増田貴久は浮所飛貴になめられている!?「ギフテッド」Season2会見でも変わらず名コンビぶりを披露2023/10/13
WOWOWで10月14日から放送・配信がスタートする「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ ギフテッド Season2」(土曜午後10:00)の完成披露試写会が行われ、主演のNEWS・増田貴久、共演の美 少年・浮所飛貴、小手伸也、泉里香、中山優馬、田辺誠一、高橋克典が登壇した。
「ギフテッド」の原作は、「金田一少年の事件簿」や「BLOODY MONDAY」など、数々の大ヒット作を生み出したミステリーの名手・天樹征丸氏の最新作。漫画は雨宮理真氏が手掛け、現在「なかよし」(講談社)で連載中だ。嫉心(しっしん)、復讐(ふくしゅう)、陰謀といったさまざまな人間模様が絡む殺人事件を、並外れた推理力や洞察力と論理的思考を持つ天才刑事・天草那月(増田)と殺人者に黒い影が視(み)える四鬼夕也(浮所)の“最強バディ”が解決していく、前代未聞の本格ミステリーとなっている。Season2は、9月30日に最終回を迎えた「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1」(フジテレビ系)の続編となる。
Season2では、那月の過去と、不可解な連続殺人事件の真相に迫るオリジナルストーリーが展開。新聞記者が路上で刺殺され、那月と⼣也は事件を捜査することに。次々と巻き起こる殺意なき惨殺――。その裏側に隠された国家を揺るがす陰謀に、2人が迫る。中山が殺人容疑をかけられる探偵・八雲穂積、田辺は失踪した那月の⽗・天草恒河を演じ、特命捜査チームの室⻑・神原勇作役を高橋が務める。また、警視庁捜査一課の刑事・鷲巣潔役の小手、同じく刑事・竜崎美都役の泉が、Season1に引き続き出演する。
完成披露試写会の前に行われたイベントに登壇した増田は、「並外れた推理力を持つ“イケメン天才刑事”を演じさせていただきました増田貴久です!」とあいさつをするが、すかさず浮所から「イケメンはごめんなさい、なくなっちゃっているんです! イケメンだけもうないです…」とツッコまれ、しらじらしく「イケメンはないんでしたっけ?」と言い、「並外れた推理力を持つ“天才刑事”を演じさせていただきました!」と言い直し、会場から笑いが起きた。
増田は、一足先にSeason2を見たそうで、「僕は小さな画面で見たので、大きな画面で見てからコメントしたいですね」と、会場のスクリーンで試写できる観客をうらやんだ。すると浮所が「小さい画面で見た時のコメントをお願いします!」とかぶせるも、増田はさらに「大きい画面で見たいな、映画みたいな作品だから。大きな画面で見てからコメントさせていただけたら…」と言い張る。これには司会者も困り「一応、答えていただけると…。内容はどうでしたか?」と聞き直すと、ようやく「WOWOWのドラマって映像が奇麗。周りの人が期待してくれていたのを超える映像になっていて『これがWOWOWのドラマか、すごいな!』と思う作品に仕上がっていてます」と、真面目に話し始めた。内容にも触れて「Season1は、1話完結のお話で全8話だったんですけど、Season2は全8話で一つのストーリーが完結するということで、本当に映画を1本見ているような、続きが早く見たくなるようなワクワクする作品でした! 僕も全部は見ていないので、本当に楽しみです」と、仕上がりに期待を寄せた。
続けて浮所が「Season1の最終話に描かれていたように、那月さんに協力してバディとしてこれからもしっかりやっていこうという意思が、夕也のように僕の中にもありました。Season2では那月と夕也のバディ感が増して、切磋琢磨(せっさたくま)しながら一つの事件に挑むというストーリーになっているので、Season1よりも心の距離感が近くなったなと感じています」と述べた。
「増田くんとは、クラインクインからゼロ距離」と感じている浮所だが、撮影現場で田辺から「増田くんと浮所くん、めっちゃ仲いいですね」と言われた時、増田は「たぶん俺のことなめているんですよ」と答えたというエピソードが披露され、さらに増田は「浮所くんが僕の移動車に来て『一緒に休憩していいですか?』って聞くから、しゃべりたいのかと思って『いいよー』って、乗せてあげたのに、一言もしゃべらないでケータイをいじったり、お弁当を食べたりしていた(笑)」と暴露。「距離感ゼロだと思っているのは浮所くんの一方通行ですから。僕は壁作っています」と本当か冗談か分からないコメントをし、バツが悪くなった浮所は「いやいや、本当に仲良くしていただいてありがたいです!」と苦笑。Season1の制作発表会見でもさく裂したように、今回も2人のボケ&ツッコミ合戦が止まらない。そんな中、増田は「でも本当に現場の空気を明るくしてくれるんです。ミステリーだったり、殺人事件を扱っていたりするので、少し重たい現場になるかなっていうところも、盛り上げてくれて楽しい現場でした。ちょっとやりすぎたところもありましたけど」とフォローもしていた。
