エルフ、ゆりやん、紅しょうが、ぼる塾、やす子ら「THE W」決勝進出12組が決定!2023/11/24
日本テレビ系で12月9日に放送される、女性芸人の中から一番面白い“笑いの女王”を決定する「女芸人No.1決定戦 THE W」(午後7:00)。このほど決勝に進出するファイナリスト発表会見が行われ、12組の決勝進出者が発表された。
大会7度目を迎える今年は、過去最多となる総勢863組がエントリー。1回戦、2回戦、準決勝を勝ち上がった38組中から、あぁ~しらき、エルフ、スパイク、ハイツ友の会、はるかぜに告ぐ、ぼる塾、まいあんつ、やす子、ゆりやんレトリィバァ、紅しょうが、変ホ長調、梵天の12組が決勝進出することが決定。ぼる塾、やす子以外の10組が会見に参加した。
大会MCは、5年連続のフットボールアワー・後藤輝基、水卜麻美アナウンサーが担当。大会サポーターを鬼越トマホーク、ニューヨーク、さらば青春の光・森田哲矢が務める。大会は、A・B・Cの各ブロックそれぞれ、1ネタ終えるごとに暫定1位を決定する勝ち残りノックアウト方式で対決。審査員6人と視聴者のデータ投票「国民投票枠」の合計7票で、暫定1位と挑戦者のどちらが面白かったかを決定する。そして、各ブロックを勝ち上がった3組が決勝で激突。優勝者には賞金1000万円のほか、日テレ系番組の10番組以上の出演権などが与えられる。
会見では、ネタ順の抽選も行われた。Aブロックが、1番から順に、まいあんつ、はるかぜに告ぐ、スパイク、やす子。Bブロックが、ハイツ友の会、紅しょうが、変ホ長調、梵天。Cブロックは、ゆりやんレトリィバァ、あぁ~しらき、ぼる塾、エルフに決まった。
決勝進出となるまいあんつは、仲良しのフワちゃんに決勝進出を報告。「マジ楽しみ!」と応援を受けたそうで、「ギャガーとして初の決勝進出ということで、ギャガーもいけるんだぞということを証明したい。トップバッターとしてやりきるのみ! 大会を盛り上げるように頑張りたい」と意気込んだ。
芸歴1年目にして決勝進出を勝ち取ったはるかぜに告ぐは、「バキバキに緊張している」と本音をこぼし、「準決勝で会見のMCも務める鬼越トマホークにあいさつした際、スカされたので、(実力を)見せつけられるように頑張りたい」と力を込めた。梵天からライバル視されるが、2人は眼中にない様子で「ライバルはしらきさん。私が2歳の時から芸人をやっていて、絶対に勝てない」と発言。名前を出されたしらきは「やめて! 計算しないでよ!」とツッコんだ。
4年連続の決勝進出となるスパイクは、松浦志穂が「(1度はコロナで出場ができなかったため)3度目の正直、ただネタを見せて帰ってる場合じゃない。今年こそは勝ち上がって2本目を披露して帰りたいです!」と気合十分。小川暖奈は「毎日ビタミンをとって体調管理に気を付けています」と本番に備えていることを明かした。加えて、松浦は、(審査結果で表示される)「チョウチョウがライバル」と主張。「『どうやったらこっちに飛んでくんねん!』という気持ち。チョウチョウのモチーフのペンダントとかも嫌いになってきた」と勝ち上がれない不満をチョウにぶつけていた。
決勝初出場のハイツ友の会は、初の決勝への意気込みを問われ、清水香奈芽は「ブロックが三つあって勝ち残っていくのを味わったことがないので、それを体験できたらいいなと思います」とコメント。ブロック分けのくじを引いた西野は「封筒が硬くて(番号が描かれたカードが)出ないと思ったけど、出たので一安心です」とマイペースに話し、ほかのコンビとは違った独特なけだるい雰囲気をかもし出していた。
そして、4年連続5回目の決勝進出となる紅しょうが。熊元プロレスは「出すぎているので、そろそろ卒業したいです。5度目の正直とか、ないやつに挑戦することになる。今年は東京に進出したので、大阪感を抑えめに東京らしさを出せたら! 7、8時間寝られる生活をしているので、優勝して寝られない生活をしたい!」とあまりに優勝できないため、そろそろネタがうけなくなるのではないかと切実な様子。稲田美紀は「いつも月曜日8時の放送だったのですが、今年は土曜日の放送になったので、ぜひとも見ていただきたいです! 5回出ていたら編成が気になるんです」と、決勝の常連にしかできないコメントで笑わせた。
「おじさん芸人の次はおばさんの時代!」と気合をみなぎらせるのが、17年前の「M-1グランプリ」以来の決勝進出となる変ホ長調。事務所に所属していないアマチュアからの出演となる2人。「予選でネタおろしをしてはいけないと気付いて、最近は大阪の劇場に出させていただいています。面白いネタができて、笑ってもらえるように頑張りたい」と抱負を述べた。
結成2年目の姉妹コンビ・梵天。「2年目での決勝初出場はイカツイじゃんと思ったら、1年目のはるかぜに告ぐがいて、すごい邪魔」と不満げな薪子。沖縄の田舎出身という2人は、優勝して「田舎なので学校を建てたい」「井戸を通したい」など田舎ネタでボケつつ、「実家のリフォームに失敗して、壁がピカチュウぐらいの真っ黄色。沖縄の景観を乱しているので、優勝賞金を獲得して塗り直したい」とアピールした。
初代王者のゆりやんレトリィバァは、相変わらずの周囲をけむに巻くボケを連発。「はいー!」「まあね~」と欠席したやす子とぼる塾・田辺智加の決めゼリフを披露したり、ボディービルの大会に出場するものの、「プロから絞れていないとたたかれた」という肉体を披露。「ライバルは?」と問われると、「ココとココとココとココと!」大声で周囲を指さし、最後は記者に向かって「ココ!」と発言するなど、ゆりやんワールド全開だった。
あぁ~しらきは、5年ぶり2度目の決勝進出。「ようやく戻ってこれたという気持ちが強くて、全力でふざけたい。くだらないなって思いながら見てほしい! 期待しないでほしいですね」と自分の芸風を貫きたいとコメント。同じ組となった3組については、「私以外売れている人なので興奮します! ぞくぞくして楽しみです! 私のことを見たことないと思うので、茶の間の人たちをひっくり返したいです!」と意欲を燃やした。
2年連続の決勝進出となるエルフの荒川は「うれしいー!」と声を上げ、「去年は同期の天才ピアニストが優勝。今日はこうしてほかの方の様子を見て、それぞれの人生が集まったなって思いました。このブロックを勝ち抜けたら優勝できるんじゃないかな」と展望を口にし、はるは「去年は緊張が強かったけど、今年は優勝したい気持ちでネタをぶつけます」と力を込めた。
4人体制で初の決勝。酒寄希望が復帰してから初のテレビが決勝となるぼる塾は、電話でブロック決めの抽選に参加。あんりは「酒寄が復帰して初のテレビを優勝で飾れたら一番かっこいいと思います!」と張り切っていた。
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