鈴木亮平主演「下剋上球児」の球児キャストに中沢元紀、兵頭功海、伊藤あさひ、菅生新樹ら12人が決定!2023/09/19
鈴木亮平が主演を務め、TBS系で10月にスタートする連続ドラマ「下剋上球児」(日曜午後9:00、開始日未定)。このほど、物語の核となり、作品を盛り上げる野球部の球児キャストが発表となった。
「下剋上球児」は、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリーム・ヒューマン・エンターテインメント。鈴木は、三重県立越山高校に赴任して3年目の社会科教員で、廃部寸前の弱小野球部の顧問を担当することになる主人公・南雲脩司を演じる。
そして、南雲が顧問を務めることになる弱小野球部の球児キャストが決定。甲子園出場経験者や大人気YouTuber、歌謡歌手、注目の若手俳優など、さまざまなジャンルから多数の応募があり、約半年間にわたって“演技”と“野球の実技”オーディションが行われた。このオーディションの模様はU-NEXTで独占配信されており、#6の中で合格者12人が発表された。
地元の大地主・犬塚樹生(小日向文世)の孫で、名門クラブチームの元エース・犬塚翔を演じるのは、現在放送中の「埼玉のホスト」(TBSほか)に出演している中沢元紀。根室柚希(山下美月)の弟で、臆病な性格の根室知廣役は兵頭功海。福岡県の野球強豪校出身でオーディション時から大いに存在感を発揮していた兵頭は「ゼクシィ」CMボーイを務め、7月期の「CODE-願いの代償-」(日本テレビ系)に続いて2クール連続の連ドラ出演となる。
野球初心者で、中学校では将棋部に所属していた椿谷真倫役は伊藤あさひ。TBSの連ドラ出演は「村井の恋」以来約1年ぶりとなる。また、野球部のキャプテンである兄を持つ日沖壮磨役は、TBSドラマ初出演となる小林虎之介。野球の実力はありながらくすぶっている壮磨とキャプテンの兄との関係性にも注目だ。
さらに、中学時代は陸上部で大会記録を持つほどの俊足を誇る久我原篤史に扮(ふん)するのは、7月期の「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)に続いて2クール連続の連ドラレギュラー出演となる橘優輝。世界で活躍するトップアスリートを育成するアメリカのIMGアカデミー出身で、オーディション時に高い身体能力を見せ、審査員たちを驚かせていた1人だ。
そして、久我原と同じ中学出身で、野球の実力はあるがマイペースな問題児の楡伸次郎役を、高校野球の名門・青森山田高校出身で甲子園出場経験を持つ生田俊平が担う。
3年生で野球部のキャプテンを務める日沖誠を演じるのは、昨年6月に俳優として活動を開始し、ドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系)や主演を務めた「凋落ゲーム」(フジテレビ)、CMなどで着実に実績を積んでいる菅生新樹。部員が誰も部活に来なくなった後も、「1年が入ればまた野球ができる」と信じ、1人で黙々と練習を続けるキャラクターだ。
そんな日沖を横目に練習に行かなくなり、幽霊部員となってしまった長谷川幹太を演じるのは、名優・財津一郎の孫でドラマや舞台、CMなどで精力的に活動している財津優太郎。同じく幽霊部員になってしまったお調子者の藤本大牙を、名門・作新学院野球部出身で、TikTokのあるある動画などでも注目を集める鈴木敦也が担当する。
2年生役として、野球は好きだが周りに流されやすく、ほかの部員が練習に来なくなるのを見て自分も幽霊部員になってしまった富嶋雄也を演じるのは、高校野球の強豪・日大鶴ケ丘高校出身で、映画「ラーゲリより愛を込めて」や「シコふんじゃった!」など多数の映画やドラマに出演する福松凜。先輩が引退し人数が減ったせいで試合ができなくなり、富嶋と同じく幽霊部員になってしまったお調子者で子どもっぽい性格の野原舜を演じるのは、2018~19年放送の「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系)で主演を務めた奥野壮。野原と仲が良く、野原が部活に行かなくなったことがきっかけで同じく幽霊部員になってしまった紅岡祥悟を「集団左遷!!」(TBS系)以来約4年ぶりの「日曜劇場」への出演となる絃瀬聡一が演じる。
物語の鍵を握る越山高校野球部の球児たちは、どのようなドラマを生み出すのか。厳しいオーディションを勝ち抜いた精鋭がどんな姿を見せるのか期待が高まる。
作品を手掛ける新井順子プロデューサは「『野球にうそがないドラマにしよう』と昨年の12月から球児キャストのオーディション募集を始めて、演技はもちろんのこと野球の実技もしっかりと行うオーディションを決行しました。オーディション中、彼らには伝えていませんでしたが、当初から“野球が上手ではない”というキャラクターもいて、野球の技量がある子だけでなく、技量はないけど必死に練習し食らいついてくるのは誰なのか? 周囲を引っ張っていく子はどの子なのか?など、オーディション中だけではなく、控室や待ち時間での姿を観察してきました。長期間のオーディションということもあって、1次審査では評価が低かった子が、練習会や実技審査を経てとても魅力的な顔立ちになったりと、驚かされることもたくさんありました」と、長期間におよんだオーディション期間を振り返る。
そして、「今回参加してくれたキャストさんは、本当に真剣にオーディションに取り組んでいただき感謝しかありません。全員を合格させたい気持ちにかられましたが、悩みに悩んで12人を選びました。決定後には脚本の奥寺さんとキャスト一人一人と打ち合わせをさせていただき、キャラクターをどう膨らませようかと考えました。登場するキャラクターは、半分“役”、半分“本人”のような感じになっているかもしれません(笑)」とコメント。
加えて、「オーディションを経て、クランクインまでの3カ月間練習を共にしてきたおかげで、クランクイン前から結束力は強く燃えたぎっています! 鈴木亮平さん、黒木華さんも先生のように接してくれて本当の学校のようです」と現場の雰囲気を伝え、「彼らが視聴者の皆さんにどう映るのか、今からとても楽しみです。この作品で自分が演じるキャラクターを魅力的にし、さらに視聴者に愛されるキャラクターに育てていってほしいです。そして彼らが『下剋上球児』で学び、感じたものを生かして、大きく羽ばたいていってくれることを期待しています」と、球児役を演じる俳優たちの飛躍を願っている。
第1話。2016年3月。三重県立越山高校では、生徒や保護者からの人望も厚い社会科教師・南雲が、次年度から野球部の顧問兼監督に打診されていた。しかし、肝心の野球部は、1人の部員を除いてやる気のない幽霊部員ばかり。さらに、南雲は妻・美香(井川遥)と2人の子どもとの家庭での時間を大事にしたいと思っており、顧問への就任を頑なに拒んでいた。
そんな中、家庭科担当の教師・山住香南子(黒木)が越山高校へ赴任してくる。南雲と一緒に野球部を強くしたいとやる気満々の山住は、スポーツで実力がある中学生たちを受験前から勧誘。地元の有力者・犬塚の孫で名門クラブチームのエースだった翔(中沢元紀)も強豪校への受験に失敗して、越山高に入学してくることに。なし崩し的に野球部の手伝いをしていくうちに、穏やかだった南雲の生活が大きく変わっていく。
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