そして、話題は、2人を取り巻くメンバーたちのエピソードに。まずは、Season1から引き続き出演している小手と泉にマイクが渡る。那月の同僚の竜崎を演じている泉は、「竜崎はすごく努力家な真面目な刑事なんですけど、私は、竜崎は那月と本当に相性がいいなって感じていて…。Season1で報告書を1人でずっと書かされるシーンで。『あとはよろしく』って那月が帰るんですけど、やっぱり那月がチョコレートを用意してくれて、いい関係性だなあと思いましたし、かわいかったです」と明かした。それを聞いた増田は「那月がいない警察署で、那月があげたチョコを竜崎が1人で食べたり、『もう、那月たら~』と、ちょっと怒りながらチョコを食べるシーンを見て、『(竜崎は那月を)絶対好きじゃーん!』と感じました」と言うも、次に泉に会った時にそのことを話したら「いや、好きとかではないと思う」とバッサリ切り捨てられたと笑った。
那月と竜崎の上司である警部・鷲巣役の小手は、Season2では那月の秘密を握っているキーパーソンということで「見どころを話すと全部ネタバレになっちゃう」と嘆きつつ、「鷲巣は、田辺さんが演じる那月の父親と元同僚の関係なんです。だから彼がなぜ失踪したのかを分かっていながら、那月を叱ったりしていたので、父親代わり的な存在なんです」と関係性を説明。加えて、Season2ではさまざまなことが分かってくるので、後半につれて那月と2人で腹を割って語り合うんです。Season1にはなかったシーンなので、ぜひ楽しんでほしいです」とアピールした。
次に、Season2から出演する3人が見どころを聞かれた。本作で重要な鍵を握り、那月と夕也の“最強バディ”と対峙(たいじ)する、“最強の敵”である探偵・八雲役を務めた中山は、「“闇の眼”という特殊な能力を持っている結構ハードルの高い役だなと思ったのですが、増田くんと浮所くん、先輩・後輩の両方をいじめられるのは最高だなと思いました(笑)。本番中は2人の顔をどうゆがませようかと考えながら演じていました」と悪い顔をした。すると増田が「浮所くんは役に入る瞬間だけ役になるタイプの、基本的に変な人なんですけど(笑)、優馬くんは役をつくっている状態でずっと現場にいたかな。だから、そんなに和気あいあいと、裏で話していた感じではないんですが、帰る時に『お疲れさま』とあいさつする時に『ちょっと服変じゃない?』と優馬くんに言ってました」と、先輩の目線から後輩をいじり、会場が爆笑の渦に。
一方の浮所は「優馬くんのことはお兄ちゃんだと思っています! 優馬くんとずっと話したいと思っていて、何から話そうか考えた結果『めっちゃイケメンですね』から入ったら仲良くなれました!」と喜んでいた。ところが中山は、いじられていると感じていたらしく、「一言目ですよ、めっちゃいじってるでしょ? 今日も、一言目に『あれからお変わりなくお元気ですか?』って言われたんですけど、1カ月も経ってないからね(笑)」と言い、首を傾げていた。
増田の情報によると、浮所は全員のことを「お兄ちゃん」と呼ぶそうで、「なんなら、克典さんにも初対面で言っているんです。彼は人たらしなので皆さん気を付けてください!」と、会場に向けて呼び掛けていた。すると浮所は「全員お兄ちゃんなんです! 泉さんのことは“姉貴”だと思っています」と明かし、さらに会場に来たファンにも手を広げて「皆さん、本当にめっちゃ会いたかったです。ずっと待ってました!」と、フレンドリーぶりを見せていた。
正義感の強い刑事だったが、ある事件をきっかけに失踪する那月の父・天草恒河役の田辺は、失踪後に那月と2年ぶりに電話で話すシーンを回顧して、「久しぶりに電話で話した後に、結構厳しいことを那月に言わなきゃいけないので、どんな雰囲気の父親にしようか考えていたら、那月が『お父さん』と呼び掛けてくれた声が優しくて温かかったので、そこから関係性つくっていきました」と役づくりの秘話を明かした。それに対して、増田も「仕事が忙しくてなかなか家に帰ってこないんだけど、お父さんの仕事がかっこいいと思った那月が、お父さんに褒められたことをきっかけに、自分の才能を伸ばして頑張って、警察官になりたいと思った。お父さんのことが大好きだけど、なんで失踪しているのか知らないので、那月の不安な気持ちと怒り、久しぶりに声を聞けて安心する感情とか、いろいろと想像を膨らませながら役づくりをしていきました」と真摯(しんし)に語った。
2006年放送の学園ドラマ「ガチバカ!」(TBS系)で増田と共演経験のある高橋は、17年ぶりの共演を喜び、「昔の担任の先生みたいな気分」と目を細める。増田も「克典さんが出てくれると聞いて『わー!』と、家の天井にぶつかるくらい喜びました」と、その時の様子を再現して飛び跳ねて見せた。今回は、那月と共に事件解明へと奔走する特命捜査チームの室長・神原勇作役ということで「今回は刑事同士。那月は非常に才能のある刑事で、僕の役もとてもできる人なんですよ。真面目な顔をして芝居するんですけど、増田くんは和み系じゃないですか。ふわっとしているんですよね。でも、ふわっとした雰囲気は封印している感じだったので、そっちに合わせようと決めて、湧き起こってくる気持ちを抑えながらやりました」と胸の内を告白した。
暑い夏の撮影現場で、壊れかけたゆるい動きの扇風機を使っていた増田に、見るに見かねた高橋がハンディーファンを3個プレゼントした話や、中山の服のセンスについて言及したり、浮所の食欲旺盛な一面を暴露するなど、本格ミステリー作品とはギャップのあるキャスト陣の側面が垣間見られたイベントは、最後に座長の増田があいさつをして終了。その後、完成披露試写会が始まり、観客が第1話を楽しんだ。
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