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市川実和子、ふせえり、坂田聡、えなりかずき、村上新悟、近藤芳正が「ブギウギ」に出演2023/09/20

市川実和子、ふせえり、坂田聡、えなりかずき、村上新悟、近藤芳正が「ブギウギ」に出演

 NHK総合ほかで10月2日にスタートする連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜午前8:00ほか)に、市川実和子、ふせえり、坂田聡、えなりかずき、村上新悟、近藤芳正が出演することが分かった。 

 趣里が主演を務める「ブギウギ」は、戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルに、その人生を再構築。満面の笑みと底抜けに明るいヒロイン・花田鈴子(趣里)が、多くの困難を乗り越え、歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく姿を紡ぐ物語だ。  

 市川、ふせ、坂田は、福来スズ子(花田鈴子)の東京での生活を取り巻く人々を演じ、えなり、村上、近藤がスズ子が率いる楽団の人々として登場する。 

 市川が務めるのは、作曲家・羽鳥善一(草彅剛)の妻・羽鳥麻里。音楽のことはよく分からないが、竹を割ったような性格で善一を支える。スズ子の良き相談相手となる人物だ。

 市川は「初めて台本を読んだ時、登場した羽鳥家はあまりにも自由でキラキラとまぶしく、『わあ、すてきな家族だなぁ』と目を細め、ため息をついてしまいました。麻里は柔軟な感覚の持ち主で、いわゆる常識からはみ出ていても、それを面白がることができる人。私もいつもこうあれたらと憧れてしまうような役柄で、演じられてとても光栄に思っています。初めての連続テレビ小説への出演、緊張しつつも、とっても楽しみにしております」と役柄への愛着と、初出演となる朝ドラ出演への思いを語っている。 

 そして、大阪の梅丸少女歌劇団(USK)の辛島一平(安井順平)から紹介され、スズ子が東京で住むことになる下宿屋の主人・小村チズ役をふせが担う。おしゃべり好きで明るい性格のチズは、子どもがいないため、スズ子を娘のように思う。

 ふせは「チズさんは、スズちゃんの東京のお母さんです。そんな気持ちで、チズさんを演じました。いよいよ、大阪から東京に出てきて、夢と希望にあふれてるスズちゃんですが、うまくいかないこともつらいこともたくさん待ちうけています。チズさんの下宿にスズちゃんが帰って来たら『お帰り』と声をかけ、おいしいご飯を食べる。また、明日から頑張る! そんな雰囲気を出せればと、監督・出演者・スタッフでシーンを作っていきました。下宿は、大変にぎやかですのでお楽しみに」と役づくりと現場の雰囲気を伝える。 

 坂田は、スズ子が行きつけにする下宿屋のそばにあるおでん屋台のおやじ・伝蔵役。一見頑固に見えるが、かわいらしい一面も持ち合わせるキャラクターだ。

 坂田は「物語の本筋に関わることはありませんが、屋台にやって来るヒロイン・スズ子や登場人物たちを、時にはぶっきらぼうに、時には優しく、おでんの湯気越しに見つめています。まさか自分が朝ドラに出られるとは夢のようです。丁寧に演じようと思います」と意気込む。

 そして、「福来スズ子とその楽団」の最年少メンバーで、ピアノとアコーディオン担当の二村役をえなり。辛島から紹介された、自称“腕利き”マネジャー・五木ひろき役を村上。大阪にある日本随一の演芸会社「村山興業」の御曹司・村山愛助(水上恒司)の紹介でやって来た楽団のマネジャー候補で、村山興業の元やり手社員・山下達夫役を近藤が演じる。

 えなりは「趣里さん演じる福来スズ子さんを、日米開戦前から楽団員としてサポートさせていただきます! 暗たんたる時代を明るくたくましく生きていく福来スズ子の姿に役柄としても、自分自身としても勇気をもらいました」と報告。 

 村上は「このたび念願かない『朝ドラ』初出演、そして何よりも『ブギウギ』という魅力的な作品の一員になることができ、大変うれしく思っております。 今回演じる役はザックリ言うと、『五木です。ひろきです。五木ひろきです』。どんな人物かは登場をお楽しみに! 趣里さんを筆頭にチーム一丸となって奏でる独創的なハーモニー。皆さまの心が『ズキズキ・ワクワク』する時間をお届けできるよう魂を込めて、感謝を込めて演じさせていただきます!」と朝ドラへの出演を喜び、気合十分で作品に臨む。 

 近藤も「『ブギウギ』!! ウキウキするようなすてきな題名。そしてヒロインは趣里ちゃん!! 制作発表された時から、ずっと気になっていました! いつ来るのかなぁ、いつ来るのかなぁと、オファー待ちをしていたので、出演できてめちゃうれしいです!!」と心を躍らせ、「趣里ちゃんの小柄ながら、絶大なるパワーに引っ張られながら、視聴者の方が、毎朝『ブギウギ』でウキウキになれるように、尽くしたいです!!」と張り切っている。 

 作品を手掛ける制作統括の福岡利武氏は、今回発表となったキャストについて「東京に行ってもスズ子の周りはにぎやかで、個性あふれる方々ばかりです! 作曲家・羽鳥善一の妻・麻里は市川実和子さんにお願いしました。市川さんの明るく、でも心(しん)の通ったたたまいが羽鳥家のすてきな雰囲気をつくってくれています。東京のスズ子の母のような存在になるチズさんは、カラッと明るく、でも、スズ子の悩みをしっかり受け止めてくれる役です。ふせさんはさすがの芝居巧者ぶりで、とてもにぎやかな下宿を作り上げていただきました! 屋台のおやじ・伝蔵は、坂田さんに出演いただきました。頑固とかわいらしさの間の絶妙な芝居が見どころです」と表す。 

 さらに、「スズ子が自ら作る楽団も大変心強い方々ばかりです。ピアノとアコーディオン担当の二村役はえなりかずきさん。演技ももちろん素晴らしいですし、毎日のように稽古していただいたピアノとアコーディオンにも注目してください! マネジャーの五木役は村上新悟さん。大河ドラマは常連ですが、朝ドラは初出演。できる男なのか、そうでないのか? いいヤツなのか、どうなのか? どことなくかもし出される怪しさをうまく表現していただいています。愛助を子ども時代から見守り、スズ子と愛助の若い2人を支えていく山下達夫役は近藤芳正さんです。近藤さんからにじみ出す、優しさと時折見せてくれる厳しさがドラマに深みを与えていただいています。『ブギウギ』放送開始まであと2週間です。楽しみにお待ちください!」と、それぞれの役柄と魅力について触れている。 


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