく存在で、話の区切りで見せ場のある役なので、そういった部分で活躍できたらいいなと思います」とコメント。内藤とはたくさん絡みがあたそうで「うれしいなと思いました。普段内藤さんが出演される作品は、周りに刑事さんが居たりすると思うんですけど、今回は旅人で1人なので、その分、がっつりゲスト的な存在の僕みたいな人がたくさん絡めるありがたい作品だなと思いました」と喜んだ。続けて、視聴者へ向けて「グルメあり、ハラハラドキドキありの盛りだくさんな内容となっております。そして、見た後には、少し切なくなるような内容です。柏木翔平として頑張りますので、皆さんぜひ楽しみにしていてください」と呼び掛けている。
金山一彦は、権力者の水元洋一郎に扮（ふん）する。「町一番の権力ある財閥の婿養子に入ってなんとかこれにしがみつき、町を拡大していきたいと思うような、でもヘタレな部分もある役です。コロナ以降、旅をすることがなくなっていたので、読んでいると自分が一緒に旅しているみたいでワクワクして、久しぶりだなこの感覚という感じがありました」と回顧。併せて「描かれている道場の物語がすごくよくて。いつも奥様と一緒にいらっしゃるような、同じことを共有している感じがとても幸せな気分になるいいお話だなと。殺人事件なんて起きなければよかったのにと思いました」と、切ない物語に入り込みつつ、作品の見どころにも触れた。
水元明世役を務める紫吹淳は「初めて台本を見る時、大体予想をしながら読みますが、それが予想と全然違う面白い展開で、私自身もワクワクしました」と振り返り、「最後はジーンときて、内藤さんにぴったりなストーリーだと思いました。人の温かさとか、そういった人間の神髄（しんずい）を、この山形の土地から再び思い出すような作品かなと思います」と分析。撮影を終えて「私もいつになくちょっと強い女性で、たぶん眼鏡をかけてテレビで演じるのは初めてだと思いますので、そのへんもお楽しみいただけたらなと思います。あとは山形を牛耳る女で頑張りたいと思います（笑）」と、役になりきって述べてくれた。
さらに、シンガー・ソングライターのJILLE（ジル）が書き下ろした「蒼-アオ-」が主題歌に決定。JILLE にとっては初挑戦となるしっとりとしたメロディーのバラードで、サスペンス・ドラマ主題歌の歴代の名曲のように聴く人にいつまでも愛される“歌”をテーマに制作された。
架空の主人公の情景に寄り添いながら書いた歌詞と伸びのある歌声で、愛や優しさが希薄になっている現代社会で、人を思いやる心といった普遍的な感情の大切さを伝える楽曲になっている。作詞はシンガー・ソングライターの石原有輝香、編曲は八谷晃生が担当した「蒼-アオ-」は、12月13日に配信リリースされる。
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