「時をかけるな、恋人たち」伊藤万理華、じろう、石田剛太が“超クセ強”の未来人。西垣匠は“超罪作り”な男子に2023/09/14
伊藤万理華、シソンヌ・じろう、石田剛太が、フジテレビ系で10月10日にスタートする火ドラ★イレブン「時をかけるな、恋人たち」（火曜午後11：00＝関西テレビ制作）に出演することが分かった。吉岡里帆と永山瑛太の共演による時空を超えたSFラブコメディーで、時をかけてくる恋人たちを取り締まる“超クセ強”未来人タイムパトロール隊のメンバーを演じる。また、現代で主人公の恋心をざわつかせる“超罪作り”な後輩役に、西垣匠が決定した。
「時をかけるな、恋人たち」は、タイムトラベルと恋を掛け合わせた“今”を大切にしたくなる新感覚のSFラブコメディー。劇団「ヨーロッパ企画」の主宰・上田誠氏が脚本を担当する“タイムパトロールのお仕事もの”ד時空を超えたラブストーリー”のオリジナル作品だ。令和の時代に広告代理店でアートディレクターとして働く常盤廻（吉岡）は、未来からやって来たタイムパトロール隊員・井浦翔（永山）と出会い、特命を受けて一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることになり、次第に時を超えたロミオとジュリエットばりの禁断の物語が始まる。
伊藤、じろう、石田の3人は、廻＆翔と一緒にタイムトラベラーを取り締まる未来人。ポーカーフェイスで淡々と業務をこなすパトロール基地のオペレーター・天野りおんを演じる伊藤は「実は天野もかなり秘めています。後半にかけて、吉岡さんが演じる廻をきっかけに、どんどん表情の変化があって、心がいろいろな意味で揺らいで開かれていきます。ポーカーフェイスといえど、実はすごく素直っていうイメージの役」と役柄を分析し、「なるべく心身を落ち着かせて、ただ声のトーンを下げるだけではなく、あまり目に力が入っていない感じがするように、試行錯誤しています。天野が、隊員をピシッと締めるシーンもあるので、そこの説得力を出すのは大変な部分でもあります」と、入念に役づくりをしている様子。
タイムパトロール隊のメカニック担当・八丁堀惣介役に起用されたじろうは、八丁堀について「昭和っぽい人な感じがします」とし、演じる上で心掛けているのは「違和感なくその空間に居ること」と話す。そして、上田氏の脚本には「とても整っています。美しいです」と絶賛。隊長の和井内秀峰に扮（ふん）する石田は、「隊長っぽくない隊長だなと台本を読んだ時に思いました。瑛太さんの演じる翔に、ちょっとなめられております（笑）。じろうさんが演じる八丁堀にもなめられています（笑）。控室での実際の関係性みたいなものが、そのまま出ていると思います（笑）」と言って笑いを誘った。ヨーロッパ企画に在籍していることもあり「1話から5話までは、時をかけてくる恋人たちと僕たちとの関わりが本当に面白いんですけど、実は5話以降からが本当の始まりで、伏線をガンガン回収していって、どんどん面白くなる作品ですね。時間ものや伏線回収は、上田さんの本領発揮で、腕をぶん回してやってるなっていう感じがして、『いいぞいいぞ！ やれやれ！』という感じで思っています」と裏話も披露した。
そして、現代の令和で廻の恋心をざわつかせる“超罪作り”な後輩・広瀬航役に抜てきされた西垣は、「演じる広瀬はふらふらしていますが、愛嬌（あいきょう）でごまかしている男（笑）。好きな人に対して真っすぐでいることを心掛けて演じています」と笑顔で語り、「吉岡さんも瑛太さんもとても気さくな方で、話しかけてくださいます。吉岡さんは、仕事からプライベートまでいろいろな相談に乗ってくれるお姉さんという感じです」と2人ともすっかり打ち解けているようだ。
7月末から始まった撮影現場の雰囲気については、「瑛太さんがカードゲームを持ってきてくださって、少しの空いた時間でも皆で遊んだり、じろうさんもシールのストラップをくださったり、皆さんで謎の物々交換をしだして…（笑）。そういうことで心を開いていく感じが、めちゃくちゃチームっぽい」（伊藤）、「カメラを回す前にやる段取りで、瑛太さんが思いもしない行動をしたんですよね。僕に殴りかかってきたのでびっくりして、お芝居吹っ飛んだんですけど、瑛太さんから『お芝居って自由でしょ』と言われて、『ホントにそうだよな』と。瑛太さんが仕掛けをたくさんしてきてくれるんですよね」（石田）とそれぞれ振り返った。さらに、学生時代に日本代表に選ばれるほどのフェンシングの腕前である西垣からは「瑛太さんが日傘を剣に見立てて、『フェンシング教えてよ』と言ってくださったので、フェンシング講座を開きました（笑）」と、永山の人柄を感じさせるエピソードが飛び出した。
ドラマの見どころに関しては、「“SF・恋愛・時を超えた物語”というコンセプトはありますが、それ以上に“新しい”ドラマだと思います。大人も子供も楽しめて、あの時こうだった…。と伏線回収の目線でも楽しめるし、いろいろな見方をして、いろいろな角度で何周もして見たくなるドラマになっていると思います。あの時の表情は、『この伏線があったからの反応だったんだ…』とか、それぞれの“実は××”という瞬間を目撃してほしいです」（伊藤）、「毎話笑って泣けるすてきな作品になっています。伏線まみれなので、1話から絶対に見ていただきたいです！ 広瀬も、後半波乱を起こしますので、ぜひお楽しみに！」（西垣）、「1秒たりとも見逃せないタイムトラベルもの、超展開の恋愛ドラマになっておりますので、マジで1秒たりとも見逃さないように見てほしいです。いろいろなところに伏線が隠れていますし、瞬きなしで見てもらいたいなと思います！」（石田）、「すてきなお話です。汚れた心が嫌いになりますよ」（じろう）と、全員が熱いメッセージを寄せた。
なお、現代の廻が務める会社の受付・梓若菜役に田中真琴、未来のタイムパトロール隊の少年課に所属する翔のフィアンセ・リリリー役で夏子が出演するほか、毎回、時をかけてくる恋人たちの役で豪華ゲストも登場するなど、“タイムトラベル”と“恋”を掛け合わせた、“今”を大切にしたくなる「時をかけるな、恋人たち」に、より一層期待が高まる。
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